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輝くばかりの磯釣りの若者がいる。
数々の磯釣り選手権の覇者・・・平和卓也。まさに荒磯の若武者だ。
彼の釣りスタイルには感動を覚える。
釣りを始める時、大海原に向かって「よろしくお願いします!」と一礼する。
「おはようございます! きょう一日よろしくおねがいします!」と海に挨拶をする。
磯を去る時は「きょう一日ありがとうございました!」と海に向かってお礼を言う。
この姿には、何か礼節をわきまえた剣の試合を彷彿させるものがある。
潮を読み、海に対しては謙虚に、釣れた魚にはお礼を言う。
彼の釣りスタイルほど爽やかな喜びが溢れている磯釣りはないなあ、と思う。
海の爽やかさをそのまま持った若武者という感じがする。
こんな素晴らしい若者がいる限り日本の将来は明るいなあ、と思わせてくれるような若武者だ。
それにしても釣り人の世界は素晴らしいなあと思う。
一流の釣り師、アングラーと呼ばれる人達には、その釣りスタイルに何か感動させられるものがある。
何なんだろうなあと考えてみるのだが、ようするに大自然と向き合って、心底釣りを楽しんでいることなんだろうなあと思う。
一言でいえば、釣りが好きで好きでたまらないという姿勢なんだろうなあと思う。
その上で、平和卓也の釣りは緻密な思考と読みと判断がある。
ともかく素晴らしいのだ。
彼が磯に立って竿を振っている姿は、なぜか輝いて見える。