社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

大人も怪しい常識(歴史)

2007-03-10 19:54:04 | 社会常識と教育
 大人も常識的な歴史が怪しい事例があります。 今から12年ほど昔、島田伸助の深夜番組で飯島愛や佐藤B作などがレギュラーの「さるでも解る・・・」と言う番組がありました。「国連の常任理事国を答えよ」と言う問題があり、答えられた方はいませんでした。しかも回答の解説をゲストが行う番組でした。芸人にとって恐怖の番組だったそうです。監修していたのはテレビのサンデーモーニングの今はなき高坂京大教授でした。 前述の問題の回答で佐藤B作が「中国がどこと戦ったのか」と噛付いたのが印象的でした。

 この番組は島田伸助がこのような歴史を基礎とした外交や政治への無関心に危機を抱いたために企画したのだそうです。サンデーモーニングの司会をしていた島田伸助は最初は政治など全く興味のなかったため番組が近づくと毎週憂鬱だったそうです。そこで島田伸助は卒業した高校に行き、「・・・・の問題とか先生が教えてくれんかったから、今恥かいているじゃ」と言ったそうです。すると高校の先生は「伸助、その問題は中学で教えてあるもので高校でもう解っているのが前提で教えない」と返答されたそうです。このような理由から始まった番組でしたから小学校高学年レベルの問題で構成されていました。 しかし、番組出演者が敬遠し出演者がいなくなり番組が終わりました。
このように大人でも基本的な歴史についてさえ怪しい人が多数いるようです。このような人々が選ぶ政治家で世の中がよくなるのでしょうか疑問です。
<病棟のロビーより>                  

                  
コメント
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