【ベルリン=宮下日出男】ロイター通信などによると、スペイン捜査当局は17日、マネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで、中国の国有商銀最大手、中国工商銀行のマドリードの事務所を捜索し、同行の幹部ら5人を逮捕した。
報道によると、同行は密輸や脱税などの犯罪で得られた資金を不正に中国に送金していたとされ、送金総額は少なくとも計4千万ユーロ(約50億円)に上ると伝えられている。捜査当局は昨年からマドリードを拠点とする中国人の犯罪グループを捜査していた。
後略:
欧州警察機構(ユーロポール)も協力。関係者は捜査に協力しているという。
省略部の詳細はソースで
産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/160219/wor1602190005-n1.html
さすがは犯罪国家、中華人民共和国。1970年代のヨーロッパにおける麻薬の一大輸入拠点が中国大使館だったことはヨーロッパでは有名な話である。日本のマスコミは報じなかったが、一部報じたか?彼らはその後潰されたようだが。
江沢民元総書記を犯罪者として起訴していたのは、スペインだった。さすが世界帝国を構築した国民である。なかなか骨がある。中米や南米でブラジルを除き公用語はスペイン語である。現在の南欧のいい加減さからは想像も出来ないが。
中国は相当痛いのではないか?中国経済の没落が始まったと言うのに、欧州での信用崩壊とは。もっとも中国人を欧州が信用していたとは思えないが。
知人が25年ほど昔仏に留学していた時、パーティーに呼ばれ着物で出席すると人生で初めてと言ってよいぐらいモテたそうだ。気を良くした知人が次に呼ばれたパーティーにチャイナドレスで出席したら誰も近づいてこなかったそうだ。以後パーティーに呼ばれることも無くなったそうだ。
このような事を報じるマスコミは当時全く無かった、日本人の多くも中国にやっと興味を持ち始めた時期だったためか。
日中記者交換協定の影響か?共産党への幻影か?日本のマスコミは中国を非難できない。相当食い込まれているようだ。仏国営放送の特番の信憑性が向上する。
http://www.youtube.com/watch?v=s8N5L-kMFSQ
産経新聞だけがこの日中記者交換協定に加盟していない。故に中国に対し客観的記事が書ける。支局を追い出されることがないからだ。日中記者交換協定に加入できない産経新聞は北京に支局を置けない。3年前の暮れアルジャジーラが北京から支局を追い出された。この事を報じたマスコミは産経新聞以外ない。東トルキスタン(新疆ウィグル)の実情を報じるためだと言われている。
EUがその中国経済を太らせた、いよいよ回収に入ってくるかな?ヨーロッパは小競り合いの歴史である。戦乱の歴史と言ってもよい。日本人や東洋人が考える以上に強かである。英仏を筆頭に相当強かである。独が調子に乗りすぎて転ぶことが多いが。総じて強かである。
14世紀、世界をスペインとポルトガルとで分割したさえ言われていた。そのスペイン人を甘く見てはいけない、今にも経済はデフォルトしそうではあるが。