![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/c1/f84355be951aa808cdef5a8051074aa6.jpg)
靖国参拝後の安倍総理と側近の政治家達を見ていると、これらの戦後生まれの「お坊ちゃん政治家達」は、おそらく太平洋戦争と<国家神道>を知らないのだろうなあと思えてしようがない。
中国・韓国に加えアメリカまでが安倍総理に「失望した」とコメントするには、それなりの理由がある。
アメリカ議会が「ストロングナショナリスト~極右国粋主義者」として安倍を危険人物としているのにも理由がある。
アメリカが太平洋戦争において「日本国家神道・軍国主義ファシズム」と戦い抜いた合言葉は「リメンバー・パールハーバー」だった。
アメリカは今も「軍国主義ファシズム日本」の「真珠湾攻撃」を忘れてはいないだろう。
太平洋戦争は本質的に見ると「国家神道・軍国主義ファシズム」と「自由民主主義」の対決であった。
そして戦勝国アメリカは「国家神道」を解体して日本に「自由民主主義」をもたらした。
なぜなら日本国を「軍国主義ファシズム」に暴走させ「太平洋戦争」に突入させた元凶は「国家神道」だったからである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E7%…E%E9%81%93
「国家神道」は政治・宗教・教育を一体のものとした政教一致の「国教」であった。
そのシンボルが[靖国神社」だった。
終戦後、アメリカは「天皇の戦犯訴追」と「国家神道解体」「靖国神社一掃」を考えていた。
しかし「天皇人間宣言」により天皇は「国民の象徴」となり「現人神」ではなくなったため「戦犯訴追」から免れることになった。
そして「国家神道」は解体され「政教一致」は解消され、歴史上始めて日本に「自由民主主義」がもたらされた。
この歴史と経緯を知っていたならば、一国の総理総裁が「国家神道」のシンボルである「靖国神社」に参拝することなど、とうてい考えられない。
この歴史と経緯を忘れ去っている現在の日本国民も愚かであるといえる。
しかしアメリカは「パールハーバー・真珠湾」を忘れてはいない。
中国・韓国も「日本軍国主義ファシズム」による侵略を忘れてはいない。
世界中で、これを忘れているのが「安倍総理」と「靖国参拝国会議員」達だ。
戦争を知らない世代が増えてきた現在、総ての日本国民が「国家神道」の実体を知る必要があると思う。
日本国と日本国民300万人を悲惨な「天皇陛下万歳玉砕」「神風特攻」「空襲と原爆投下」による死に追いやった元凶は「国家神道」でありそのシンボルが「靖国神社」であったことを思い出す必要があると思う。
http://www.geocities.jp/shougen60/kokkasinto.html
これを忘れた安倍総理は「日本国民の恥」といってもよいと考える。
この愚総裁ほど、歴史に無知な総理もいないと思う。
世界の中で「太平洋戦争と国家神道」に一番無知なのが、わが安倍総理だといえると思う。
平和憲法改正を目論み、戦争のできる国、国家神道への退行を目論む極右ナショナリスト安倍に、アメリカが「失望」を表明するのももっともだと思える。