タイガースに金本新監督が誕生しました。
ぼくらファンのあいだではもう、今シーズンが始まってまだ間なしのころから、金本さんが監督になってくれたらいいのになあ、って話し合っていたんです。
でもまあ、阪神球団の経営陣(フロント)には、そんな大胆な手は打てないだろうから、これはただの夢で終わってしまうね、って。
ところが、球団はその夢の手を打ったのです。
びっくりしました。
阪神球団もなかなかやるじゃないですか。
すぐのリーグ優勝はむりだとしても、金本監督になると、ひとつひとつのゲームがきっとおもしろくなるでしょう。
ここのところ、真弓監督にしても和田監督にしても、試合運びにワクワクするようなものがほとんどありませんでした。
いつも後手後手に回ってしまって、結局は場当たり的な作戦(それじゃ実際のところ作戦とはいえませんが)に追い込まれてしまうのです。
どの試合も監督のやりたいことがファンにはサッパリわからないまま終わってしまう、その繰り返しの夜々でした。
腹を切る覚悟をしてもこうやりたい、というような強い意志が、たぶん監督のほうにもともとなかったのでしょう。
金本監督はおそらくその辺ははっきりしていて、早晩くっきりと金本野球を打ち出してくれるのではないかと思います。
理想の野球がシーズン始めからそううまくいくとは思いませんが、一試合一試合がしっかりと方向を定めて戦われれば、航路をあやまたずに飛ぶ渡り鳥の群れさながらに、美しい飛行が夜ごと甲子園に現われることでしょう。
そのような美しい野球を見ることができたなら、多くのファンがゲームをもっと深く理解するようになりますし、心からの喝さいを送るだろうと思います。
それに金本さんのキャラクターで甲子園球場が明るくなること、これはもう請け合ってもかまいません。
和田さんはどちらかというと球場に暗い空気を誘いこんでいたように思います。
一塁に出れば決まってバント、それでなければライトへ短打。
これではどうも、スタンドは窮屈でしかたがありません。
金本さんには身についた花がありますが、ゲームにもきっと花が匂うでしょう。
それにつられて、選手たちもきっとそれぞれの花を咲かせることになるでしょう。
さて、ファン仲間のそのときの話では、金本監督と、それから矢野ヘッドコーチ、下柳ピッチングコーチがベンチワークの理想の陣容だ、ということになりました。
タイガースを優勝に導いた三人組をずらり作戦本部に並べようというわけです。
三人がヒーローになってお立ち台にそろって立った、あの甲子園の興奮の夜を熱く語りながらのことでした。
でも、実際に金本監督が誕生した今は、この陣容はちょっとムード先行に過ぎるかな、という気がしていないでもありません。
そこは金本監督がじっくりと考えて、チーム再建へ堅実なスタッフを練っていかれることでしょう。
その上で三人の顔がベンチに並ぶようなことになるのなら、もうそれ以上の幸福はないですが。
ぼくらファンのあいだではもう、今シーズンが始まってまだ間なしのころから、金本さんが監督になってくれたらいいのになあ、って話し合っていたんです。
でもまあ、阪神球団の経営陣(フロント)には、そんな大胆な手は打てないだろうから、これはただの夢で終わってしまうね、って。
ところが、球団はその夢の手を打ったのです。
びっくりしました。
阪神球団もなかなかやるじゃないですか。
すぐのリーグ優勝はむりだとしても、金本監督になると、ひとつひとつのゲームがきっとおもしろくなるでしょう。
ここのところ、真弓監督にしても和田監督にしても、試合運びにワクワクするようなものがほとんどありませんでした。
いつも後手後手に回ってしまって、結局は場当たり的な作戦(それじゃ実際のところ作戦とはいえませんが)に追い込まれてしまうのです。
どの試合も監督のやりたいことがファンにはサッパリわからないまま終わってしまう、その繰り返しの夜々でした。
腹を切る覚悟をしてもこうやりたい、というような強い意志が、たぶん監督のほうにもともとなかったのでしょう。
金本監督はおそらくその辺ははっきりしていて、早晩くっきりと金本野球を打ち出してくれるのではないかと思います。
理想の野球がシーズン始めからそううまくいくとは思いませんが、一試合一試合がしっかりと方向を定めて戦われれば、航路をあやまたずに飛ぶ渡り鳥の群れさながらに、美しい飛行が夜ごと甲子園に現われることでしょう。
そのような美しい野球を見ることができたなら、多くのファンがゲームをもっと深く理解するようになりますし、心からの喝さいを送るだろうと思います。
それに金本さんのキャラクターで甲子園球場が明るくなること、これはもう請け合ってもかまいません。
和田さんはどちらかというと球場に暗い空気を誘いこんでいたように思います。
一塁に出れば決まってバント、それでなければライトへ短打。
これではどうも、スタンドは窮屈でしかたがありません。
金本さんには身についた花がありますが、ゲームにもきっと花が匂うでしょう。
それにつられて、選手たちもきっとそれぞれの花を咲かせることになるでしょう。
さて、ファン仲間のそのときの話では、金本監督と、それから矢野ヘッドコーチ、下柳ピッチングコーチがベンチワークの理想の陣容だ、ということになりました。
タイガースを優勝に導いた三人組をずらり作戦本部に並べようというわけです。
三人がヒーローになってお立ち台にそろって立った、あの甲子園の興奮の夜を熱く語りながらのことでした。
でも、実際に金本監督が誕生した今は、この陣容はちょっとムード先行に過ぎるかな、という気がしていないでもありません。
そこは金本監督がじっくりと考えて、チーム再建へ堅実なスタッフを練っていかれることでしょう。
その上で三人の顔がベンチに並ぶようなことになるのなら、もうそれ以上の幸福はないですが。
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