時々できちゃうんである。
ただひたすらデキが悪く、情熱も野心もなく、低予算見え見えなのにそれを隠そうと努力もしない映画、要するに最悪な映画が。
笑って許せるレベルではなく、暗澹たる気持ちにさせるだけの見る価値ゼロレベルの映画。7泊8日100円でも高い。この映画の鑑賞に費やす110分を何かもっと有意義なことに費やすべきだ。
以下の文章で、批判しまくるので、「あずみ2」ファンの方は読まないでください。
ここでは「アイドル映画」とは何か? そこから考えてみたい。
「アイドル映画」→アイドルが出ずっぱりの映画。
もちろんそうだ。ここで一歩踏み込み、「良いアイドル映画」とは何かを考える。
僕が思うに、「良いアイドル映画」とは「アイドルに苦労させる映画」なのだ。(もしくはアイドルがいかにも苦労してるように描いた映画)
苦労ってのは・・・例を挙げると
・少しはマシな演技になるまで何十回もリテイクする (「無理です!!!」ってアイドルが泣き出すとベスト)
・ベテラン俳優とがっぷり四つに組んだ演技合戦させる (「はつ恋」篠原哲夫)
・5分6分の長回しカットの撮影でアイドルにプレッシャーを与える (相米慎二の諸作)
・膨大な量のカットで撮影大変だったろうと思わせる (「下妻物語」中島哲也)
・ありとあらゆる種類の役柄を一つの映画で演じさせる (「僕の彼女を紹介します」クァク・ジェオン)
・公道でミュージカルさせる (「20世紀ノスタルジア」原将人)
・スポコン映画なら、アイドルにほんとに全力疾走させたり、力のかぎりボート漕がせたり (「がんばっていきまっしょい」磯村一路)
・あるいは、ワイヤーで吊るしてぶんぶん振り回す (「グリーン・ディステニー」アン・リー)
・必須条件・マジ泣き (「あの子を探して」チャン・イーモウ)
・猛吹雪の中を放浪させる(「初恋のきた道」チャン・イーモウ)
・障害者役を与え、さらにパンツ丸出しで徘徊させる (「至福の時」チャン・イーモウ)
・・・・といった物理的な苦労もあれば、シナリオで精神的に苦しめるのもアリだ。
・・・意地悪いな俺・・・
こうしたアイドルの苦労と努力を、シナリオ・演出・カメラワークでフィルムに焼きつけた時、その映画は無敵の輝きを放つ。限界越えした様子が判れば、演技が少々下手でも、キックの足があんま上がってなくても許せる。許せるどころか美しさに陶酔する。
アイドルの苦労と努力を目の当たりにした観客たちは「頑張れ頑張れ」とアイドルを応援するのだ。
しかるにこの映画はなんだ!!!
上戸彩に刀振り回させるだけで、上戸彩としてはそれなりに努力してるのだろうが、「あずみ」(前作)という比較対象がある以上、前作以下のアクションにどうして努力が感じられよう。崖っぷちに立っても合成とバレバレ。ほんとに崖っぷちに立たせるんだよ!! そうしたらみんなが彩ちゃん危ないっってハラハラしたのに
前作だって大した映画ではなかったが、それでも外見的には「返り血で顔を真っ赤に染める彩ちゃん」があり、内面的には「好きな男を自ら斬る苦悩」があり、アクション描写も(北村龍平のくど過ぎ演出でだれたものの)頑張りが見えた。
本作には何もない。
血まみれ、泥まみれ、汗したたらせて、息切らせたりさせるべきだった。上戸彩は太ももに傷を負うくらいで、全く汚れない。
金子修介は女の子好きの監督だ。(ガメラシリーズの元CIAまたは最強コックの娘さんや前田愛の扱いから女の子大好きオーラがぷんぷん臭う) 可愛い子は汚しちゃいけない、とでも思ったのか。監督のそんな思想をバカ正直に体現する登場人物たちのいい人ぶりも不自然だ。一度顔を観ただけの女の子のために突然寝返り、命かける盗賊団。盗賊団の連中は全体主義国家の人民のごとく画一化された思想集団で個性なし。リーダーの言うことにいちいちフムフムと頷き、可愛い女の子のために戦うことに疑問を持たない。黒澤明や宮崎駿の時として批判されもする描写を水増しした人物像。宮崎アニメのいい人たちは、まだいい人ぶりを見せるまでに幾つかのエピソードを積み重ねるから不自然さは薄れる。黒澤映画はリーダーのカリスマ性を強調するからそのような周りの人間たちの描き方も納得できる。
金子修介は何もしない。自分の女好きを登場人物に押し付けるだけではないか。
結果、女の子は映画の中で単に「過保護」にあつかわれる。これでは苦労のしようがない。
監督の甘やかしはどう考えてもひど過ぎる上戸彩の台詞棒読みにも現れている。もっとも棒読みはシナリオの最悪さにも一因がある。バカでも判る状況をわざわざ台詞で説明させるような、説明台詞のオンパレード。ト書きと台詞の区別が付いてないんじゃないの? あんな台詞じゃ感情入れようもない。
彼女は演技らしい演技を全くさせてもらえない。「衝撃の事実」を伝えられた時、カメラは堂々と引きのショットで上戸彩を捉える。表情なんか判らない。多分上戸彩が表情を作れないからか? ドアップで目ひんむかせるんだよ。ロングじゃ誰も感情移入できんっちゅうの!
ひたすらつまらない苦痛のような映画はクライマックスでやっと盛り上がるかに見える。
推定100対1の「あずみ敵陣に一人で斬り込み」シーン。もういままでの全部帳消しにするくらい暴れてちょうだい・・と思ったが、カメラは別に凄くもない立ち回りをスローモーションで見せる。このスローモー、はっきりいって唯の時間稼ぎ。美しくない。カメラは目線の高さからほとんど動かず、上戸彩の演技同様、苦労の跡が見えない。しかも、敵陣の入り口付近に来たくらいのところで、戦いに水をさされ戦闘中断!?!?! おいおい何考えてんだよ。せっかく盛り上がりかけたんじゃねーかよ。敵将(真田昌幸)との一騎討ちに至るまで、なくてもいい無駄なトークがつづき、意気消沈。やっと始まった一騎討ちも、まったりまったり。当然のように敵将は斬られ、残った兵は「おのれ!!」とあずみに斬り掛かり、戦闘再開か?!・・とかすかに期待をもたすが「待て!!斬ってはならん」と敵将の御子息どの(真田幸村)の聡明なるお言葉でバトル終了・・・
結局ひとかけらの魅力も発揮できないまま、あずみは去っていく。女の子は汚しちゃいけないと甘やかした金子修介は結果として女の子を醜くしてしまいました。
金子修介は結構好きな監督だったが、本作は金子修介映画の中では、疑いの余地なく最悪のデキだ。
ガメラシリーズと比較するのはなんぼなんでも気の毒なのでやめとくが、「学校の階段3」で見せたサスペンスも、「クロスファイア」で見せた画づくりへのこだわりもなく、「ゴジラ×モスラ×キングギドラ」で見せた編集の妙も何もない。
本作は映画会社が映画館の上映スケジュールに穴を開けないため、短い期間で予算を守ってめんどくさいこと言わずちゃっちゃと仕上げてほしいと望み、金子修介はその意図を完璧に汲んだ結果、自分の悪い要素を全てさらけ出して、しかも手抜きとしか写らないシロモノをこさえてしまった、ある意味悲劇の作品だ。
文句も言い疲れた。
無理矢理少しだけ褒めてみよう。
本作でかろうじて野心的なものを感じるキャラがいる
女の子を盲目的に讃える登場人物のことは書いたが、そういった登場人物の善良さを利用する悪女がいる。栗山千明の演じる「こずえ」だ。いかにも悪の顔をし、殺しを楽しんでいる。しかも登場人物たちの善良さにつけ込む恐ろしく嫌な女。
女好きの金子修介が登場人物に紋切り型に付けていった甘やかし思想に対する自己批判・・・と、とれなくもない。ここまで悪に徹した女の子はこれまでの金子作品にはちょっと思い当たらない。
他に少しでもほめるとたら、上戸彩ほか若手の演技が下手すぎただけに、ベテラン陣の演技は光っていた。
平幹二朗「血の匂いがするぞ」
高島礼子「お好きな匂いでございましょう」
ちょっとぞくぞくしたベテランのやりとり。
しかし高島礼子の「なんぼのもんじゃい!」とタンカきるところは発声と表情は流石だが、唐突すぎて「は?」って感じ
北村一輝は頬をぴくぴく痙攣させながらの相変わらずなイッちゃった演技で笑えた。
が、出番は最初と最後だけで、あずみと一騎討ちするでもなく、何をさせたくての登場だったのか理解に苦しむ。
竹林のバトルが少しだけ面白かった。110分ああいうアイデアのオンパレードだったら、アイドル甘やかしでもかまわなかったのに・・・
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ただひたすらデキが悪く、情熱も野心もなく、低予算見え見えなのにそれを隠そうと努力もしない映画、要するに最悪な映画が。
笑って許せるレベルではなく、暗澹たる気持ちにさせるだけの見る価値ゼロレベルの映画。7泊8日100円でも高い。この映画の鑑賞に費やす110分を何かもっと有意義なことに費やすべきだ。
以下の文章で、批判しまくるので、「あずみ2」ファンの方は読まないでください。
ここでは「アイドル映画」とは何か? そこから考えてみたい。
「アイドル映画」→アイドルが出ずっぱりの映画。
もちろんそうだ。ここで一歩踏み込み、「良いアイドル映画」とは何かを考える。
僕が思うに、「良いアイドル映画」とは「アイドルに苦労させる映画」なのだ。(もしくはアイドルがいかにも苦労してるように描いた映画)
苦労ってのは・・・例を挙げると
・少しはマシな演技になるまで何十回もリテイクする (「無理です!!!」ってアイドルが泣き出すとベスト)
・ベテラン俳優とがっぷり四つに組んだ演技合戦させる (「はつ恋」篠原哲夫)
・5分6分の長回しカットの撮影でアイドルにプレッシャーを与える (相米慎二の諸作)
・膨大な量のカットで撮影大変だったろうと思わせる (「下妻物語」中島哲也)
・ありとあらゆる種類の役柄を一つの映画で演じさせる (「僕の彼女を紹介します」クァク・ジェオン)
・公道でミュージカルさせる (「20世紀ノスタルジア」原将人)
・スポコン映画なら、アイドルにほんとに全力疾走させたり、力のかぎりボート漕がせたり (「がんばっていきまっしょい」磯村一路)
・あるいは、ワイヤーで吊るしてぶんぶん振り回す (「グリーン・ディステニー」アン・リー)
・必須条件・マジ泣き (「あの子を探して」チャン・イーモウ)
・猛吹雪の中を放浪させる(「初恋のきた道」チャン・イーモウ)
・障害者役を与え、さらにパンツ丸出しで徘徊させる (「至福の時」チャン・イーモウ)
・・・・といった物理的な苦労もあれば、シナリオで精神的に苦しめるのもアリだ。
・・・意地悪いな俺・・・
こうしたアイドルの苦労と努力を、シナリオ・演出・カメラワークでフィルムに焼きつけた時、その映画は無敵の輝きを放つ。限界越えした様子が判れば、演技が少々下手でも、キックの足があんま上がってなくても許せる。許せるどころか美しさに陶酔する。
アイドルの苦労と努力を目の当たりにした観客たちは「頑張れ頑張れ」とアイドルを応援するのだ。
しかるにこの映画はなんだ!!!
上戸彩に刀振り回させるだけで、上戸彩としてはそれなりに努力してるのだろうが、「あずみ」(前作)という比較対象がある以上、前作以下のアクションにどうして努力が感じられよう。崖っぷちに立っても合成とバレバレ。ほんとに崖っぷちに立たせるんだよ!! そうしたらみんなが彩ちゃん危ないっってハラハラしたのに
前作だって大した映画ではなかったが、それでも外見的には「返り血で顔を真っ赤に染める彩ちゃん」があり、内面的には「好きな男を自ら斬る苦悩」があり、アクション描写も(北村龍平のくど過ぎ演出でだれたものの)頑張りが見えた。
本作には何もない。
血まみれ、泥まみれ、汗したたらせて、息切らせたりさせるべきだった。上戸彩は太ももに傷を負うくらいで、全く汚れない。
金子修介は女の子好きの監督だ。(ガメラシリーズの元CIAまたは最強コックの娘さんや前田愛の扱いから女の子大好きオーラがぷんぷん臭う) 可愛い子は汚しちゃいけない、とでも思ったのか。監督のそんな思想をバカ正直に体現する登場人物たちのいい人ぶりも不自然だ。一度顔を観ただけの女の子のために突然寝返り、命かける盗賊団。盗賊団の連中は全体主義国家の人民のごとく画一化された思想集団で個性なし。リーダーの言うことにいちいちフムフムと頷き、可愛い女の子のために戦うことに疑問を持たない。黒澤明や宮崎駿の時として批判されもする描写を水増しした人物像。宮崎アニメのいい人たちは、まだいい人ぶりを見せるまでに幾つかのエピソードを積み重ねるから不自然さは薄れる。黒澤映画はリーダーのカリスマ性を強調するからそのような周りの人間たちの描き方も納得できる。
金子修介は何もしない。自分の女好きを登場人物に押し付けるだけではないか。
結果、女の子は映画の中で単に「過保護」にあつかわれる。これでは苦労のしようがない。
監督の甘やかしはどう考えてもひど過ぎる上戸彩の台詞棒読みにも現れている。もっとも棒読みはシナリオの最悪さにも一因がある。バカでも判る状況をわざわざ台詞で説明させるような、説明台詞のオンパレード。ト書きと台詞の区別が付いてないんじゃないの? あんな台詞じゃ感情入れようもない。
彼女は演技らしい演技を全くさせてもらえない。「衝撃の事実」を伝えられた時、カメラは堂々と引きのショットで上戸彩を捉える。表情なんか判らない。多分上戸彩が表情を作れないからか? ドアップで目ひんむかせるんだよ。ロングじゃ誰も感情移入できんっちゅうの!
ひたすらつまらない苦痛のような映画はクライマックスでやっと盛り上がるかに見える。
推定100対1の「あずみ敵陣に一人で斬り込み」シーン。もういままでの全部帳消しにするくらい暴れてちょうだい・・と思ったが、カメラは別に凄くもない立ち回りをスローモーションで見せる。このスローモー、はっきりいって唯の時間稼ぎ。美しくない。カメラは目線の高さからほとんど動かず、上戸彩の演技同様、苦労の跡が見えない。しかも、敵陣の入り口付近に来たくらいのところで、戦いに水をさされ戦闘中断!?!?! おいおい何考えてんだよ。せっかく盛り上がりかけたんじゃねーかよ。敵将(真田昌幸)との一騎討ちに至るまで、なくてもいい無駄なトークがつづき、意気消沈。やっと始まった一騎討ちも、まったりまったり。当然のように敵将は斬られ、残った兵は「おのれ!!」とあずみに斬り掛かり、戦闘再開か?!・・とかすかに期待をもたすが「待て!!斬ってはならん」と敵将の御子息どの(真田幸村)の聡明なるお言葉でバトル終了・・・
結局ひとかけらの魅力も発揮できないまま、あずみは去っていく。女の子は汚しちゃいけないと甘やかした金子修介は結果として女の子を醜くしてしまいました。
金子修介は結構好きな監督だったが、本作は金子修介映画の中では、疑いの余地なく最悪のデキだ。
ガメラシリーズと比較するのはなんぼなんでも気の毒なのでやめとくが、「学校の階段3」で見せたサスペンスも、「クロスファイア」で見せた画づくりへのこだわりもなく、「ゴジラ×モスラ×キングギドラ」で見せた編集の妙も何もない。
本作は映画会社が映画館の上映スケジュールに穴を開けないため、短い期間で予算を守ってめんどくさいこと言わずちゃっちゃと仕上げてほしいと望み、金子修介はその意図を完璧に汲んだ結果、自分の悪い要素を全てさらけ出して、しかも手抜きとしか写らないシロモノをこさえてしまった、ある意味悲劇の作品だ。
文句も言い疲れた。
無理矢理少しだけ褒めてみよう。
本作でかろうじて野心的なものを感じるキャラがいる
女の子を盲目的に讃える登場人物のことは書いたが、そういった登場人物の善良さを利用する悪女がいる。栗山千明の演じる「こずえ」だ。いかにも悪の顔をし、殺しを楽しんでいる。しかも登場人物たちの善良さにつけ込む恐ろしく嫌な女。
女好きの金子修介が登場人物に紋切り型に付けていった甘やかし思想に対する自己批判・・・と、とれなくもない。ここまで悪に徹した女の子はこれまでの金子作品にはちょっと思い当たらない。
他に少しでもほめるとたら、上戸彩ほか若手の演技が下手すぎただけに、ベテラン陣の演技は光っていた。
平幹二朗「血の匂いがするぞ」
高島礼子「お好きな匂いでございましょう」
ちょっとぞくぞくしたベテランのやりとり。
しかし高島礼子の「なんぼのもんじゃい!」とタンカきるところは発声と表情は流石だが、唐突すぎて「は?」って感じ
北村一輝は頬をぴくぴく痙攣させながらの相変わらずなイッちゃった演技で笑えた。
が、出番は最初と最後だけで、あずみと一騎討ちするでもなく、何をさせたくての登場だったのか理解に苦しむ。
竹林のバトルが少しだけ面白かった。110分ああいうアイデアのオンパレードだったら、アイドル甘やかしでもかまわなかったのに・・・
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自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房 スタジオゆんふぁのHP
>何かいいせりふあった?
「何なんだこれは!」てあずみが叫んでたじゃないすか。
それは「こっちが云いたい」って。
突っ込みどころ満載だけど突っ込む気力も御座いません。
お金返して欲しい(笑)
ではまたお邪魔しますね★
>KiKi様
「なんなんだ、これは!」
そういえばそんなこと言ってましたね
せっかくの休みに「五線譜のラブレター」と「あずみ2」のどちらにするか悩んだ結果、「あずみ2」を選んでしまった俺
「なんなんだ、俺は?」
自問自答
こういう役どころって、ある程度出来ればよく見える役でしょ。だから普通。褒めるほどじゃないのでは?というカンジ。
北村さんの壊れっぷりが拝めなかったのは本当に残念でした。
千明ちゃんの「鬱っぽくぼそぼそ独り言演技」は観れたもんではなかった(演出のせいでもあるが)
多少とも誉めてるのは、彼女ではなく、ああいうキャラをこういう映画に取り入れ、ああいう演出をさせる監督の意図の方
ただの女の子好きじゃないんだぜ、女の子の悪な側面描くのも好きなんだぜ・・・みたいな、微妙なんだけどちょっとアピールしてるようなところに、さすがにただのバカではないな・・・と思わせるところが有ったかな・・と。
演技のできない女の子に悪役としての自信をつけさせ、いつか撮るであろう自分のもっとマシな映画に使うつもりかもしれない
アイドル論、とてもおもしろかったです。
しかも納得でした。
その映画は
ゴゴゴゴゴ・・・
「アビエイター」!!!
(男の子アイドル映画だけど)
しっかり読ませていただきました。
アイドルに苦労させる・・・のくだりは、
ゾクゾクしました。
それ、いいかも。
わたし、プログ仲間に言われたことがあります。
Sだって。
ふふふ。
それでも、わたしは「あずみ2」はおもしろかったです。
この映画で一番腹立たしいのは、俳優でなく、ぬるい仕事した監督と、ぬるい仕事を求めた企画サイドです。
上戸彩は華もあるし、経験もつんで将来いい女優になるでしょう。そのとき、この映画を苦笑交じりに回想してほしいです
あずみ2 そんなに酷いんですか?
私は中古であずみのDVDセット
買ったんですが、2はまだ見てません
あずみの感想ですが
男役の方が、訳のわからん奴ばかりで
ちっとも魅力的なのいませんでいたね
でも どうせかったのでやっぱ2観ようかな?