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地球が生命と人類を育んだのかというと、それは偶然の環境要因の結果と言える。
人類の意思とは無関係に地球は荒々しい活動を続けている。
そんな地球上に繁殖したバクテリアが人類と云っても過言ではないと思う。
地球の活動は何十万年~何億年単位で見なければならない。
現在の人類の繁栄?はここ数千年のことに過ぎない。
地球の年齢からすると瞬間に過ぎない短い期間だ。
現在の大陸が形成されたのは2億年前。超大陸「パンゲア」のプレート移動が現在の大陸の状態を作っていることが分ってきた。
地球の超巨大火山噴火、破壊的噴火による大陸の陥没もあったと見られている。
次に超大陸が出現することも明らかになりつつある。もちろん何億年単位の話らしいが。
地球は恐らく意思を持たないと考えられるが、人類の自殺的行為によって、あたかも「地球が人類を排除し始めた」ような状況が生まれつつある。
人類の「経済活動」は21世紀中に生物の大絶滅を引き起こす可能性が高くなってきたと思われる。
人類の経済活動は地球的規模で見ると、明らかに馬鹿げたものといえる。
化石燃料の消費による温暖化はもう歯止めが効かないところまできてしまった。
今世紀中に地球の平均気温が5℃上昇すると見られているが、そうなると深海に眠る30兆トンにのぼるメタンハイドレートが爆発蒸発することがシュミレーションされている。
メタンガスの温室効果はCO2の比ではないので、さらに5℃の気温上昇が起こりトータル10℃の気温上昇となる。
これは2億5000万年前のペルム期末に起きた、地球最大の生物絶滅時と同じ状況となる。
現在の経済活動が続けば、この状況が起こるのは科学者のシュミレーションからみてほぼ間違いないと思われる。
それまでに超巨大台風の襲来は当然ながら、大地震、巨大津波も予想される。
人類の自殺行為の典型は「大都市集中」と「地下開発」であろうと思う。
人口の100万都市、1000万都市の壊滅が起こりうるからまさに「集団自殺」を人類が自ら選んでいることになる。
科学者達は地球の歴史から「確実に起こる災害」に対する警告を発し続けているが、政治家も経済人も耳をかそうとしない。
このまま愚かな経済活動が続けば、地球に繁殖したバクテリア同然の人類は確実に一掃されることになるだろうと思われる。
最近になって1万年以上前にも高度な文明が存在していた事実が確認されるようになってきた。
さらに数億年前にも高度な文明が存在した可能性が指摘され始めている。
これらの超古代文明を壊滅させたのは、地球の火山活動、プレート地震、大陸形成、大陸陥没、小惑星・隕石衝突、ガンマ線バースト・・・など数え切れない自然現象であったことが明らかになりつつある。
ペルム期末の大絶滅は数百万年をかけての気温上昇だったことが分っている。
しかし現代の温暖化気温上昇はここ100年ばかりの人類の経済活動によっている。
この恐ろしさを科学者は必死に警告し続けている。
人類による愚かな経済活動の結果、地球が人類文明を一掃することになるだろうということは、おおかた予想されることであろうと思う。