西部邁氏の「マスコミ亡国論」が騒がれしばらく時間が経過しましたが、出版された当時、右翼の出版物という感想をもっていました。2005年に出版された山野車輪氏の「嫌韓流」なる1冊のマンガが2~3ヶ月で30万部のベストセラーとなるにもかかわらずマスコミが採り上げようとしない事態に、昔読んだ西部邁氏の「マスコミ亡国論」を思い出しました。国民が自分たちと考え方の異なるものを驚異的に支持した場合、その「本」に対しマスコミがどのようなリアクションに出るか興味津々です。 予測されるリアクションは、権威にすがり件の本を「マガイモノ」として扱う場合、無視して触れない場合、国民に迎合し評価する場合の3パターンが考えられます。ネット上で評判になってから2ヶ月以上経ちますので、知らなかったでは済まされないでしょう。
朝日新聞では数ヶ月後に「その騒ぎ」だけ記事にしました。なぜ自分たちが無視して来たかのコメントはありませんでした。
テレビのニュースでインターネットの批判をする姿は、我々が子供の頃、佐藤栄作元総理が、「新聞はウソを書くので出ていけ。テレビは取材に応じる」と言う意味の発言をし大騒ぎになりました。そして新聞はテレビのデメリットを盛んに記事にしました。それの焼き直しのように見えます。
テレビは視聴者の印象で決まります。時系列的に評価されると困るメディアです。しかし、インターネットはそのテレビの矛盾を週刊誌以上に話題にします。
2006年秋に安倍政権組閣時朝日新聞のインタービューに答えた麻生外相は「アジアについてはインドやインドネシア・・・とは良好で・・・」と答え、「君の所は朝日だから中国のことについて聞きたいのであろう・・・」と発言しました。
アジアが中国や韓国だけでないことを皮肉りました。が、この皮肉が理解できた視聴者がどれだけいたか疑問です。
朝日新聞では数ヶ月後に「その騒ぎ」だけ記事にしました。なぜ自分たちが無視して来たかのコメントはありませんでした。
テレビのニュースでインターネットの批判をする姿は、我々が子供の頃、佐藤栄作元総理が、「新聞はウソを書くので出ていけ。テレビは取材に応じる」と言う意味の発言をし大騒ぎになりました。そして新聞はテレビのデメリットを盛んに記事にしました。それの焼き直しのように見えます。
テレビは視聴者の印象で決まります。時系列的に評価されると困るメディアです。しかし、インターネットはそのテレビの矛盾を週刊誌以上に話題にします。
2006年秋に安倍政権組閣時朝日新聞のインタービューに答えた麻生外相は「アジアについてはインドやインドネシア・・・とは良好で・・・」と答え、「君の所は朝日だから中国のことについて聞きたいのであろう・・・」と発言しました。
アジアが中国や韓国だけでないことを皮肉りました。が、この皮肉が理解できた視聴者がどれだけいたか疑問です。