アベノミクス
時代遅れの経済魔道士もどきがいまだに使うただの一度も成功したことのない所謂「空(カラ)呪文」の類。
本気で使うのは彼らだけである。
一部のワイドショーでは、まだまだこれからの呪文とされる。
用例:「アベノミクス、道半ば」
一般には、史上空前の空呪文の例として取り上げられる程度。
用例:「アベノミクスって終わってるよね」
「そもそも始まってもいないだろ」
ケイザイコウカ
(経済効果)
経済魔道士もどきとともに、経産魔道士、国交魔道士といった政府系魔道士もよく使用する呪文。
世界魔道競技会などのイベントに、「ケイザイコウカが、26兆ペリカある」というだけで、とてもみんなに良いことがあるように見せかける呪文。
根拠は不明。
どのような状態と比較してケイザイコウカがあるのかも不明。
イベント後のマイナスケイザイコウカも不明。
以前より、政府系魔道士は、地方にハコモノやドーロなどを作る際にシサン(試算)という呪文を使っていたが、同じである。
シサンがあまりにも実態と違うので、しばしば非難されるが、精度が上がった話は聞かない。
ザイゲンガナイ
(財源がない)
ジコセキニンと同様、政府の無為・無策を正当化するための呪文。
予算の使い方次第で、確実に経済効果が上がるにもかかわらず、こちらではケイザイコウカの呪文は使われない。
同様に、ケイザイコウカの呪文が使われるイベントに対しては、ザイゲンガナイの呪文は、ほぼ使用されない。
計算する気がないか、もしくはする能力がないか、あるいはその両方であろう。
キンユウカンワ
(金融緩和)
まるで、おカネが増えてみんなが豊かになるかのような気分にさせる呪文。
純然たる空呪文である。
噂ではおカネは増えたらしいが、
クニキダによると、おカネの面影は今わずかに日銀の当座預金に残れり。
アクタガワによれば、おカネの行方は誰も知らない。
テイハ
(停波)
妖怪タカイチの伝家の宝刀。これを唱えると映像が消されてしまう、究極の消滅魔法の呪文である。
「テイハ」の呪文を唱える構えをするだけで、デムパ魔道士たちは、妖怪タカイチの言うことに従うため、正確には抜かずの宝刀である。
したがって、カメハメ波よりも効果的と言われている。
総じて言えることは、効果がまったくないかマイナスであること言うことで、期待値を考えるとパルプンテのほうがましである。
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