iPhoneや外国オーケストラ公演が、日本人には高嶺の花になってしまった。これまでも日本は円安によって貧しくなっていたが、今年3月からの急激な円安で、それがはっきりとわかるようになった。(東洋経済オンライン)
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本当にそうなのか?オーケストラはN響や新日本フィルなどは、円安とは関係無いだろ。それとも舶来信仰で未だにベルリンフィルやウィーンフィルだけが特別とでもの感覚か?ロンドンフィルやニューヨークフィルもあるぞ、確かにレベルの差はあるが、ある一定のレベルを超えると個人の嗜好の違いだろ!
私が学生の頃$1→200円台だったぞ。しかしロリン・マゼールの最後の日本公演としてウィーンフィルに上野に聴きに行った。S席6万円近かったのを覚えている。
当時もビッグ・マックは600円位だったと記憶している。
バブル崩壊前の円高不況の時の就職氷河期の大学生の就職率の悪さを超えたのは2010年代初頭の民主党政権時だったではないか?
その後故安倍元総理のアベノミクスで平均株価が7000円台から1万5千円台となった。バブル崩壊時あれほど騒がれたBIS規制も忘れたのか?貸付額の8%の自己資本が無いと国際取引が出来なくなるというヤツ。当然膨大な株式を保有している銀行や保険会社などの金融機関は暴落した株価の為に、貸した金を引き上げる。貸し剝がしが起きる。新卒の就職率は下がる。求人率は50%を切っていたではないか?それが現在求人率が100%を超えている。
円安と言う事は輸出企業の業績は改善され、製造業の国内回帰が起こる。
物価も上昇し、届かなかったインフレターゲット2%に届く。穏やかなインフレは決して害ではない。ローンが年々目減りして行く。バブル崩壊時から現在までデフレだった為にローンは年々実質的には重くなっていた。
因みに明治維新時の日本の会計予算は800万円/年だった。
皇室や財閥が凄いのこの時点で数百億円単位の資産を有している事だ。相続税は簿価で行われるからね。昭和天皇陛下崩御時、平成天皇陛下が相続税を15億円納められた。これに異議を唱えた右翼が税務署に立て篭った事件を起こしている。
相続税が15億円と言う事は総資産は45億円と言う事だ、簿価でね。明治期の45億円ならば時価だと数京円近くなるのかな?
天皇陛下が国際的に唯一の皇帝として扱われる所以かもしれない。
物価が緩やかに上昇すると言う事はある意味健全な経済状況とも言える。
故にインフレターゲット2%と言う目標数値が出来た。これより高くてもダメである。
近視眼的な考察で批判ばかりやっていても信頼度は益々低下して行くだけだ。
最後にバブル期前にiPhoneはまだ無かった。