【キネマ旬報ベストテン】
日本映画
1.火口のふたり(荒井晴彦)
2.半世界(阪本順治)
3.宮本から君へ(真利子哲也)
4.よこがお(深田晃司)
5.蜜蜂と遠雷(石川慶)
6.さよならくちびる(塩田明彦)
7.ひとよ(白石和彌)
8.愛がなんだ(今泉力弥)
9.嵐電(鈴木卓爾)
10.旅の終わり世界の始まり(黒沢清)
選外いくつか
11.新聞記者
18.カツベン!
21.i新聞記者ドキュメント
24.閉鎖病棟
25.天気の子
35.翔んで埼玉
67.海獣の子供
111.赤い雪
日本映画ベストテンを見てるとどれもいい映画なんでしょうけど小粒感は否めないなあ
実は一本も観てないんでテンに入った作品を批判はしませんが、「天気の子」や「海獣の子供」といったアニメ作品の方がイマジネーションの凄さ、高揚感、ワクワク感など、なんか圧倒的に格上のように思えるんですよねー
アカデミー賞外国映画部門日本代表の「天気の子」をもっと評価しろよ、おいおい
とは言え、未見ですが、密かに結構尊敬する荒井晴彦の脚本作でなく監督作がついに1位というのはちょっとだけ感慨深いです。脚本賞なら何度かとってるけど、脚本作品含めてもベストワンというのは初めてじゃないのかな?
大鹿村騒動記もバイブレーターもWの悲劇も1位じゃなかった
正直キネ旬と毎日はほしい、日本アカデミーはとるとかえって仕事来なくなるからいらない、みたいなことをご自分の雑誌で言ってた荒井晴彦監督。念願かなってよかったですね
あれれ、でも映画芸術ってキネ旬で評価されないような映画を評価するのが目的の一つだったような。ま、いいじゃないのってことで
外国映画
1.ジョーカー(トッド・フィリップス)
2.ワンスアポンアタイムインハリウッド(タランティーノ)
3.アイリッシュマン(スコセッシ)
4.運び屋(イーストウッド)
5.グリーンブック(ピーター・ファレリー)
6.家族を想うとき(ケン・ローチ)
7.COLD WARあの歌2つの心(パヴェウ・バヴリコフスキ)
8.ROMA(アルフォンソ・キュアロン)
9.象は静かに眠っている(フー・ボー)
10.バーニング劇場版(イ・チャンドン)
選外いくつか
13.ブラッククランズマン
17.マリッジストーリー
18.女王陛下のお気に入り
32.主戦場
65.バイス
115.幸福路のチー
145.アベンジャーズ エンドゲーム(笑
外国映画テンのうち9つは観ている。
しかし日本映画テンは映画芸術みたいで、外国映画テンは映画秘宝みたいで、キネ旬の個性ってだいぶ薄れてきたような気がする
ダークナイトがキネ旬2位だか3位だかとってから約10年
以来毎年むしろワースト映画を定期的に発表してきたDCが、約10年周期で困ったときのジョーカーで評価を回復するという構図が見えてきた(笑
あんまし意外性のないテンですが選外の方が興味深い
ネトフリ映画ならアイリッシュよりローマより断然マリッジストーリー推しな私ですが、そうかテンからこぼれたか
ローマなんて笑っちゃうくらいキネ旬ウケしそうな映画に思えたんだけど意外と順位低かった。
正直アイリッシュマンって、わ!デニーロとパチーノとペシが一緒に写ってる!わ!ハーヴェイカイテルも!というスター映画としの良さしかないように思うのだけど。
むしろ、ネトフリでみたスコセッシ、デニーロ、ペシ、パチーノのアイリッシュマン座談会の方が面白かった。俳優を差し置いてスコセッシ喋りすぎ、俳優たちは喋らずデニーロはほとんどうなずくだけの微妙な空気感。
我が2019年ベストワンのアベンジャーズ の順位はまあキネ旬的には順当とは思う。「幸福路のチー」に投票してる批評家が2人しかいないというのは間違いだと思う。少なくとも「グリーンブック」なんかよりは絶対に価値のある映画だと思う
「グリーンブック」はまあ、面白いかったのだけど、昔のちょっといい話の域を出ず、既に解決済みの「実話」を使い、良いことをいい風に言って自分も良い側にいる安心感を得るための映画のように思えちゃってどうも乗れない。水戸黄門の印籠と同じ使い方のロバートケネディからの電話とか、「良き権力」への依存という考えも嫌いだ。
ブラッククランズマンのような「今そこにいる悪き権力」を描く映画の方こそ支持したい。
などと文句言いつつテンで唯一観ていない9位の中国映画なんと4時間という「象は静かに座っている」がなんだか面白そうだ
読者ベストテン
日本映画
1.半世界
2.凪まち
3.新聞記者
4.ひとよ
5.天気の子
6.愛がなんだ
7.台風家族
8.宮本から君へ
9.よこがお
10.カツベン!
1位吾郎2位慎吾7位剛ということで、よかったね
ちなみにマスカレードホテルは15位だよ
完全勝利だな!
外国映画
1.ジョーカー
2.グリーンブック
3.運び屋
4.ワンスアポンアタイムインハリウッド
5.ROMA
6.アイリッシュマン
7.存在のない子供たち
8.女王陛下のお気に入り
9.家族を想うとき
10.COLD WARあの歌2つの心
さて私のキネ旬ベスト予想との答え合わせです
☆→順位含めて的中
○→テン入りで的中
日本映画
予想
☆1.火口のふたり
○2.宮本から君へ
○3.半世界
○4.蜜蜂と遠雷
○5.よこがお
✖️6.天気の子
✖️7.アンダーユアベッド
✖️8.最初の晩餐
○9.愛がなんだ
☆10.旅の終わり世界の始まり
---
外国映画
○1.ROMA
○2.ジョーカー
○3.バーニング
☆4.運び屋
✖️5.マリッジストーリー
☆6.家族を想うとき
○7.グリーンブック
✖️8.主戦場
○9.ワンスアポンアタイムインハリウッド
○10.アイリッシュマン
今回もいい線行った
アカデミー賞作品賞予想は毎年外すが、キネ旬ならいつか完全的中できそうだ
外国映画
1.ジョーカー(トッド・フィリップス)
2.ワンスアポンアタイムインハリウッド(タランティーノ)
3.アイリッシュマン(スコセッシ)
4.運び屋(イーストウッド)
5.グリーンブック(ピーター・ファレリー)
6.家族を想うとき(ケン・ローチ)
7.COLD WARあの歌2つの心(パヴェウ・バヴリコフスキ)
8.ROMA(アルフォンソ・キュアロン)
9.象は静かに眠っている(フー・ボー)
10.バーニング劇場版(イ・チャンドン)
選外いくつか
13.ブラッククランズマン
17.マリッジストーリー
18.女王陛下のお気に入り
32.主戦場
65.バイス
115.幸福路のチー
145.アベンジャーズ エンドゲーム(笑
外国映画テンのうち9つは観ている。
しかし日本映画テンは映画芸術みたいで、外国映画テンは映画秘宝みたいで、キネ旬の個性ってだいぶ薄れてきたような気がする
ダークナイトがキネ旬2位だか3位だかとってから約10年
以来毎年むしろワースト映画を定期的に発表してきたDCが、約10年周期で困ったときのジョーカーで評価を回復するという構図が見えてきた(笑
あんまし意外性のないテンですが選外の方が興味深い
ネトフリ映画ならアイリッシュよりローマより断然マリッジストーリー推しな私ですが、そうかテンからこぼれたか
ローマなんて笑っちゃうくらいキネ旬ウケしそうな映画に思えたんだけど意外と順位低かった。
正直アイリッシュマンって、わ!デニーロとパチーノとペシが一緒に写ってる!わ!ハーヴェイカイテルも!というスター映画としの良さしかないように思うのだけど。
むしろ、ネトフリでみたスコセッシ、デニーロ、ペシ、パチーノのアイリッシュマン座談会の方が面白かった。俳優を差し置いてスコセッシ喋りすぎ、俳優たちは喋らずデニーロはほとんどうなずくだけの微妙な空気感。
我が2019年ベストワンのアベンジャーズ の順位はまあキネ旬的には順当とは思う。「幸福路のチー」に投票してる批評家が2人しかいないというのは間違いだと思う。少なくとも「グリーンブック」なんかよりは絶対に価値のある映画だと思う
「グリーンブック」はまあ、面白いかったのだけど、昔のちょっといい話の域を出ず、既に解決済みの「実話」を使い、良いことをいい風に言って自分も良い側にいる安心感を得るための映画のように思えちゃってどうも乗れない。水戸黄門の印籠と同じ使い方のロバートケネディからの電話とか、「良き権力」への依存という考えも嫌いだ。
ブラッククランズマンのような「今そこにいる悪き権力」を描く映画の方こそ支持したい。
などと文句言いつつテンで唯一観ていない9位の中国映画なんと4時間という「象は静かに座っている」がなんだか面白そうだ
読者ベストテン
日本映画
1.半世界
2.凪まち
3.新聞記者
4.ひとよ
5.天気の子
6.愛がなんだ
7.台風家族
8.宮本から君へ
9.よこがお
10.カツベン!
1位吾郎2位慎吾7位剛ということで、よかったね
ちなみにマスカレードホテルは15位だよ
完全勝利だな!
外国映画
1.ジョーカー
2.グリーンブック
3.運び屋
4.ワンスアポンアタイムインハリウッド
5.ROMA
6.アイリッシュマン
7.存在のない子供たち
8.女王陛下のお気に入り
9.家族を想うとき
10.COLD WARあの歌2つの心
さて私のキネ旬ベスト予想との答え合わせです
☆→順位含めて的中
○→テン入りで的中
日本映画
予想
☆1.火口のふたり
○2.宮本から君へ
○3.半世界
○4.蜜蜂と遠雷
○5.よこがお
✖️6.天気の子
✖️7.アンダーユアベッド
✖️8.最初の晩餐
○9.愛がなんだ
☆10.旅の終わり世界の始まり
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外国映画
○1.ROMA
○2.ジョーカー
○3.バーニング
☆4.運び屋
✖️5.マリッジストーリー
☆6.家族を想うとき
○7.グリーンブック
✖️8.主戦場
○9.ワンスアポンアタイムインハリウッド
○10.アイリッシュマン
今回もいい線行った
アカデミー賞作品賞予想は毎年外すが、キネ旬ならいつか完全的中できそうだ
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そんなこんなで2010年代最後のキネ旬ベストテンは、R指定映画のツートップで終わりました
2010年代映画ベストテンを、当ブログで募集中です
よろしければ是非!あなたの10年の映画鑑賞総括をご投稿ください
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