青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

青空 ~2016年6月24日~

2016年06月24日 | その他

 

ああ、何と気持ちがいい。

 

 

実習後、駐車場で撮影しました~。

さて、皆さん、紙風船に戻りますか。

いずみまさこ

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「はなさかじじい」の言葉づかいについて~図書館実習にて~

2016年06月24日 | 就労訓練

図書館の実習では、清拭作業をおこなっています。

主に、子どもたちが利用する児童書の清拭です。

1冊ずつ、アルコール消毒のスプレーをかけて丁寧に拭きあげます。

 

本日は紙芝居の袋の清拭をおこないました。

 

 

いつもの本と違い大きいので、移動は大変ですが…

 

 

協力して作業しています。

 

 

 

 

持ち手のところが、一番人の手に触れますのでね。

しっかり拭きます。

 

黙々と作業を続ける中…

私語を慎みながら作業を続ける中…

何度か紙芝居のタイトルに反応してしまう場面がありました。

(特にこの日は同行していた私自身が思わず言葉に出てしまうことが多かったです。)

 

そのひとつ。

「はなさかじじい」

………

あるメンバーがぽつりとひとこと。

「『はなさかじいさん』ではなくて、『じじい』というのは…言葉づかいとしていいんだろうか?」

 

まあ、まあ、作品の中の表現ですからね。

敢えてそういう言葉を使うこともあります。

 

「でも、『はなさかじいさん』というのもあるのに…。」

 

一度は、これ以上の話に発展することなく皆が作業に戻りました。

がしかし、他のメンバーがもう一言。

「『はなさかじじい』が子供たちに与える影響ってどうなんでしょう?」

 

真面目なひとことながら、ちょっとユニークに聞こえて笑ってしまいました。

黙々とした作業に戻った直後でもあり、

一番若いメンバーが言った言葉でもあり、

まだ慣れない敬語に苦戦している皆さんでもあったから、です。

でも、こんなやりとりが出てくるのは、普段紙風船で皆が敬語を意識するようになっているからですよね。

 

 

 

紙芝居のタイトルではもうひとつエピソードがありました。

「はじめてのうらしまたろう」

 

うらしまたろうは良いのです。

皆も知っています。

 

紙芝居コーナーでは、タイトルの頭文字で50音順に棚に並べられています。

「はじめてのうらしまたろう」は、「は」の棚に入っていました。

 

良いのですよ、良いのですよ。

でもこの時あるメンバーからは…

「『うらしまたろう』を探したい人にとってはたどりつくのが難しいだろう。」という意見が出ました。

 

そうですよね。

確かに。

 

ほかにもシリーズもので5冊に分かれている「はだしのゲン」などなど…

紙芝居もいろいろあって、興味をひかれます。

 

大人になるとそうそう触れることがありませんが、なかなか興味深いコーナーです。

 


清拭作業はとても地道な作業です。

こつこつこつこつ、続けます。

集中力や持続力、飽きることがあったときの対応等、自分自身の力を知る機会となります。

病気や障がいにより、うまく行かなさを抱えている場合がありますので、まずは知ること。

そしてどう工夫や対処をしていったらよいかを考えていきます。

 

 

何よりも、清拭作業で思うことは…まさにおもてなしの心。

利用されるみなさんが心地よく利用していただけるように…普段は図書館スタッフのみなさんがしていらっしゃいます。

私たち紙風船も、その気持ちを大切にして実習続けています。

いずみまさこ

 

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