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先日木曜日の午前中は、播州城山流しの笛指南所 にて、個人お稽古。
しの笛の個人お稽古をしているのは、今のところ自宅の、播州城山流しの笛指南所だけ。
あとの数会場は全部、グループお稽古の教室だ。
グループお稽古は、仲間と合奏を楽しむことを目的にお稽古を進めている。
個人お稽古は、個人の進度に合わせて、かなり高度な演奏のお稽古もするし、初心者の人には じっくり基礎を身につけてもらうお稽古もする。
要するに各自の技量や、好みに応じて、変化のあるお稽古をするのが、個人お稽古だ。
この日は、桜の時期はようやく過ぎたが、少し高度な曲を取り上げてみた。
「桜夢幻(城山如水作曲)」は 一章~花宵 二章~花想 三章~恋夢 の三章からなる曲。
緩急緩 の三部構成をとる。このうちの、一章~花宵 を取り上げた。
花宵 は題名どおり、夜桜の幻想的な風情を歌う。
ぼんやりと闇から浮き出るような花明りは、何か異次元的な不思議な趣もある。
曲は現代音楽風な音使いによっている。ゆったりとした中に、物憂げで妖しげな雰囲気も漂う。
変化音による楽句、花びらが舞落ちるような速い楽句があり、しの笛の曲としては、演奏技量が必要な曲だ。
桜の季節は終わったが、名残りを惜しむように、この曲をお稽古に取り上げた。
播州城山流・城山如水しの笛指南所
火、木、土曜日 月2回 個人お稽古
入会随時受け付け
姫路市鍵町18
tel/fax 079-223-3275
http://sinobue.blog.so-net.ne.jp/