以前に、「道」というテーマで「羊蹄山 喜茂別より」を掲載させていただきました。
素敵なお写真でした。 →見逃した方はようチェック!
「道」を望むこのアングル(喜茂別からの羊蹄山)だけではなく、同じ日、ドライブ&写真撮影をしてきたそうです。
あ、前の記事をチェックする時間の無い人のために、もう一度お見せしましょう。
↑ こちらです。
どうですか?
メンバーそれぞれのリフレッシュ方法。
では、羊蹄山の他のお顔をどうぞー。
「羊蹄山 京極より」
もう一枚。
「羊蹄山 倶知安より」
表情が、全然違いますねー。
喜茂別からの「道」は、どこか別世界へと出発していくような、
または
自らの足で、一歩を踏み出す未来を望むような、
今、そのスタート地点に立って
前を見据えている「静(せい)」を感じます。
未来に向けて、いろんな想像が掻き立てられます。
「京極」の羊蹄山は、山はバックグラウンドで…
緑鮮やかな木々と水の流れの「動き」を感じます。
「静」と「動」の、「動(どう)」
…単純な私の頭なものですから、ただただ「京極」という名称からつながっているのかもしれませんけどね。
「倶知安」の羊蹄山。
ゆったりとした時間の流れと、現実の世界(=生活感)が感じられます。
それはもちろん「田」の風景だから。
未来でも、鮮やかな緑でもなく
社会科の教科書のような…
「はたらく大人」
「日本の農業」
写真からあれこれ想像するのはもともと好きですけれど、キリがありません。
今回の写真だと、私の頭の中は大忙しです。
撮ったメンバーがこのシャッターチャンスに何を感じたのだろう?
(写真の中の)どこを大切にしたかったんだろう?
撮ったこの写真をみて、何を感じたのだろう?
言葉でも絵でも音楽でも・・・・
何か作品を観るということは、作者の思いだけが一方通行になることはありません。
見せたいもの、感じてほしいものがそのまま伝わるわけではありません。
観る側、感じる側の思いがどんどん重なって、
溶け込んで、
ぶつかって、
新たな反応が起きて、
何かが生まれて。
今、思うこと・感じること
明日 思うこと・感じること
1年後に 思うこと・感じること
10年後に 思うこと・感じること
すべてが変化する可能性を秘めています。
だからこそ面白い。
だからこそ、行き詰まってもとどまらない。
そこで、おわりじゃない。
未来は、その先は、必ずある。
いずみまさこ