「メンバーミーティング」は、職場での話し合いの場面を想定した講座です。
「話し合い」「ミーティング」「会議」等、呼び方にしても種類にしても、会社や職場によって色々あるとは思いますが…
「話し合いに参加すること」とはどういうことでしょうか。
何が大切なのでしょうか。
どれにも共通して必要なのは…
★「参加する姿勢」
★「話を聞く姿勢」
★「自分の考えをもつこと」
★「自分の意見を伝えること」
等等。
誰かが言えばいいだろう…
面倒だなあ…話し合い
別に、自分はどっちでもいいよ…
こんな思いは、自然と表情や態度に表れてしまいます。
一緒に働く仲間に対して失礼な態度になってしまいます。
どうですか?
今読んでくださっているみなさん、ちょっとドキッとしていませんか?
さて、やや堅苦しいことを書きましたが、この講座ではスタッフが司会進行をして上記踏まえて練習する場合と、司会進行および書記をメンバーがおこなう場合とがあります。
この日のテーマは席替え。(学生時代にもよくありましたね。)
皆さんが慣れ親しんだテーマでもあり、話し合いとしては取り組みやすいものなので、司会進行と書記はメンバーが行いました。
なんと、今回の進行役は…一番新しいメンバー!
例えばこういう時に、他のメンバーも他者への配慮等あれこれ考えながら参加をしているのがわかります。
初めて司会をするメンバーに助言やアドバイスとして助け船を出してくれたり…
書記が板書をし終えるのを待つことだったり…
司会や書記の役割の人も、わからない時に助けを求める発言をしたり…
「話し合いの場は皆で作るもの」だということを、理解してもらえると良いと思っています。
今日も素敵な意見が登場していました。
板書したものをごらんください。
決め方は、「好きな席を選ぶ」。
ひとりひとりが希望を言い、もし重なることがあればじゃんけん。
最近同様のこの決め方。
本日、希望を言い合ったところ…1~8に皆が集中しました。
重なることもなく、スムーズに決まったのですが…
ここで意見が出ました。
もともと、「体験利用者はホワイトボードが見やすい位置」として「9」か「10」で皆の意見が一致していました。
そして、在籍の皆は1~8で希望席が決まりました。
すると「体験の人がポツンとひとりになってしまうとまだ慣れていないくて話せない場合もあり、可哀想では?」と。
書記さんが、これもきちんと板書してくれました。(見てくださいね。)
人への気遣いを持ちながら話し合いに臨む姿勢、これからもぜひ大切にしていただきたいです。
みなさんお疲れ様でした。
いずみまさこ
※この時間、皆が自然とメモをとっているのが印象的!
※あ、欠伸の時は…せめて手を添えて!
※結果、どのような席になったか知りたい方は、7月1日以降どうぞ紙風船にお越しくださいな。
でも実習生みんなちゃんと聞いていてすごいですね?
しかしながら、写真は選びましたよ。
大きなあくびが写っていたものもあったので…。
お昼ご飯後の午後の講座、確かに眠たいこともあるのでしょう。でもね、誰か一生懸命な人だけが犠牲になるような時間は嫌ですものね。
皆、頑張っていますよ。