gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

『さすがに趣味の悪いその白いドム』【地球連邦軍・英語表記】

2021-10-02 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
今週はガンダム・コミック祭り。新刊が続々とリリース。ステッチの財布が悲鳴を上げております。


【鼓動戦士ガンダム アグレッサー 15巻】

まずはコチラ。
バンジョー先生が体調を崩されたと聞いてたので、こうして15巻を手にできて良かったです。
バンジョー先生、ご回復おめでとうございます。
15巻は、ハリウッド映画さながらの展開で、緊張感が漂います。
モビルスーツ戦だけでなく、対人アクションも丁寧に描かれていて素敵です。
「手に汗握るモビルスーツ戦」「SF考証を元にした見事な仕掛け」等、本作には見所が多々ありますが、一番は「理不尽を打開する、時に非情で胸熱なキャラクターの決断と行動」と感じています。
読んでいて心臓をえぐられる展開に目が離せません。
15巻は、そんな展開の序章とも言えるパート。
今後が楽しみです。
個人的にはノイスの身の振り方が、驚きでした。彼女、どうなっちゃうんだろ。
でも「白いドム」をそんなにディスちゃ、白狼さんに失礼では・・・。



【機動戦士ガンダム サンダーボルト 18巻】

続いてコチラ。
先週話題にしたビリー・ビッカムが大活躍。
しかも「ザニー」で。
「ザニー」が活躍する物語って、アニメやコミック探しても「サンダーボルト」だけじゃないでしょうか。
「ザニー」、「ガンプラHGUC」でも「robot魂」でも良いので立体化してくれないかな。
物語も「中立コロニー・サイド6」を巧みに利用した駆け引き有る展開で、流石といったところです。
オマケで付いてた「ダグラム」も面白そうですね。



【機動戦士ガンダム ジョニー・ライデンの帰還 22巻】

大好評の『ジョニ帰』最新刊。
ア・バオア・クー時の回顧描写が多く、個人的にテンション爆上がり。
ヒュー・マルキン・ケルビン大佐搭乗のゲルググ・カラー画稿が掲載されましたね。
キマイラ好きのモデラーの方は作っちゃうんだろーなー。
個人的には『ジェラルド・サカイ搭乗・ゲルググ』が、どうカラー設定されるのか(されないのか)、数年気になってるんですよね。
この作品は「会話劇」だけでスリリングな展開できる凄いコミックですが、モビルスーツのチョイスやアレンジ・ディテールも秀逸。有名キャラ出しまくりのお祭り物語ではなく、有名人をチラ見せして、それを最大限に活用してるのも好感度高いです。
しばらく目が離せませんね。



【機動戦士ガンダム F90FF 5巻】

宇宙世紀でも「F90」は守備範囲外なんですが、コチラも購読してます。
「F90」は詳しくないんですが、初心者の私にもわかりやすくて良いです。
ジョブ・ジョン、もう出ないのかなあ。


前置きが長くなりましたが、今日のテーマは『地球連邦軍・英語表記』です。

前置きに絡めて話をすれば、コミックに投下し過ぎて購入を見合わせている雑誌があります。


【ガンダム ホビーライフ 019】

『ガンダム ホビーライフ 019』です。
素晴らしい作例が掲載されていて魅力的な書籍ですが、お値段が高いんですよね。
それでも、デカールが付録され宇宙世紀モノがメインの場合は購入する事が多いんですが、現在見合わせ中。

お察しのとおり、私の場合「付録のデカール内容」によっても『ガンダム ホビーライフ』を購入するか左右します。

しかし、今回も気になるデカールがあるんですよね。


【ガンダム ホビーライフ 019 付録デカール】

このデカールにある「E.F.G.F」のマーク。
『ガンダム Ver.Ka』右肩にある「EFSF」が『地球連邦軍』と思ってましたが、これはいったい・・・。

で、調べて見ました。(以下、Wikipediaより)

**************************

『地球連邦軍』の英語表記
地球連邦軍の英語表記は数種類存在する。
元々は映像上で正式な表記が存在しなかったため、地球連邦には「United Nation」「Union」「Federal State」「Federation」などが、地球連邦軍には「Union A.F.」「Federal Force」などが用いられていた。

その後、OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の頃に国連や連合国を連想させる「U.N.T.(United Nation Troops)」が地球連邦軍の正式な表記とされ、中でも宇宙軍を表す「U.N.T. SPACY」が主に用いられた。
他にも地球連邦陸軍「U.N.T. ARMY」、地球連邦海軍「U.N.T. NAVY」、地球連邦空軍「U.N.T. AIR FORCE」、地球連邦地球軍(陸海空軍の総称)あるいは地球連邦地上軍(MSVによる陸海軍が一時合併していたときの呼称)「U.N.T. LAND」「U.N.T. GRAND」などという表記もあった。

しかし、1998年のプラモデル『パーフェクトグレードガンダム』発売の際に、地球連邦が「Earth Federation」、地球連邦軍が「E.F.F.(Earth Federation Force)」に変更され、中でも宇宙軍を表す「E.F.S.F.(Earth Federation Space Force)」が主に用いられるようになった。
これは、「U.N.T. SPACY」が国際連合宇宙局と混同されかねないという理由があったためで、[要出典]以前からある表記に矛盾を起こさないように「U.N.T.」には「非通常戦術(Under Normal Tactical)」、「SPACY」には「特別分類建造場(SPecial Assortment Construction Yard)」という略称がつけられた。
また「U.N.T.」は「統合核技術研究チーム(Unified Nuclear Team)」、「SPACY」は「超一等軍用機工廠(Super Primal Aviation Construction Yard)」の略であるともされる。
なお、地球連邦陸軍は「E.F. ARMY」という表記が用いられていたが、21世紀初頭には「E.F.G.F(Earth Federation Ground Force)」の表記も見られるようになった。


地球連邦陸軍
E.F.G.F. / E.F.ARMY

地球各地を担当する方面軍と陸軍航空隊があり、劇中ではヨーロッパ方面軍(OVA『機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線』)や極東方面軍(『第08MS小隊』)、オーストラリア方面軍(『コロニーの落ちた地で…』)などが登場する。
主な所属人物にミケーレ・コレマッタ、イーサン・ライヤー、コジマ、パウルスなどがいる。
ヨーロッパ方面軍では囚人兵部隊が存在する。彼らは特攻まがいの任務を与えられた。
極東方面軍では、問題のある兵士を危険な任務につかせたり、捨石めいた作戦も立案された。
また、方面軍は戦時には海軍・空軍の部隊が付属され統合軍としても運用されている。



地球連邦宇宙軍
E.F.S.F.

ジオン共和国建国の翌年、U.C.0059に地球圏の治安維持を目的として設立。
マゼランやサラミスといった宇宙艦艇を有し、ルナツーや占領後のコンペイトウ(ソロモン)を宇宙における拠点とした。
主な所属人物にロドニー・カニンガンやワッケインなどがいる。

****************************

地球連邦「陸軍」が「E.F.G.F.」で、地球連邦「宇宙軍」が「E.F.S.F.」なんですね。
今更、知った事実・・・。
流石、迂闊なジオン兵。
でも、ジオン兵だから、詳しくなくて当然(開き直り)。

「陸戦型ガンダム」や「陸戦型ジム」のような「陸軍」所属には「E.F.G.F」「E.F.ARMY」、もしくは「地球連邦軍」を表す「E.F.F」となるのか。
逆に「E.F.S.F」は「宇宙軍」だから「ガンダム」には良くても、「陸戦型ガンダム」や「陸戦型ジム」に使ってはダメなんだ
まあ、「コロニー守備隊」なら別だろうけど。


「E.F.G.F」が、何処に使われているか、調べてみました。

「コロ落ち」
・コミック・ジムスナ2・・右肩「E.F.F」/左肩「E.F.ARMY」
・「MG ジム/ジムキャノン」・・・右肩「E.F.F」/左肩・盾「E.F.ARMY」
・「HGUC ジム」・・・右肩「E.F.F」/左肩・盾「E.F.ARMY」
・「MG ジムスナ2」・・・右肩「E.F.F」/盾「E.F.ARMY」
・「HGUC ジムスナ2」・・・右肩「E.F.F」/盾「E.F.ARMY」
・「robot魂 ジムスナ2」・・・右肩「E.F.F」/盾「E.F.ARMY」

「ブルーディスティニー」
・コミック(高山先生版)・・・BD1盾「E.F.ARMY」
・コミック(たいち先生版)・・・・右肩「E.F.F」
・「HGUC ブルーディスティニー」・・・右肩「E.F.F」
・「G.F.F ブルーディスティニー」・・・右肩「E.F.F」

「08小隊」
・「MG 陸戦型ガンダム」・・・パッケージ右肩「E.F.S.F」/ドライデカール「E.F.S.F」
・「MG 陸戦型ジム」・・・パッケージ右肩「E.F.S.F」/ドライデカール「E.F.S.F」
・「MG 陸戦型ジム・スナイパー」・・・パッケージ・ドライデカール「E.F.G.F」
・「MG Ez8」・・・パッケージ右肩「E.F.S.F」/ドライデカール「E.F.S.F」

「U.C.ハードグラフ」
・プラモデル・パッケージ等・・・「E.F.G.F」

「マスターアーカイブ ジム Vol.1」
・陸戦型ジム系全般・・・「E.F.G.F」

・・・今のところ「陸戦型ジム・スナイパーのタンク」「U.C.ハードグラフ」「マスターアーカイブ ジムのバリエーション」以外では、「E.F.G.F」は使われてなさそうですね。
ただ「マスターアーカイブ・ジムのバリエーション」をガンプラで再現する場合、「E.F.G.F」となるから、「G.H.L 019」のデカールが必須。
しかも「E.F.G.F」がバンダイ公式(別売)『ガンダムデカール』商品に掲載されているところを見たことが無いので、今回の「G.H.L 019」は貴重な付録が付いた商品と言えそうです。

っていうか、「MG 陸戦型ガンダム」の「E.F.S.F」って、陸ガンは「宇宙軍」だったのか?


【MG 陸戦型ガンダム】

実は「MG 陸戦型ガンダム」はコロニー守備隊?
いや「081」表記があるから、「08小隊」なんだろうな
もしかしたら「陸戦型ガンダム」は「宇宙軍」の「RX-78ガンダム」の選外品パーツで作られているから、「RX-78ガンダム」同様に「宇宙軍」扱いなのかもしれません。

そういえば「機動戦士ガンダム カードビルダー 0079」の第一弾「クロニクル」収録の「陸戦型ガンダム(シールド未装備)※機体番号・061」の右肩にも「E.F.S.F」と表記されてたなあ。
(遠い目)


【カードビルダー0079 クロニクル 陸戦型ガンダム(シールド未装備)】

しかし、「陸戦型ジム」まで「E.F.S.F」表記です。


【MG 陸戦型ジム】

ご存じのとおり「陸戦型ジム」は「陸戦型ガンダム」と工場や部品を共有します。
同じ工場で作られている「陸戦型ガンダム」が「宇宙軍=E.F.S.F」なら、「陸戦型ジム」も「宇宙軍」扱いなんでしょう。

こうなると次の問題は「陸戦型ジム・スナイパー」です。


【MG 陸戦型ジム・スナイパー】

パッケージ表記もイラスト上のエネルギータンクも「E.F.G.F=陸軍」です。
ご存じのとおり「陸戦型ジム・スナイパー」は「陸戦型ジム」を狙撃用に追加装備した機体。
「陸戦型ジム」は「宇宙軍」の工場出荷ですが、この「陸戦型ジム・スナイパー」は出荷された「陸戦型ジム」をサンプルとして「陸軍の工場」で開発したんじゃないでしょうか。

だったら、同じように「現地改修」した「Ez8」はどうなんだ、コノヤロー。
そこで、「Ez8」も見てみます。


【MG Ez8】

「E.F.S.F=宇宙軍」です。
でも、「Ez8」はご存じのとおりシローが搭乗して大破した「陸戦型ガンダム」を現地改修した機体です。
だから元の「陸戦型ガンダムの右肩をそのまま残した」のかとも考えましたが、映像で確認するとシローの「陸戦型ガンダム」右腕は肩もろとも破損してました。
とすれば元のパーツを使えない。
しかし、「陸戦型ジム・スナイパー」と違って、「Ez8」は「陸軍の製造工場」での改修じゃなく、文字通り「戦地のメンテナンス工場」で改修したんじゃないでしょうか。
文字通り「現地改修」だから、他の「08小隊・陸戦型ガンダム」が「E.F.S.F」表記と現地で見て確認していて、統一感を重視して「E.F.S.F」表記にしたのかもしれません。
そんな事情も関係なく、もしかしたら一年戦争の「ガンダム」は全て「E.F.S.F」ブランドという規定があるかもしれません。
だとすれば「ガンダム」は全て「E.F.S.F」で説明がつきます。
「4号機」「5号機」、陸戦実績しかない「マドロック」も、「G.F.F」では「E.F.S.F」ですし。
Wikipediaのとおり、オーガスタ製の「アレックス」は表記が違いますが、おそらくオーガスタ製モビルスーツはオーガスタでの独自表記したんじゃないでしょうか。
「4号機」「5号機」「マドロック」は「オーガスタ製」ですが、これらはオーガスタ製表記されたものが、ジャブローに持ち込まれ「サラブレット」「ブランリヴァル」配備扱いになった段階で「E.F.S.F」に表記変更されたんじゃないでしょうかね。
しかしこの「オーガスタ製」設定によれば「マドロック」は、ジャブローでジム開発(ジムはファーストガンダムを見る限りジャブローで開発)素体に利用された6号機はオーガスタに持ち込まれ、エイガーはオーガスタでマドロックを開発して、完成後エイガーとマドロックはジャブローに戻った事になりますね。

「陸戦型ジム」に関しては、初期ロッドは「宇宙軍の工場製造」のため「E.F.S.F」、それ以降「陸軍の製造工場」で製造・改修したものは「E.F.G.F」表記にしたと言えそうです。
この理屈なら「マスターアーカイブ ジム Vol.1」の「陸戦型ジム」各種が「E.F.G.F」表記なのも説明つきますね。

ブルーは難しいですね。
「BD1」は大半の立体物で「E.F.F」、一部コミックで「E.F.ARMY」表記です。
ご存じのとおり、「BD1」は当初「陸戦型ジム」ベース。
しかし、「陸戦型ジム」ベースでは対応できず、頭以外「陸戦型ガンダム」へ差替してます。
ただ、完成品が「ジム顔」=ジム扱い(ガンダムではない)上、「北アメリカにある連邦軍・ハミルトンのEXAM研究所=陸軍扱い」と考えて、「E.F.F」「E.F.ARMY」表記なんでしょうね。
「BD2/3」は「G.F.F BD2」は「E.F.F」表記のみ。たいち先生版ブルーのメカデザのNAOKI氏の「BD3」作例でも「E.F.F」表記のみ。・・・となってます。
「BD3」は白系だから「E.F.S.F」が似合いそうですし、「ガンダム顔」として割り切って「ガンダム扱い」=「E.F.S.F」でもアリでしょうけど。
個人的に「ブルー全般」は「ガンダム」じゃない気もします。
無難なのは立体物の表記実績から見ても「地球連邦軍」を一括りにした「E.F.F」表記だけにしとく事でしょうね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿