goo blog サービス終了のお知らせ 

青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

道具の持ち方、運び方 ~美術博物館実習~

2016年06月02日 | 就労訓練

まあ、道具を持つ姿勢がなんと綺麗に整っていることか!

フロアモップを持って(床に触れる面を自分の体に沿わせて縦に持つ)、

ちりとりの中にほうきをセットして、

まっすぐ運びます。

(斜めにすると、歩く時に前後の人や物に当たる可能性があるので…)

 

この状態で扉をあけて通る箇所が数か所あります。

こちらのメンバー、普段の私ならしそうなこと(=「身体で押し開ける」)なんていうことはしません。

きちんと扉の前でほうきとちりとりを置き、

扉を開け、

一度通って扉の向こうでもう片方の手で持っている道具を置き、

そして戻って残りの道具を持っていきます。

多少時間を要するかもしれませんが丁寧かつ安全な方法。

ぜひ他の人にも参考にしてもらおうと、写真を撮らせていただきました。

 

「手間を惜しまないこと」

人と接する上での私の大切にしている言葉です。

 

清掃にも当てはまります。

 

今日の美術博物館清掃は4名で参加。

他の皆もそれぞれ分担して活動しましたよ~。

 

高いところは届くところまでしっかり身体を伸ばす!

 

低いところはさっとしゃがむ。

 

吊戸棚は開いている手で必ず支えながら両面のガラスを拭くので…

右利きの人でも必ず左手を、またその逆もあるので

利き手じゃない手も使います。

慣れないとややぎこちない姿です。

(利き手じゃない方は、なかなか力加減が難しいものですよね。)

 

引き出しは最後に取っ手の金属部分をサッと拭く。

 

肩幅程度に開いた足に注目!

安定感のある拭き作業です。

 

あ、鹿さんが見てる?!

 

お客様がいらっしゃり少し時間を置いてから戻った部屋。

残りをさっと済ませましょう! 

 

 

清掃終業後には、お客様がいらっしゃった時の挨拶も練習。

皆がこだまするように…

「おはようございます/こんにちは。」

「ごゆっくりご覧ください。」

「ごゆっくりどうぞ。」

と言っていました。

実際の場でも、臆することなく言葉にしていきましょうね!

いずみまさこ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする