知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

今年もいろいろありました。

2019年12月28日 | Weblog
今年も、ブログを読んでいただき、ありがとうございます。


現在は、知的障害者施設から、様々な障害を持たれる方々の利用する事業所等との関係が出来、自身にも大きな経験をしました。


身体障害の方とも現在も交流があり(ときどき家に遊びに行っています)、聴覚・視覚障害の方の就労する事業所も見学させていただき、当然、現在の事業所は精神疾患の方も多く、その関係機関との連携も増えました。


特にA型事業所やB型事業所に関しては、どっぷりと浸かった感じで、内部事情も徐々に分かり、決して安穏としていられないことも分かりました。



現在勤務する事業所(A型)は、7月に開所し、なんとか9名が勤務されています。(11名と契約しましたが、残念ながら2名は途中で辞められました)

年末にも、新たに実習された方もあり、また現在、実習後の受給者証申請中の方もおられます。(年末のことで、役所の動きは、おそらく年明けになると思います)


ある意味、順調で、ありがたいですね。



でも、A型B型ありありなのか、やはり徐々に利用者どおしのトラブルも出てきました。

一応、なんでも思ったこと、考えていること、不満等々を言ってほしいと言ってあるので、その意味ではいろんな情報を知らせてくれます。


それぞれの個人の事情や、障害特性も違い(特に知的障害の方と、精神疾患の方とは、なかなか合わないようで)、それぞれから苦情を聞きます。



管理者(社長)や、各支援員さんと相談し、シフトを変えたり、同じ場面で業務を行わないようにしたり、それぞれに対応しています。



当初、契約段階では、非常に心配された方も、順調に業務をこなされ、中には一般就労に向けて一歩踏み出された方もいます。


また、当初週3日しかできない・・・と言われていた方も、今では週5日の勤務が順調にできています。



いい部分も多いのですが、さすがに、利用者どうしのトラブルは、簡単に解決出来ない部分も多く、未だにくすぶっているところも多いです。


最初から勤務されている利用者の方などは、自分自身が先輩であることを考え、新たな契約された利用者さんに、丁寧に仕事を教えてくれますが、逆にそれがプレッシャーに感じているようです。無理しないで、職員に任せてほしい・・・とは言っていますが。
(せっかく、丁寧に教えていても、年齢や障害特性から、話を聞かなかったり、受け入れてくれない方等、様々ですね。)


頑張っているときは、褒め、失敗したときは、丁寧に間違いを指導し、次につながるようにしていますが、支援員さんよりも、むしろ一般の社員さんのほうが、丁寧に対応してくれているのも、どうかと・・・。(支援員さんも、基本素人だったのですが、変に意識しだして、自分は分かっている・・・感覚・・・ホント、こっちのほうが大変です)



サービス管理責任者という立場ですが、あくまでも、この会社では新人なので、他の社員さん(支援員も含め)は、皆 先輩。 まとめようとしても、自身が逆に本来の会社の業務で怒られたり、文句を言われたり、いやみを言われたり・・・(支援員さんのほうが、口が悪いです)。

まとめるどころか、嫌われている状態ですね(自分の思い込みかも)。


そこは管理者(社長)に任せています。



一応、来年の1月いっぱいで退職する予定ですが、うまく引継ぎをして、利用者がどんどん増えていくような体制をつくりたいと思います。


A型立ち上げは、2か所経験しましたが、なかなか面白いなあ・・・と感じています。


次は・・・


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