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社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

冷徹な国際社会

2010-09-23 09:36:13 | 外交と防衛
 アメリカが足元を見てきた。思いやり予算の増額を要求してきた。確かに尖閣諸島問題でアメリカの協力なしでは中国に対応できない事実がある。キタナイと思う方も多数いると思うが、これが国際社会の常識である。これがイヤであるならば自主防衛しかないが、直に戦力にはならない。軍事力が一定以上のレベルに達するには時間がかかるのである。
 海上戦闘を前提としているのに徴兵はナンセンスである。その程度ことが理解できない方が軍事を語る資格はない。
 次に出てくる意見は核武装かな。これに私は反対である。せっかく唯一の被爆国と言うことで外交攻勢を優位に進めきれない外務省に問題がある。イスラエルのユダヤ人虐殺をたてに外交を有効に進めていることを見習いたいものだ。日本は、精密機器の世界の雄である、更にロケットを有しており、文殊が稼動すればプルトニウムも自国で入手できる。
IAEAの委員長の座など捨てれば、世界が勝手に誤解してくれる。表では核はない世界で唯一の被爆国とし外交を優位に進め、裏では直に(1~2日)核武装可能な体制を有す。これがビスマルクの言う「右手で握手、左手にダガー(短剣)」ではないだろうか。
 また中国への「ODAを取りやめる」と発言することぐらい、政府は発言できないものか。実行するかどうかは別だが。現在の民主党政権は無理であろう。自民党でも一部の方々以外ムリだと思われる。
 このようなことができない日本政府にアメリカが足元を見ても反論さえ通用しないのが国際社会ではないだろうか。どうせ思いやり予算の増額分を払うのならば第7艦隊を尖閣諸島沖に進行させ、尖閣諸島に米軍施設を設置するぐらいのことを要請したらどうだろうか。
コメント
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