社会科学上の不満

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護憲派の矛盾

2007-03-18 23:14:33 | Weblog
「国民投票法」の法案に社民党や共産党が反対しています。「憲法を護」といって自分たちを「護憲派」と称しています。ここに大いなる矛盾を感じます。
そもそも憲法改正の条項は現憲法に明記されています。つまり憲法を改正するか否かは別に、改正するための準備はしていなければならないわけです。今までしていなかったこと自体が「憲法」を軽んじて来た結果(違憲)ではないでしょうか。 また、「国民投票法」が可決し、仮に憲法改正が進展しても、それは国民の多数決の結果ではないでしょうか。
国民の多数が仮に憲法改正に賛成しても「自分たちの意見が正しいのだから、自分たちの考えに対立することは許せない」と言っているようにしか聞こえません。まるで「力」で反対派や異なる意見を押さえこんでいる、中国や北朝鮮、ロシアとソックリです。もっとも社民党や共産党はこれらの国から過去に援助されていました。
国民の多数意見が憲法改正である可能性が高いため、その準備法たる国民投票法の成立に反対している訳です。現憲法に改正の条項が明記されているにも関わらず、反対し「護憲派」を称しています。言っていることと行動が異なるのではないでしょうか。まるで北朝鮮が「北朝鮮民主主義共和国」のように名前と実態が大きく違うこととよく似ています。
<病棟ロビーにて>
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