「アルキメデスの大戦」12回目を見たよ。
田中のツンツンデレデレを堪能。
横浜?で山本五十六の乗る車の横で櫂を待つ田中が、櫂を見て
「あいつ…」と呟くの、その後は敬語ばかりなので、新鮮。
菅田将暉を見てニヤニヤし続けるよ。
菅田将暉の鼻とくちびると横顔が美しい…顔ちっさい…喉仏…足長い…。
柄本佑も足長いなぁ。
櫂初登庁で山本や永野に挨拶に行った後、退出するときにえもたすの
足の長さに感心。
前半の会議で、嶋田が、山本に対して、兵学校の頃からいけすなかったとか
言い出したとき、永野が失笑してるの、見るたびに笑ってしまう。
横須賀に向かう車内での櫂の発言、
今からあれ(長門)に乗艦する(田中難色)、いや乗艦する、許可が必要なら
取ってくれ→なんとかなったじゃないか、最初からできないと決めつけるのが
君の悪い癖だ(田中プンスコ)。
長門艦長室でのやり取り、長門甲板でのやり取り。
ここ、見るたびに良いです。最高です。
後半の会議の、決して仲良くはないんだけど、長い付き合いでお互いに
人となりを知り尽くすがゆえの罵りしあいみたいなのが面白すぎる。
それを止める櫂も。
いつも平山中将にはイラついて見てるけど、今日は最後の主張も素直に聞いたわ。
ふんふん。
あなたはそう考えるのですね、そう聞いておきましょう(上から目線 )。
ただし、建造費の不正については、それただの屁理屈だろ、というのはまったく変わらない。
機密保持のためなら、あの会議の後で済む話。
最終決定会議は茶番よね。大臣はそもそもあちらに取り込まれてるし。
最後の、大和の模型前でのやり取りを、今日は、ふんふんと聞けた。
あれは現代人感覚と現代人知識で、大和建造に理屈をつけたものだと思う。
他の人を道連れにせず、平山中将と櫂少佐2人で大和と沈んでくれ。
結局、学生に毛の生えたような22歳の若者が、老獪な軍人に籠絡され
ちゃったんだな。
櫂の方も、自分が頭の中で作り出した大和が完成するのを見たいと
思っちゃったということに尽きるんだろうけど。
会議で平山案を潰した後、田中が寄ってきて話すのを上の空で聞きながら
櫂が呆然としてるのは、いつも理由が明確にわからず、なんだろな、と思う。
会議の1ヶ月後に雨の中向き合う櫂と平山は、いいっすね。
でもごめんね、第2種軍装はあんまり好きじゃない少数派😅
絵で見る限りは好きなんだけど、映画内のものはいまいち。
ブカブカに見えるんだもん…そんなことなかった??
エキセントリックな天才、サイコパス寄りの天才はたくさんいるけど、
櫂少佐はエキセントリックなようでいながら、案外情緒は安定していて、
優しさも礼儀も持ち合わせていて、バランスが良いのがとても良い。
でもやっぱりちょっとエキセントリック。天才はそうじゃないとね(笑)。
そういう好ましいキャラが、最後の最後にああなるのが私はとても悲しい…。
それが良いのだろうし、だからこその余韻だし、ただの好ましいキャラの
ままだったら、あんまり心に残らないんだろうな。
数式を教えても、大和が就役しても、大和が3000人とともに沈んでも、
まあまあ平然としてる櫂少佐を希望…。