いや、なんというか日本でリベラルというものが全く根付いていない感じなんで。
もちろんみんながそうだというわけではないんだけど、異常に立ち位置にこだわる人いますね。
リベラルはこうじゃなきゃいけない、リベラルはこういう政策じゃなきゃいけない。
立ち位置が1点に固定してしまっていて、もうとにかく不自由。
リベラルって意味を知っているのでしょうかね、って思っちゃいますけど。
自由だし寛容であることがリベラルでっしゃろ。
社会保障というか、富の再分配に関しては、そのほうが全体として自由になるからでしょ。
世襲で職種などが固定してしまうような社会よりは、誰もが自由に職種を選べるほうが社会にとってはプラスなわけですよ。
だから同じ「自由」を標榜してもリバタリアニズムとは違う路線になったんですよね。
リバタリアニズムだと結局世襲になってしまう可能性が高いわけで。
徹底的に自由にして政府が干渉しないことを続けた結果、全体としては不自由な世界がやってくると。
まあ、再分配だってやらなくてもいいぐらいの社会になったらやらんでいいわけですから。
ついでにいうと、多様性も担保しておきたいわけですよね。
思想信条の自由だとかそういうことも含めて。
だからファシズムは敵なんですが、しかしファシズム的な集団を否定するのはリベラル的ではないわけですね。
ここらあたり微妙なんですが、社会全体がファシズムになっちゃ困るけど、一部のファシズム的な要素を潰してしまうのは多様性を重視する姿勢に反するわけですね。
それが台頭しない程度であることが望ましいですけど。
変な思想であってもはっきり社会に害を及ぼすものでなければ、否定するのはちょっとおかしいのです。
「奇貨居くべし」という言葉もありますし。
いやまあとにかく、不寛容なリベラルっておかしいのですよ。
話違いますけど、さっき辺野古で工事を始まったみたいな話が。
生コンの臭いがするらしいです。
こんな夜中に。まさに闇討ちですね。
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