先月は多数のガンダム・コミック新刊が発売されました。
その中から、KADOKAWA新刊のコチラをピックアップ。
【機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還(24)】
大人気シリーズの最新刊です。
クールでスタイリッシュな印象の強い本作ですが、クライマックスに突入し、螺旋階段を駆け上がるように熱い掛け合いが展開していきます。
シリーズも24巻に突入し長くなってますが、もし長すぎて離れている方がこの記事を読んでらっしゃるなら、騙されたと思って戻ってきて欲しいです。
24巻はイングリットを中心に進むシーンが印象的ですが、いよいよヴァースキーが本気を出してきて目が離せなくなります。
読者の心を含めて、彼に色々と持って行かれます。
最近の日本アニメ技術は凄いですし、井上さん(主役)や池田さん(ラスボス)や大塚さん(彼)に仕事を頼めるうちに「お金を突っ込んだアニメ化」をしても(送り手の興業・商業的にも、ファンを裏切らない意味でも)大丈夫なんじゃないでしょうか。
本来、本作はガンダムの予備知識が必要なんですが、原作のクオリティーをベースにしっかりした映像・音楽・演出をすれば、新規の若い世代も充分に引き込めるポテンシャルを持ってるアニメ作品仕上がると思います。
本気で取り組めば「劇場版・ハサウェイ」のように、宇宙世紀モノだけど新規顧客取り込みできるハズです。
「新しいガンダム」も凄いですし、「過去の下地のあるガンダム」からも「UC NexT 100 PROJECT」のような未来に進むコンテンツに力を入れるのもわかりますが、「既存ガンダムの外伝やミッシングリンク」から新規顧客を獲得するコンテンツをもっと育てても良いと思うんですよね。
モノが良ければ、「過去作の好きなファンを大事にしながら、新規顧客創造もできる」ハズですよ!