安倍晋三さんの悲願は「憲法改正」「自主憲法制定」をして政治史に名を残すことだろうと思う。
だから、安倍さんの総ての政策はこの一点を目指していると見ると分かりやすい。
「原発はコントロール下にある」といった嘘の発言によるオリンピック招致。
派手な外遊と外交。それなのに「靖国参拝」ですべてをぶち壊しにしている。
「アベノミクス」というこれまた派手な「カジノ資本主義」「ギャンブル経済」で株価を吊り上げ、円高を円安に転換した。
「憲法改正」が悲願の安倍さんにとっては、これらの政策は、実はそれほど重要ではないはずなのだ。
何が重要かというと「国民の支持を得る」というこの一点だけだ。
それも「憲法改正」の為に。
したがって、安倍さんがこのたびの解散で考えていることは「政権の延命」のみであろうと思う。
そして長期政権を確立して「憲法を改正」で政治史に名を残す。
安倍晋三さんという政治家は「二枚舌」「嘘つき」というイメージがぬぐえない。
事実、公約した政策を実行してきたか?
そうではなく、公約にはない「憲法改正」「特定秘密保護法案」「原発再稼動」を推進してきた。
国民生活を第一に考えるならもっと真剣に経済政策に取り組むべきだった。
ところが「ギャンブル的経済政策」である「アベノミクス」を打ち出したために、国民生活がにっちもさっちも行かなくなっている。
安倍さんが「アベノミクス」の信を国民に問うと叫んでいるのは演技で、本心は政権延命による「憲法改正」をにらんでいるのだろうと思う。