知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

最後の結末は、事業所閉鎖。

2023年11月15日 | Weblog
遂に、最後の手段に出ました。このクソ法人・・・。


福祉系事業所にも関わらず、経営が悪く、売り上げも少なく、営業成績も悪かった、と言う理由で、
事業所が閉鎖に至りました。
今年いっぱいです(今年度ではりません)。

友人や知り合いに、この件を知らせたら、えーー就労継続支援A型やろ、なんで?
という返事が・・・

そう、確かにある程度の儲けがないと、利用者さんの給料は払えませんが、それでもなんとか皆+を目指して取り組んできました。

その結果が、途中経過でも、全く評価もなく、ただ赤字だ!ということで、閉鎖。


そんなに儲けが欲しいのか?
何のために、この事業所を始めたのか?

やはり、利用者を使って、言葉は悪いですが、障害者を使って儲けるのが目的で、
それがダメだから、閉鎖。

お金儲けしたかったら、こういうA型事業所をやらずに、普通に商売したらいいのに・・・と思います。


閉鎖ということで、まあ、職員は今後の行く末は個人の判断になりますが、
問題は利用者さんです。

今日、施設長から全体に発表がありました。この件で・・・。


一番の問題は、法人内の他の事業所(後2つあります)に所属するか?ということ。
決して、どちらも経営は悪い状態です。

また、在宅勤務の方もおられます。他の事業所は、その方々の受け入れを渋っています。
在宅勤務にしたのも、それぞれ理由があるためです。

それを解除して、通勤にするなんて、口で言うのは簡単ですが、実際にご本人たちにとったら死活問題です。
精神的に通うのが無理だから。在宅にしたのに・・・


結局、法人の上は、勝手です。
自分たちには、あくまでも儲けが少ない・・・という単純な理由。
そんな事業所は辞めてしまったらいい・・・ということに。

また、経営状態の悪い事業所は、他にもあります。

特に同じ法人内には、相談支援や放課後デイ等、赤字続きのところもあります。

おそらく、いずれ法人全体が儲けがない、経営がうまくいかない・・・と言って閉鎖されるんでしょうかね。


こういう事業所は、ただ単に仕事をしているわけではありません。
福祉系であり、一般で就労出来ない方々を受け入れて、再度一般就労出来る状態にして、
送りだしたり、精神面を鍛えて、社会生活が出来るようにしたり、
年齢が高いかたなどは、内職等の業務でなんとか生活が出来るように補助しています。

そういう目的を軽く考えている法人トップには、辟易します。

まあ、自分は儲からなかったら、やってるのは意味がない・・・程度に考えてるんでしょう。

じゃあ、最初からやらなかったらいいのに・・・。


後1か月半、とりあえず業務は行いますが、寂しさもどんどんつのってくると思います。


法人トップや、それを最終決断に持っていった人たちには、ホントに腹が立ちます。

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