「迂闊なジオン兵」ことステッチです。
OVA「ガンダム ジ オリジン」が完結しました。
これから「オリジン設定」と従来の「MSV設定」について、コメントしていきたいと思います。
このブログを読んで頂いている方は「ガンダム公式設定の優先順位」をご存じだと思います。
その中のひとつ「映像化の設定が優先する」というものがあります。
巷では、
・「オリジン設定」は従来の「ガンダム設定」を改変し過ぎている。
・設定無視が行き過ぎており、過去の積み上げた作品設定を侵略している。
・以上から「オリジン」は「パラレルワールド」として扱うべき。
という意見が多く出ています。
「オリジン」製作スタッフの中にも、これら意見に配慮し「オリジン設定」へのコメントで、「オリジンの世界観では」とか、「安彦先生原作としたオリジンでは・・・と解釈」等のコメントも目立ちます。
私は「オリジン」が映像化した以上、「映像化の設定が優先する」で良いと考えています。
たとえば「ルウム戦役」で「高機動型ザクⅡ」が登場するのは、設定として「早過ぎて矛盾」という話があります。
しかし、そもそも「黒い三連星専用 高機動型ザクⅡ」ってどうだったんでしょうか?
「黒い三連星専用 高機動型ザクⅡ」を私が始めて「この目」にしたのは、「ホビージャパン」関係の本にプラモ作例で掲載された時です。
この記事では「ルウム戦役でレビル将軍搭乗の戦艦を攻撃し捕虜としたシーン」として解説があったハズです。
しかも、この時の作例の「ガイア機」には「ブレードアンテナ」は無かったハズです。
その後、訂正があったかも知れませんし、最終的に「R型」はルウム戦役のしばらく後になって開発された・・・となってます。
「高機動型ザク」1つとっても違いますが、「オリジン」では、「MS開発」の時期自体が大幅改変されてるので、「MSV設定」とは違っています。
でも、「私にとっては許容できる範疇」だし、「黒い三連星専用 高機動型ザクⅡ」に関しては、むしろ「改変設定」自体「賛成」です。
「オリジン」ではキャラクター年齢も引き上げされてます。
これも私としては、「旧設定は不自然な気がしていたので、賛成」です。
「第08MS小隊」冒頭シーンで「ジム改」が登場した時、「出渕さんのゴック(ハイゴックのこと)は、表現の違い」で済ませられたけど、「ジムは、まだ開発自体して無い」だろ!
・・・と当時、ツッコんで見てましたし、それが嫌で数年2話以降見てませんでした。
でも今では、「初期型ジム」なんて設定もできて、公式扱いとなってます。
「オリジン」もそうなって欲しいなぁ・・・と思います。
但し、「オリジン(やオリジンMSD)」で過去に上塗りする事で、「黒歴史」になってしまいそうな設定の中にも、「それだけはヤメテ!!!」というものがあります。
このブログでは、そのあたりを考察しながら「ミッシングリンク」していきたい・・・と考えています。
昔のように毎日更新なんてとても無理ですが、許す時間ができたら、アップしていきます。
気長にお付き合い頂ければと思います。
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