社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

尖閣諸島侵犯で公務執行妨害の船長を釈放

2010-09-24 15:01:30 | 外交と防衛
 尖閣諸島侵犯で公務執行妨害の船長を釈放とは如何なる理由か。おそらく「高度に政治的判断」とか発言するのだろう。民主党政権に国家の運営を任せていいものなのか?今回はそれで収まるかも知れないが、ヒットラーがチェコスロバキアに侵攻した時イギリスのチェンバレン首相が腰抜けであったため、第二次世界大戦へと発展した。ゆえに1991年フセイン政権のイラクがクェートに侵攻した時、イギリスのサッチャー首相が「我々は同じ間違いをくり返してはならない」と言った。日本の民主党は歴史に学ばないのか?
 中国は今後拡大政策を続けると多くの国が予測しているのに何を考えているのか?キレイごとばかり言って国の主権を揺るがすとは如何なる理由か?ビビッタだけではないのか。言い訳しか発言できないこの政党に政権を任せるわけにはいかない。国民の大半が認めるハッキリとした理由を聞きたいものだ。せめて、もし武力にビビッタのならそういって欲しい。防衛費の増額とその装備の充実に過半数の国民は反対しないであろう。
 しかし組合や左翼が母体の民主党では国の舵取りを誤る可能性をここに示したことに間違いはない。民主党支持者として大いに落胆と反省をしている。

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報復の日本人逮捕はマスコミの責任が大

2010-09-24 00:48:19 | マスコミ批判
 中国がそろそろ引くに引けなくなってきたようだ。ホトボリが冷めるまで時間稼ぎをするという、左翼系マスコミの得意の方法が通用しない状況になってきている。その証拠に日本人観光客4人を逮捕した。軍事施設をビデオ撮影したとしてであるが、一般の日本人に軍事知識があるものか。中国の危険性を一切報道しないマスコミの姿勢が招いた結果だ。人質交換のつもりであろう。外務省が中国を渡航危険国の勧告を出さないのもおかしい。未だにチャイナスクール出身者がラインにいるのだろうか。
 国際社会の一面は不良学生の世界と似ている。力が全てであること等そっくりである。
その力が軍事力なのか経済力なのか技術力なのか等、不毛な議論である。軍事力も技術力もその根底には経済力がある。左翼が言う「平和を愛する心」など寝言に過ぎない。平和は自分で勝ち取らねばならない。自分だけでは、弱い時同盟を結ぶ必要がある。
今回は普天間問題をはじめ日米安全保障条約に裂け目を見つけた中国の一手である。スポーツでも相手の弱いところを狙う。国家間では当然である。国際社会は程度の悪い不良学生の世界と同じである。幾らでも卑怯にまた下劣になれる。
 2010年は中国が第1次分割ラインと言っているガス田や沖縄の西側までの分割ライン達成の年だ。これは1985年全人代で時の人民解放軍劉司令官の演説による。中国の軍拡の基本ドクトリンであり、「2020年までにアリューシャンから香港まで中国の内海とする」に基づいている。この対策を早急にすべきである。今までジャマして来たのは左翼系マスコミと労働組合等左翼勢力である。数年前某大手ゼネコンの社員が中国に家族と共にダム建設のため赴任した。ダム建設であるから山奥であり、日本人学校もナショナルスクールも無く現地の小学校に子供を通わせた。低学年の子供がある日泣いて戻ってきたそうだ。理由を聞くと「日本や台湾、朝鮮半島は中国に占領され多くが死ぬ」と子供たちに教えているそうだ。校長に「いい加減なことを言うな」とクレームをつけると「この子達が大人になったころはそうなっている。いい加減でない」と言われた。直に家族を帰国させ自分だけが残ったそうだ。一小学校の校長が教育内容を変更できるほどの柔軟性が中国共産党にあるのだろうか?
 さまざまな中国暴発の前兆や意見があっても一切報道しないマスコミに、外患誘致罪の適用を考えるのは私だけではないだろう。
 
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