2013年5月9日
本日は、紙風船から徒歩15分位のところにある「株式会社 苫小牧市民斎場」へ行ってまいりました。
今回「職場見学&就労体験」にご協力いただきました株式会社 苫小牧市民斎場さまに、
心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
また、第2班が5月20日にお伺いいたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
本当にお忙しい中、就労体験までもお考えいただき、ご対応くださいました。
重ねて、感謝もうしあげます。
仕事の一部を見せていただけること、
また体験させていただけること、
そのひとつひとつが学びとなり、将来への希望となっていきます。
さて、本日1班目。
こちらは、ご葬儀を行なう前に ご遺体を安置する専用の会館。
この時間を、ご家族や親しい人達がゆっくりと過ごされる場所です。
室内も、すべて(冷蔵庫の中まで!)じっくりと見学させていただきました。
それらはまた後日写真とともにアップしますね。
この会館、昨年オープンしたとのこと。
ご近所ですし、よく通る場所なので建物は見ておりました。
このような機会がなければ、じっくりと見学させていただくことはなかったことでしょう。
昨今の時代の流れや地域の事情もあるからか…
自宅でご遺体を安置するのではなく、直接斎場でご安置されることも多くなっているのだそうです。
就活ならぬ「終活」という言葉が聞かれるようになり、
「エンディングノート」が書式化されて書店で売られるようになりました。
誰もが迎えるこの時を、大切な人生の一幕として考えていらっしゃるのだなあと感じました。
そして何より、
その思いを押し付けるのではなくご遺族のお気持ちに寄り添うこと
限られた時間の中で最大限のおもてなしをしていらっしゃることを、強く強く感じられました。
こちら、ご覧くださいな ↓ (=^-^=) ♪
見学させていただいたメモリアルホール前の看板です。
支配人は特に何もおっしゃっていませんでしたが、このようなご準備をしていただきました。
笑顔で思わずパチリ。
ご葬儀をとりおこなう斎場での笑顔というのは、禁忌なものかと思い込んでおりましたが…
今日のこの時間だけで大きく気持ちが変わりました。
これは 実際に親しい人・大切な人を亡くされたご遺族の立場にならないとわからないことなのだと思いますが…
それでも、
このひと時を、故人と共に、故人と近親の人たちと共に存分に過ごせたことの喜びや嬉しさからの笑み、
「喪失した悲しみを悲しむための準備」のいくつかが、おもてなしの心とともに無事整理されたことの安堵の気持ちからの笑み、
人から大切に思われること(=寄り添ってもらえたこと)の嬉しさからくる笑み、
…それらが「笑顔」として出ることがあるんだろうなー、と。
同じ町内にある苫小牧市民斎場さまと紙風船。
町内会の新年会でお隣の席となりご挨拶させていただいたのがご縁です。
「一度是非、職場見学をさせてください!」と…勢いよく申し出てしまいました。
…支配人、新年会の日も、夜の仕事にて職場に戻っていらっしゃいましたっけ。
支配人がご心配され、途中何度も質問されてました。
「このような内容で、皆さんのお役に立てていますか?」「大丈夫でしょうか?」と…。
支配人はじめ、会社のみなさまに試行錯誤していただいた見学と体験の内容、とても勉強になりました!
1時間どころか、2時間たっぷりの内容でした。
働く上での心構えなど、とても印象的なお言葉もいただきましたが…
報告の続きは2班の皆が終了してからのお楽しみです。
いずみまさこ