先日知人の介護の会社に遊びに行きました。丁度ヘルパーの面接をしていました。二十歳から三十三歳までの女性十四人の面接です。そこで呆れる光景に立会いました。 彼はペルーの藤森元大統領の援助をしているので、大使館から電話があったりします。しかし、誰も藤森元大統領を知りませんでした。それどころか大使館自体を知らない人が多数いました。留学していた人さえ知らない人がいました。更に彼が冗談まじりに「九九は大丈夫?」と尋ねると「7の段迄なら」と返答しました。私はブっ飛びました。非常識にもほどがあります。「年齢が高い方の二三人が今までそれで困ったことはない」と逆切れしていました。
彼が言うには常識がない人を雇うと後からのトラブルで、大事になるそうです。それにしてもこれほどヒドイ状況とは思いませんでした。結局一人も雇いませんでした。
今から25年ほど昔、私が学生だったころ同じ学部の友人が「日本はアメリカの20~30年後を追いかけているので、我々が社会の中心となる年齢になったら、無責任でいい加減な世の中になるだろう」と言っていました。まさにその通りになってきています。TVのおバカな番組による思考の低下と言葉の乱れが重大になりつつある証拠ではないでしょうか。「言葉は生きているのだから・・・」とマスコミのコメンティータが良く口にしますが、マニアルが読めずに(日本語がわからず)困っている会社も多いことが新聞記事になっていました。
常識以前のことですが大きく崩壊しかかっているようです。物事の判断基準が「常識」である以上、仕事上の判断が常識以下で判断されては会社は困ります。
ゆえに彼は14人全員不採用でも(募集費1回分が無駄になっても)後々のことを考えると、この方が会社として「得」である判断しているそうです。
<病棟ロビーにて
彼が言うには常識がない人を雇うと後からのトラブルで、大事になるそうです。それにしてもこれほどヒドイ状況とは思いませんでした。結局一人も雇いませんでした。
今から25年ほど昔、私が学生だったころ同じ学部の友人が「日本はアメリカの20~30年後を追いかけているので、我々が社会の中心となる年齢になったら、無責任でいい加減な世の中になるだろう」と言っていました。まさにその通りになってきています。TVのおバカな番組による思考の低下と言葉の乱れが重大になりつつある証拠ではないでしょうか。「言葉は生きているのだから・・・」とマスコミのコメンティータが良く口にしますが、マニアルが読めずに(日本語がわからず)困っている会社も多いことが新聞記事になっていました。
常識以前のことですが大きく崩壊しかかっているようです。物事の判断基準が「常識」である以上、仕事上の判断が常識以下で判断されては会社は困ります。
ゆえに彼は14人全員不採用でも(募集費1回分が無駄になっても)後々のことを考えると、この方が会社として「得」である判断しているそうです。
<病棟ロビーにて