ミシガンの民主党の選挙人は、総取りというわけではないので、数的にはさほど大きい勝利ではありませんが、結構意味があります。
何度も行われた世論調査ではずっとヒラリーが楽勝状態だったのですよね。
それが直前の討論会でバーニーが圧倒したと言われて、投票してみたら、バーニーの勝ち。
なかなか大きいと思います。
ここも普通に負けてしまったら、バーニー・サンダースはここで終わりかなぐらいになっていただろうし。
スーパーチュ―ズデイのあと、6州のうちバーニーが4州で取っています。
それから、所謂「スイング・ステート」であること。
共和党か民主党のいずれかの安全牌な州ではないということですね。
まあ、ここ6回は民主党が勝ってますから何ともですが、一緒にやったミシシッピーはヒラリーが圧勝してますが、こちらは明らかに共和党の州ですからね。南部のいくつかの州もクリントンが取った1996年ですら、共和党の候補が勝ちです。
つまり、ここでは予備選で強くても民主党候補には残念ながら、まずプラスにならないわけですよね。
大統領選での比例配分はいまだにネブラスカ州とメーン州だけなので(たぶん)、ミシシッピーで民主党候補が善戦してもまったく選挙結果には反映されないという話で。
それで、そのあたりどの州がどうなのか分析を先週からやろうと思っているのですが、めんどくさくてやってません。。。
テンポラリーなものなので早くやらないと意味ないんですが。
いや、たぶんこの手の分析は、アメリカのどこかの大学がやっていて、シミュレーションしていると思うんですが、ツイッターあたりで見られるのは結果だけなんですよね。
サンダースは、実際の大統領戦になったら、共和党のすべての候補に勝てるが、ヒラリーは2人か3人ぐらいには負けると。
まあ、トランプには勝つようですが。
というわけで、近いうちに自前でやりたいとは思っております。
いやあ、なんたって宗主国の大統領戦ですから、大事ですよ。


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