社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

八方塞がりの中国

2016-02-02 00:01:02 | 外交と防衛

日本テレビ系(NNN 112()1815分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160112-00000059-nnn-int

 中谷防衛相は12日、沖縄県の尖閣諸島の周辺などで中国の軍艦が日本の領海に侵入した場合には、海上自衛隊の艦船が対処にあたる可能性があるとの認識を示した。
 これに対し中国外務省の報道官は、「東シナ海の緊張状態がエスカレートするのを見たくない」と不快感を示した上で、「対話と協議を通じて問題を解決していきたい」と述べた。

 

 中国が言えることか?自分を省みろ!この自らを省みない発想は日本国内の左翼、特にマスゴミと共通性が高い。マスゴミの人間は日本人か?との疑問を改めて感じる。

 中国は強硬に出る相手には下手に出る。2000年以上も経過するのに春秋戦国時代と何ら変わらない。これでは台湾の民主化(総統選挙)に脅威を感じるであろう。1996年の台湾の総統選挙、中国の歴史で初めて選挙でリーダーを選ぶ出来事だった。故に近海にミサイルを撃ち込み妨害しようとして逆に米軍に封じ込まれた。この台湾総統選挙もう台湾に根付き出している。これは中国にとり容易ならざることである。

 余談だが、尖閣には台湾も領土主張をしているが、石垣島に中華民国(現台湾)政府が尖閣列島に住んでいた住民が当時中華民国人を救助したことに対する感謝状(中華民国九年→1920年)がある。これは立派な外交文書(証拠)である。

 対話など過去に応じたこともないくせに、何寝ぼけた事を言っているのか?中国共産党も上層部になればなるほど、日本の海自・空自と自国の人民解放軍との差を知っている。更に在日米軍との差も知っている。南沙諸島であれほど恥をかかされているのに、在日米軍のお膝元の尖閣諸島で事を荒だてたくない。しかし現場の人民解放軍が言うことを聞かなくなりつつある。

 爆買いに来日している富裕層の中国人は日本の国力を肌で感じているが、反日教育しか経験のない人民解放軍がはたして何処まで海自・空自の恐ろしさを知っているか疑問である。「なぜ日米は我が軍の潜水艦の位置を全て知っているのか?」と驚いていたのは最近である。人民解放軍も上層部は現状認識できていても中堅以下は彼我の差など認識出来る筈もなく、自分たちが最高と思い込んでいる。太平洋戦争初期の日本を想像すればよい。

 情報統制された世界で、見聞もなく井の中の蛙状態の人民解放軍中堅幹部。「やってみなければ解らない」と暴走することが一番怖い。これが中国共産党の上層部の心理ではないだろうか?

 日本の自衛隊の実力は、中国人民解放軍の高官になればなるほど認識している3年前の共産党幹部との意見交流会でもわかる。その自衛隊が本気で行動するとなれば、小笠原沖の赤珊瑚事件の時日本の海保の特殊部隊が見事に中国漁船を検挙したが、その比ではない、海自は警察組織であるが、自衛隊は軍事組織である。

 習近平総書記は海保の特殊部隊でも恐怖し以後小笠原に赤珊瑚密漁はなくなった。今度は自衛隊が動くと明言された。

 どうするのかな中国?ビビッているだけではベトナムやフィリピンなどの周辺国や台湾、香港、マカオや国内の自治区の他民族が勢いづくぞ!あっ、属国の韓国がいるか。

コメント (1)
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