◆比大統領が25日来日=天皇陛下と会見へ
政府は11日午前の閣議で、フィリピンのドゥテルテ大統領を公式実務訪問賓客として25~27日の日程で招待することを決めた。滞在中、大統領は安倍晋三首相と会談するほか、天皇陛下と会見する。菅義偉官房長官は11日の記者会見で、「両国の絆とパートナーシップを一層深める大変有意義な機会になる」と述べ、日・フィリピン関係の深化に期待を示した。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101100354&g=pol
犯罪者の人権を叫ぶ国連を無視し麻薬製造・販売に関係した犯罪者を容赦なく処刑しているフィリッピンのドゥテルテ大統領。賛否はあるが、フィリッピンの大掃除を行なうに強硬姿勢は必要だったのであろう。それでは国連は対麻薬政策に「口先」以外に如何なる対処を行なったのか?実績を示せ!そう「口先」以外で。
米国にもケンカを売り中国に近づくかに見えるドゥテルテ大統領。一筋縄ではいかない方のようだ。
しかしこの大統領、けっこう親日との噂がある、東日本大震災時ダバオ市長だった当時日本への支援(応援)に動いてくれた方である。
ダバオ案内所
http://ameblo.jp/morimonaise/entry-12159173443.html
2013年1月には、ドゥテルテ氏と家族がJPVA東京を訪問されました。親日家であるドゥテルテ氏は、訪問をされた際に『ダバオは、あくまで日本との関係を大事に今後も行政をやっていきたい。』と発言されました。また、2011年3月11日に発生した東日本大震災後、当時副市長であったドゥテルテ氏は、『震災で、住む家を失ってしまった方は、ダバオで何人でも引き受けます。避難所としてではなく、楽園となるよう市を挙げて歓迎します。また、ダバオ市で役に立つことがあれば何でもします。』ということを、他の海外の自治体よりも先に表明してくださいました。
過去に来日時のドゥテルテ現大統領
そもそも悪いのはモノカルチャー経済を押し付けて、フィリピンを疲弊させたアメリカなのです。
オバマは罵倒されても仕方がないのだと理解してください。あとアメリカの悪口は絶対に言わないマスコミにも注意してください。「日本企業 外資支配」で検索すれば、日本もフィリピンと同じくアメリカに搾取されているのだと分かります。
この記事にあるように米国の一方通行の情報を鵜呑みにすることは好ましくない。裁判官の心得ではないが「両事を問え」である。
陛下との会見でその姿が日本国民に見えるであろう。しかし宮内庁が陛下に悪意がある方の会見をセットするハズがない。陛下への会見は想像以上にハードルが高い。
日本の明治維新も直ぐに民主化されたわけではない。最初の10年度不満分子の排除(西南の役等)、次の10年と併せ国家機構の構築、そして憲法制定とイキナリ民主化したわけではない。更に普通選挙制への以降に時間をかけ、戦後女性にも選挙権が付与された。
平和教のお好き方スイスは女性に選挙権が与えられたのは最近の事である、これは直接民主主義の弊害である。民主化を軌道に載せるには荒療治と時間がかかるということである。余談だが間接民主主義が愚民化を防いでいる事例である。民主主義が根付くまでのその間、独裁的強権主義者の存在が欠かせない。歴史を読み直してみよ、年号を覚えるだけが歴史ではない。