評価:★★★☆
白石和彌監督
綾野剛、ピエール瀧、中村獅童他出演
綾野剛祭り続行中〜。
「日本で一番悪い奴ら」を見たよー。
北海道警の実際の不祥事を基にしたもの。
転落人生を見るのはつらいな、と思ったけど、映画のノリはわりと軽妙だった。
なので、印象はそんなに暗くなかった。
最初は純朴な青年だったのに、ヤクザまがいになって、やがてシャブ中に
なっていくのがお決まりな感じ…。
諸星は単純な体育会系で、道警のおかしなやり方に何も疑問を感じて
なさそうだった。
諸星、最初はかわいくて、ヤクザみたいになってからもかわいくて、
でも覚せい剤を打ったあたりからはかわいくなかった。
警察官任官のときの初々しく凛々しい顔と、覚醒剤始めたころのむくんだ顔の差に、
俳優ってすごいなぁと感心。
俳優だけでなく、メイクやスタイリストの努力の賜物か〜。
序盤、ヤクザの組長に呼び出されてビビってたのに、いざとなったら怒鳴り合ってる
シーンで大笑いしてしまった。
ビールを出せと言われて、自分たちは飲まないので無い、と答えたところで妙な
親近感を感じてしまった(笑)。
うん、うちにも酒はない。
岸谷自殺、太郎自殺って、ほんとに自殺なのかなぁ。
北海道警ぐるみだったのに、諸星1人のせいということで終わったの??
綾野剛はかわいいと思ってるんだけど、そういう評価で良いのだろうか