現実との「差」をどこまで認識しているのか疑問である場合が多い、反日評論家の方は。
TVで安全保障の話をする評論家たちは、実際の武器を見たことがあるのだろうか?生で観た時の迫力、音、振動、臭いなどビデオ映像で伝わらないモノを体験した事があるのであろうか?
陸上自衛隊の富士総合火力演習(日本で唯一公開されている実弾演習)が終了した。多くの見学者が、その生でしか体験できないことに驚いていた。彼らは比較的武器に詳しい人種である。そう左翼評論家の方々が長年「好ましくない」としてきた人種である。その彼らでさえ生で体験する武器の凄さに圧倒されている。武器に無関心な左翼評論家の方が、現物も見ないで何が解ると言うのか?所詮は机上の空論を展開しているに過ぎない。
自衛隊が、日本が有している武器と同等の武器を日本を仮想敵国としている中韓が持っていないはずはないではないか。先日もこのblogで記載したが、韓国の仮想敵国は北朝鮮ではなく日本なのだそうだ。F15Kを購入する時「これで日本に勝てるか」と米国の高官に質問したことは有名な話である。
軍事知識に無知な評論家が安全保障を語る。何かおかしくはないか?「シビリアンコントロールだから」などの寝言が聞こえてくるが、中国はシビリアンコントロールではない、政府や憲法の上に軍が存在し、更にその上に中国共産党が存在する国家体制である。故に新幹線事故で軍の管轄下にある鉄道省に中国政府は何も出来なかった。
安全保障の議論を行うのであれば、最低限の国際法や国際慣例、武器の能力、軍の編成、地理など押えた上での議論であるならば内容も濃く意味がある。しかし、現在のTVにおける安全保障の議論は、価値があるのか?日本人を安全保障から遠ざける目的ならば、こんな不毛でいい加減な議論を見せられる日本の視聴者は安全保障の関心が薄れていき、効果は絶大であろう。
机上の空論を有り難がっている方は別にして、左翼評論家の方やコメンティターの方、書物だけでは理解できない事象が、この世には多数存在しますよ、何様のつもりか。