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『ガンダムヒストリー』(SG転用アイディア「家庭用」GCB)

2012-06-05 02:50:00 | アーケードゲーム ガンダムカードビルダー
今回は既存ボードゲームに見るGCB「家庭用」の可能性について考察します。

※今回はかなりコアな内容になってますので、興味無い方はスルーの方向で・・・。

(^^;


今回の既存ボードゲームのサンプルはこちら!




知る人ぞ知る「ツクダホビー」の「戦闘級・ガンダムシリーズ」ボードゲームの集大成な作品「ガンダムヒストリー」です。

そもそも「ツクダホビー」の扱った「ロボットアニメ用ボードゲーム」(こう書くと、かなり玩具っぽいですが。)には「オーラバトラー」に端を発した「戦闘級」というジャンルが存在します。

この「戦闘級」にはガンダムシリーズも存在していて、ファーストガンダムとして「クロスファイト」「ラストファイト」、Zとして「ティターンズ」「エゥーゴ」「ゼダンの門」・・・なんて続いていきます。
その集大成が写真の「ガンダムヒストリー」で、「戦闘級・ガンダムシリーズ」を統合した内容になっています。

「戦闘級」の斬新なところは従来のシミュレーションゲーム(ツクダホビーで言えば「ジャブロー」「ソロモン」「ア・バオア・クー」等)のような、両軍交互にターンを消化する内容では無く、「同時進行フェイズ」を取り入れているところです。

「同時進行フェイズ」とは両軍同時に「次のアクション」を考察し、決定したものを「記録用紙」に記載後は「記載のとおり」に同時行動する・・・というもの。

このシステムの妙は、従来のシミュレーションゲームや将棋のように「交互のターンを消化して、相手の行動結果から作戦を決める」事に終始するのでは無く、「互いに事前に決めた行動を一斉に取り合う」ので「お互いに相手の『次の動き』を同時に読み合い」するところが「従来の駆け引きも存在しながら追加要素として最重要な駆け引きファクター」になっているところにあります。

そして、私は常々考えていたのですが、この「同時進行フェイズ」はGCBの「戦闘アニメ後の位置取り」に共通すると考えています。



さて、ここでGCB「家庭用」化についてです。

GCBを「家庭用」にするのに、最も困難な障害となっているのが「フラットリーダーバネル」ではないでしょうか。

であれば「フラットリーダーパネル」の無い「GCB」が最も現実的な「家庭用GCB」かと思います。

そうなると「オートパイロット戦」のみの「GCB」しかなくなります。

しかし、この「オートパイロット戦」のみの「GCB」であっても、「同時進行フェイズ」の「妙」を取り入れれば、それなりに「楽しめる可能性のあるゲーム」になりえると確信しています。

では、どう「取り入れる」のか。


それはズバリ「戦闘アニメ中」の入力の反映です。

基本的に直接入力ゲームにしてしまい、コントロール機以外の僚機操作は「オートパイロット」にするしか無いですが、ゲーム開始前に「隊列」と「大まかなオートパイロット指示」を決める事ができるようにする事と「コントロール機を自由にゲーム中に変更できる」事を前提として、「戦闘アニメ中」に「各ユニット」に戦闘アニメ後の行動の詳細を決定しておけるようにする。

この『「戦闘アニメ中」に「各ユニット」に戦闘アニメ後の行動の詳細を決定しておけるようにする。』事で、「同時進行フェイズ」の「妙」が得られる上に「藁」と「少数編成」では「操作精度」と「数の優位」でバランスを図れます。


企画としてまとめますと以下のイメージとなります。


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【家庭用GCB案】
①「ロックオン」「3すくみ」等の基本ルールはビルダーを踏襲。
②コントロール機を1機設定し、コントロール機は直接入力する。
③コントロール機以外の僚機はオートパイロット。但し「隊列」「オートパイロットの大まかな指示」はプレイ前に決められる。
④コントロール機はゲーム中にいつでも変更できる。
⑤『戦闘アニメ』中に、「各ユニット」の戦闘アニメ後の行動の詳細を決定する事ができる。

ゲームの狙いは①~④をゲームの基本とし、⑤の駆け引きを楽しむゲームとする。

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操作に慣れるので大変でしょうが、家庭用でネット対戦できるなら「超楽しいビルダーライフ」が送れるんじゃないでしょうか?