まあ、道具を持つ姿勢がなんと綺麗に整っていることか!
フロアモップを持って(床に触れる面を自分の体に沿わせて縦に持つ)、
ちりとりの中にほうきをセットして、
まっすぐ運びます。
(斜めにすると、歩く時に前後の人や物に当たる可能性があるので…)
この状態で扉をあけて通る箇所が数か所あります。
こちらのメンバー、普段の私ならしそうなこと(=「身体で押し開ける」)なんていうことはしません。
きちんと扉の前でほうきとちりとりを置き、
扉を開け、
一度通って扉の向こうでもう片方の手で持っている道具を置き、
そして戻って残りの道具を持っていきます。
多少時間を要するかもしれませんが丁寧かつ安全な方法。
ぜひ他の人にも参考にしてもらおうと、写真を撮らせていただきました。
「手間を惜しまないこと」
人と接する上での私の大切にしている言葉です。
清掃にも当てはまります。
今日の美術博物館清掃は4名で参加。
他の皆もそれぞれ分担して活動しましたよ~。
高いところは届くところまでしっかり身体を伸ばす!
低いところはさっとしゃがむ。
吊戸棚は開いている手で必ず支えながら両面のガラスを拭くので…
右利きの人でも必ず左手を、またその逆もあるので
利き手じゃない手も使います。
慣れないとややぎこちない姿です。
(利き手じゃない方は、なかなか力加減が難しいものですよね。)
引き出しは最後に取っ手の金属部分をサッと拭く。
肩幅程度に開いた足に注目!
安定感のある拭き作業です。
あ、鹿さんが見てる?!
お客様がいらっしゃり少し時間を置いてから戻った部屋。
残りをさっと済ませましょう!
清掃終業後には、お客様がいらっしゃった時の挨拶も練習。
皆がこだまするように…
「おはようございます/こんにちは。」
「ごゆっくりご覧ください。」
「ごゆっくりどうぞ。」
と言っていました。
実際の場でも、臆することなく言葉にしていきましょうね!
いずみまさこ