【モスクワ共同】インタファクス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は10日、北方領土問題について日ロ両国が「遅かれ早かれ、ある種の合意に達する」との見方を示した。
「（中略）」
http://this.kiji.is/158318715140620289
合意内容によるが、日本にとってはとりあえず良い兆候である。米国の邪魔さえなければの話であるが、故に露も米大統領選の合間を狙って発表か？米国にとり日本と露とが平和条約を締結すれば在日米軍を駐留させる理由の大きな一つが減る。故に過去何度もプーチン大統領の来日を邪魔してきた。
シベリア・樺太・北海道を鉄道で繋ぐ構想を最近ぶち上げた露。朝鮮半島・対馬・九州を鉄道で繋ぐ計画より遥かに良い計画である、治安面でも。
四島返還 領有権は日本に、ロシアの基地と住民は当面そのままらしいよとの書込みがあった。これはある意味露側にとり理想的な意見であるが実現性は高い。
現在露の最も注意すべき国境線はウクライナ国境であり、同等の注意が必要な国境線は中国国境である。露と中国との国境線は数千キロ（１万キロに近い）に及ぶ。しかもシベリアの露の人口は減少している。中国人が大挙して越境してきたら手の施しようがない。露も中国がいずれ内戦で分裂すると見込んでいるようだ。内戦になれば露側に越境して来る者も多くなると。因みに露も徴兵制は廃止している。
日本との交易が盛んになればシベリアの人口も増える。現在売春を合法化しようとしている露、売春を合法化すればその納税も見込める。
８０年代、フィリッピンはアキノ大統領が売春を禁止すると、当時の経済指標はＧＮＰであったが、１/4も下がった。オーストラリアも売春が合法であり、故に韓国人の女性の入国に厳しい。韓国人売春婦らは売春しに世界中に渡っている。しかし彼女らは豪に納税しない、病気の検査もしない。反論される左翼の方もいるだろうが韓国人の売春婦問題は世界の先進国共通の問題であり、これで従軍慰安婦を叫んでも如何なものか？
日本からのシベリアへの投資は、露の技術では発見できない資源をも発見・採掘できる。また日本の農業技術で露の農業も活性化する。１億８千万人の露であるが、ソ連時代の露語文化圏の人口は３億人程度となる。米国やＥＵと同等の人口である。
中国や朝鮮半島への投資に比べれば遥かに露の方が安全である、なぜならば未だ法治国家であるためだ。勿論欧米並みとは行かない。
入管は露側の入国を今以上厳しくする必要がある、北方四島の住民とそれ以外の露国民との区別をつける必要が出てくる。恐らく北方四島に移住してくる西部の露人が増加するであろう、同時にロシアン・マフィアの台頭も考慮せねばならなくなる。
基本、露は中韓北よりマシと言う程度であり、決して西側の欧米とは異なるということ心せねばならない。
しかし北方４島は別として、外国と地続きになることは、本当は避けるべきである。国防上の観点からも治安の観点からも。
