健康体操たまて箱

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【今日の話】 

2011年04月26日 | 日記

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1%もある

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言葉が人を運命を変える、元気のでるお話です。

▼1986年、大学院生だった大谷貴子さんは

突然白血病の宣告を受けました。

骨髄の型が適合し、移植が可能になるのは兄弟で25%、他人では数千分の1。

必死の骨髄提供者探しの末、奇跡的に母親と適合。

しかし、病状はもはやかなり悪化していて、

7人の医師団のうち1人は、手術が成功する可能性は1%と言い、

残る6人の医師は、移植しても助からないと反対しました。

▼この絶望的な数字に、両親はうつむきました。

そのとき、意識がもうろうとしていた大谷さんに代わって、

お姉さんが、医師団に向かって大阪弁でこう言い切ったのです。

「1%もあるやん。ゼロと1なら、1%に賭けてください」

このお姉さん一言が、大谷さんの命をつなぎとめます。

可能性が1%と言われたとき、99%ダメだと考えてあきらめるか、

その1%に希望を見出すのか。

考え方一つで、人生は変わっていきます。

大谷さんは、1%の可能性に賭けて生きようとしました。

▼1%に賭けた大谷さんの移植手術は、成功しました。

退院すると大谷さんは、「もらった命」で骨髄バンク創設のために、

必死で署名運動に取り組みます。集まった署名の数は120万超。

1989年、日本初の骨髄バンクを名古屋で設立。

その後も精力的に活動を続け、現在、大谷さんは、

全国骨髄バンク推進連絡協議会会長として
 
「誰もが移植を受けられる」ために身を挺して活動中です。

※世の中はすべて考え方一つ。無いものを探すのではなく、

今有るものに感謝しましょう~