社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

県知事の職責

2013-08-14 00:00:48 | 社会常識と教育

 原発瓦礫を受け入れない長崎県が、福島の高校生を八月八日の原爆の日に来賓として呼んだ。賛否あるが私は非の方を支持する。長崎県も五島列島の漁民などは現在も中国の違法操業に生きる術を奪われている。核廃絶などの遠大な理想も良いが、目の前に迫っている危機から県民の生命及び財産を守ることが地方行政の長の役割である。何か勘違いしてはいないであろうか?

  県知事の権力は驚くほど大きい、しかしその取り扱いが上手い知事は少ない。理想論に酔っている方は得てして本来行うべき基本的な事柄を忘却している方が多い。八月八日に福島の高校生を呼ぶより、震災瓦礫を僅かでも受け入れた方が現実的な被災地の支援となる。

  幾ら核廃絶叫ぼうとも国際社会が受け入れてくれるとは限らない。いや現実には受け入れないであろう。それでも核廃絶を叫ぶのはその方のポリシーであるから外野が幾ら辞めさせようとしても無駄である。しかし、行政の長たる県知事は、県民の生命と財産を守る義務がある。五島列島の県民は生命の危機だけではなく、漁場と言う財産を喪失している。中国の漁船の魚網はその網目が小さい。ここに大きな問題がある。「環境」などと中国が省みない。 

長崎県知事よもっと県民の生命と財産を守ることに真面目に取り込むべきである。

コメント
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