Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
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日本会議なおっさんや名誉おっさんがしばしば使う言葉ですね。

おそらく「個人主義」と「利己主義」の区別がつかない人々には、「行きすぎた個人主義」という言葉は有効に機能するのであろうと思われます。
細かいことはともかく(いや別に細かくないんですが)、利己主義が悪いことだということはおそらく誰でもぼんやりとは認識しているはずですよね。

個人主義は簡単に言えば個人の権利や自由を尊重するということですが、利己主義は自分の権利や自由だけが大事だということで。
前者は、自分も他人も同じように個人として尊重するが、利己主義は他者を軽く見るわけで、全く違いますね。
で、こういうことをあまり考えてみたことのない人が日本国には結構いらっしゃって、おそらく「個人主義」と「利己主義」の区別がつかない人々が一定数いると。
そういう人たちに、「行きすぎた個人主義」というと、なんだか個人主義が悪いことのように感じてしまう人もいるのでしょう。

個人主義は権威主義・全体主義とはほぼ反対側ですが、利己主義は、権威主義とは非常に親和性が高いです。

日本会議なおっさんたちが狙っているのは、国民(家畜)の飼い主である自分たちの権威の強化・維持で、簡単に言うと、自分たち飼い主の利益ですね。
権威主義なんですが、まあ、飼い主的利己主義なわけです。
一般市民を食いつぶすことしか考えていないのですが、そんな彼らをたくさん支持している人がいるわけですね。人って言うか家畜さんたちが。

飼い主さん側が自分たちの利己主義を貫くためには、当然、個人主義は邪魔なんですね。一般市民一人一人を尊重していたら、美味しい思いを出来ないですから。
「行きすぎた個人主義」なるものが実際にあるかどうかは知りませんが、すくなくとも日本の個人主義は非常に希薄で、行きすぎたどころか、足りな過ぎる個人主義しかないのですが、
足りない個人主義をさらに削り取りたがる鬼畜な飼い主がいるのは普通だとして、その飼い主に賛同する不思議な一般市民がいるのが日本のすごいところで、まさに家畜民族なのですが、まあ、これを飼い慣らされた家畜さんに言ってもわからんわけで、つまり、ここにこんなことを書いてもわかる人にはわかるけど、家畜さんにはわからない、毎日非常に空しいのであります。

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