本日の山陰は雪でした。
道路への積雪は今季初めてですね。
慣れない雪道をソロソロと仕事場に向かいました、雪道は肩がこりますね〜。
外は雪が積もっていますがまだ除雪機を出すほどではないので・・・入口だけ除雪しまして中で仕事を始めます。
因みに中庭は真っ白でして積雪は・・・3cmくらいかな〜!?
それでも朝の時点では雪が舞っていましたよ。
本来なら直したミニカーを発送できるんですが、これでは中国山地の山越えでトラックがタイヤチェーンを装着するので走行中の振動でせっかく直したミニカーが壊れる可能性があります。
まあ来週、天気が一段落するまで発送を延期しましょう・・・今の感じですと一番早くても12日くらいかな〜!?
まあそれも天気を見ながらの判断ということですね。
昨日まだ雪がる前に発送したのがマリエールのF40GTEです。
こんな感じでマスキングテープとティッシュペーパーで養生をしましてね・・・。
リアのウイングの下にはU型の発泡スチロールを詰めておきます。
最後にコクピット後ろ側からウイングの上側を通ってベース板までマスキングテープを通しておきました。
と言うのも・・・このリアウイングは両端の翼端板がリアウイングよりも高い位置にありますので左右でマスキングテープで押さえてもリアウイング自体には押さえが効いていないのです。
下に詰め物をしていますので上から押さえおいて固定しないと上下が逆向きに落下した場合にはウイングが外れてしまうからなのです。
さて今日は先日風邪薬をもらって飲んでいたのですが・・・まだ咳がおさまりません。
でも薬が無くなってしまいましたので午前中に病院にいってきました。
熱も何もないのですが・・・咳だけが残っていますね〜。
帰ってからは本業です。
今日からARROWS FORD FA1です。
制作に入る前にもう一度確認しなければならないことがあります。
それは・・・コクピット付近の細い黒いラインの有無なのです。
ARROWS FORD FA1の仕様は1978年のスェーデンGPなのですが・・・当時の資料を調べてもARROWSの事はあまり出てきません。
と言うのも・・・ブラバムBT48ファンカーのせいなんです(笑)
この車、ニキ・ラウダ氏が乗ってデビューしたのがこのレースでしてどの雑誌もブラバムばかりなんです。
せっかく2位に付けたのに・・・(笑)
それでも画像を探しまして・・・
このサイトですと画像にどこのレースなのかが書かれていましたので信用するしかありません。
またこれとは別にレースの開催された順番が分かる資料も探します。
どこのレースから変化があるのか調べたいわけです。
目印になるのはノーズとボディサイドに貼られたFINAのステッカーです。
このシーズンの途中から貼られる様になったみたいですね。
どのGPかわからない写真でもこれで少しは見分けることができそうです。
最終的にはお客様の好みの問題なのでお客様がご希望の仕様で作りますから・・・もう一度打ち合わせが必要かも知れませんね。
で・・・瞬間接着剤の仮組みを解くためにアセトンのお風呂に浸けておきます。
早ければ数時間で分解できる様になります。
アセトンに浸けている間に何か作業をしなければなりませんからね・・・(仕事なんでね)
タイヤを削りました。
ゴムのようなタイヤは中央にパーティングラインが残っていますので小型の木工旋盤につけるためにABS樹脂製のアダプターを旋盤で作りました。
タイヤをはめてから回転させながらタイヤを削ります。
できるだけ実車のタイヤが一皮剥ける程度に走った感じを出したいのです。
続きましてホイールです。
ホイールの片側(組み立て後に見える面)に幅1.0mmのマスキングテープを貼ります。
このテープをガイドにして1/4周ずつの部分にポンチで印をつけます。
印をつけた部分に0.6mmのキリで穴をあけまして・・・
F-1久ぶりの私はすっかり忘れていましたが、ビートストッパーの穴を開けました。
ビートストッパーとはF-1マシンが高速で走る場合タイヤが膨らんでホイールから外れてしまう事があります、それを防ぐように専用の金具とビスを使って固定する物なのです。
ホイールの内側4箇所に丸い出っ張りがあるのがそれですね。
続きまして・・・
バラバラになったボディの部分を加工します。
タメオのインストには何も書かれていませんがサイドポンツーンの上側にあるオイルクーラーのインテークの下側にはサイドポンツーンの流れる気流を作るために少し穴があるのです。
キットでは穴は塞がっていますので今日はその穴を開口してみようと思いました。
実際に穴があるのに省略してしまう自分が嫌でしてね(笑)
出来る事はするべきでしょう・・・まあ中にオイルクーラーとかが取り付けられていて塞がれている感じならそのままでも良いのでしょうけどね。
ノコギリを使ってカットして穴を開けています。
続きましてペーパーで仕上げてゆきましょう
続きましてリアウイングです・・・
昨日だったか、お客様からもたまたま電話をいただきましてらウイングのフラップ部分について話が盛り上がりました(笑)
少し強調するような形で削って仕上げておきました。
続きまして塗装ができるように持ち手をつけまして色ごとに分けておきましょう。
ここで今日も時間が来てしまいました。
明日も続きまして塗装の準備を進めましょう。
早ければ明日くらいから塗装が出来るかも知れませんね〜。