good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ドクター・デスの遺産ーBLACK FILEー」

2020-11-14 23:54:00 | 綾野剛



評価:★★

深作栄洋監督
綾野剛、北川景子、石黒賢、岡田健史他出演

綾野剛主演の「ドクター・デスの遺産ーBLACK FILEー」、舞台挨拶ライブ
ビューイングありの回を見たよ。

原作も面白くなかったけど、映画はさらにダメな出来だった。
安っぽい2時間ドラマみたいだったよ。
話が面白くなくても綾野剛が良ければいいんだけど、それもちょっとねぇ。
ビジュアルもいまいち。おでこ出てない(常におでこチェック)。

監督のせいなのか、俳優はみんなオーバーアクト、娘がピンチになってからの
犬養(綾野剛)の演技がギャグかというひどさで、半笑いで見てしまった。
綾野剛出演作の中でまれにみるひどさでは…。

原作では「無駄に顔が良い」とか描写される犬養なのに、映画の犬養は、
綾野剛のコンディションが悪いのか、設定や演出意図としてわざとなのか、
むくみ気味というかダルダルな感じ…。
原作犬養は警視庁捜査一課のエースなのに、映画の犬養にはデキる刑事感ゼロ。
すぐ切れるし、パニクって暴走して高千穂(北川景子)に迷惑をかけて終わった。
原作犬養のバツ2、女に弱い・だらしない設定を変えて、死別した妻を
今も想ってるような設定にしたのは、父娘愛をスムーズに見せるためなのかね。
映画だと原作犬養の魅力がことごとくなくなってる。
原作でも犬養のキャラ弱くて、これで良くシリーズ化したなと思ったけど…。

全然綾野剛を活かせてないよね。
作中で犬養をもっと追い詰めて欲しかった。
上っ面だけ追い詰められてるけど、見てる方は全然その感情についていけないので、
犬養がテンパってバタバタしてるのがただ滑稽なだけ…。

あと音楽がひどい。
音楽が良ければダメな映画も良く見える(こともある)のに、ダメな映画に
安っぽい音楽でさらにダメに…。
脚本、演出、編集、音楽みんなダメ。
ムビチケ買ってあるからもう1回は見るけどねー。
映画の中で良かったのは高千穂の衣装くらいかな。

でも、上映後の舞台挨拶の北川景子が光り輝く美しさで超感激〜!
女優オーラ半端ない。
さらにきらめく知性!
すげー。すげー。
北川景子があまりに素敵すぎて、綾野剛が霞んだ(笑)。
映画はダメだったけど、舞台挨拶の北川景子の美しさで大満足。

コメント
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