評価:★★★★★
山崎貴監督
菅田将暉、舘ひろし、柄本祐、田中泯、浜辺美波他出演
「アルキメデスの大戦」を見たよー。
邦画嫌いが、今年は「空母いぶき」「ザ・ファブル」「アルキメデスの大戦」と見てる。
今、船のしくみとかに興味津々なのでまあまあ面白く見たけど、終わり方は微妙〜。
原作が全然終わってないから、仕方ないか。
主人公はあの後、海軍軍人としてやって行くのか。
邦画はやっぱり画面が貧乏くさい。
冒頭の大和海戦と沈没シーンにお金をかけて、あとは安く上げた感じ。
見どころは全部予告で出しちゃったね。
冒頭の大和沈没を見ていて、制空権のないところにあんな大きな的にしかならないものを
投入したらダメだよねぇ、とイライラしながら見てた。
あーあ。
なんであんなことを…。
「艦隊決戦は海軍の本懐」という発言にオエッてなった。
どんな話か知らずに予告だけ見て戦争映画かと思ってたけど、大和沈没シーンが冒頭に
あるだけで、あとは大和沈没より12年前の、大和建造前の話だった。
櫂は初めこそ奇人変人だったけど、途中からはただの超優秀な人になってたな。
菅田将暉の、そうだろうねぇ、とか(どこだよ)、ところどころ演技がいい感じで、
もう1回くらい見たい気がしてる。
初めは反感を示していた田中少尉の手のひら返しが早くてチョロいな、と笑った。
すっかり櫂シンパじゃん(笑)。
平山役の田中泯が重厚すぎて、菅田将暉に比べてアンバランスだったなぁ。
まあいいんだろうけど。
あんな演説で、櫂は数式を伝えちゃったのか…。
日本人俳優は(と大きく言ってはいけないんだろうけど)滑舌が悪いというか呂律が
回ってない人が多くて困る。早口になると聞き取りづらくて…字幕ほしい…。
日本人俳優は、身体が薄いからか、軍服似合わないなぁ。
主人公・菅田将暉の役は、もともとは学生だからいいにしても…。
旧海軍にはあまり興味がないんだけど、かわぐちかいじの「ジパング」を思いつつ、旧海軍の
制服を見てた。
戦艦大和、良くあんなでかいの浮くなぁと思って見てたけど、サイズ的にはいずもより
少し大きいくらいか。
排水量はずっと大和の方が多いけど。