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女神さまが微笑を送る関本選手

2015-05-21 21:28:00 | 阪神タイガース
 今シーズンの関本選手は不思議な星の愛を受けているようです。
 打つほうはあまりかんばしくないのですが、ヤマ場できわどくフォアボールを選んだり、デッドボールをぶつけられたりして、チームを勝利へ導いているのです。
 きょうのジャイアンツ戦でも、この神話は生きていました。

 1点のビハインドで迎えた8回の裏。、
 ヒットで出た福留選手(代走・上本選手)を二塁に置いて、代打で出た関本選手はまるでジャイアンツの投手に魔法でもかけたようにまたまた四球、満塁への足がかりを作ったのです。
 関本選手の死四球がしょちゅう満塁に絡むのも今シーズンの不思議です。
 そのあと代打新井選手の同点犠飛、続く一番鳥谷選手タイムリーで計2点。
 これが決勝点になりました。

 タイガース2-1ジャイアンツ(甲子園球場)

 関本選手はタイガースのなかでもベテラン中のベテラン内野手です。
 好選手の定評はありながら、その年その年の内野布陣のからみから、レギュラー定着にはいつも微妙な位置にありました。
 けれど決して腐ることなく、一試合一打席の代打稼業でしばしば劇的な仕事をしてきました。
 かれの口ぐせの「必死のパッチ」は、そのガケっぷちの生きざまにピッタリの言葉です。

 まさしく苦労人だといえるでしょう。 
 今年の不思議なめぐり合わせは、そんなかれへの女神さまの微笑のように思えるのです。

 ベテランでありながらひたむきにゲームに打ち込む関本選手。
 そんな選手がいるチームなのです、タイガースは。
 一球一球に全員一丸となってもっと誠実に試合を運んでもらいたいと思うのです。

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