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日本の正史とされる「古事記」「日本書紀」は非常に疑わしい歴史書であるといえる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BA%8B%E8%A8%98
ことに「国生み神話」~「建国神話」は非常に疑わしい。
荒唐無稽であり「創作童話」とあまり変わらない。
古事記は「712年(和銅5年)に太朝臣安萬侶(おほのあそみやすまろ)(太安万侶とも表記)が編纂し、元明天皇に献上された。」とされている。
しかもその内容は稗田阿礼という記憶力のよい28歳の舎人の口承を太安万侶が筆記したものであるという。
しかも、その編纂には4ヶ月しかかかっていない。
ここに重大な疑惑がある。
そもそも、国家の歴史書編纂という大事業を一人の口承の筆記にまかせるということが有り得るだろうか。
これは、常識的にまずありえない。だとするならばどういうことか。
考えられるの元明天皇以前の歴史を編纂者の都合のよいように改竄して作り上げたものということになる。
太安万侶は実在したことが分かっているが稗田阿礼が誰か、また実在したのかは分かっていない。
それは分かるはずがないからだ。
そもそも稗田阿礼というのは個人名ではない。
稗田阿礼とはどこにでもいる「貧乏生まれ」のことを指す。
であればなおのこと、そんな人物の口承をもとに一国の歴史書を編纂することがありうるか。
それは絶対、といっていいほど有りえないと言える。
つまり「国生み神話」から「建国神話」さらに元明天皇までの歴史を都合よく改竄したい権力者がいたということが想像される。
それは誰なのか。
古事記・日本書紀編纂の中心にいた人物で、その当時28歳の賢明な舎人というと、おのずと正体は分かる。
そして古事記・日本書紀が「誰のために、どういう目的で」書かれたのかも自ずと分かる。
この研究は京都芸術大学の元学長・梅原猛先生ほかの歴史研究者が既に明快な答えを出されている。