自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ

映画作りの糧とすべく劇場鑑賞作品中心にネタバレ徹底分析
映画ブロガーら有志23名による「10年代映画ベストテン」発表!

2025年1月の戸田市議会選挙が考えうる最低最悪の結果になった

2025-01-28 18:57:00 | 映画と関係ない雑談
数年前まで暮らしていた戸田市の市議会選挙が考える限り最悪の結果となった。
絶対に議員にしてはいけない人物がトップ当選している。

その男は自称元コメディアンで、ジョーカーを気取って顔を白塗りにして迷惑行為を行うといううすら寒い活動していた。

戸田市民は忘れたのだろうか
あの男が東京都知事選でワイセツポスターを貼り散らかしてヒンシュクをかったことを

今回の選挙でも立花孝志が応援に入ったにもかかわらず、戸田市民は投票しようと思ったのだろうか。立花の愚劣な行為の数々を支持するあの男をいいと思ったのか

その男、河合ゆうすけは、市民のために暮らしをよくしようとか、政治を変えようとか、そんな思いは持っていない。

草加市議を任期途中で投げ出して、東京都知事選に立候補し、やったことといえばワイセツなポスターを貼り散らかしてヒンシュクをかったくらいだ。政治に対する思いなどその程度の男である。
迷惑行為防止条例違反ではないかと炎上したら慌ててポスターをはがす程度の男でもある。控えめに言ってクソだせえ。

彼は議員になりたくて白塗りメイクを止めて真面目そうな候補者を装って草加市議選に立候補し、河合をよく知らない人たちの票を集めて市議になった。
市議になってSNSでの第一声は、封印していた白塗りメイクを戻しての「俺の落選を予測してた奴らざまぁ」である。(普通当選後の第一声は「頑張ります」とか「ありがとう」ではないか)
そして気色悪い白塗りメイクで新宿に行き、若年被害女性支援団体の活動を妨害。「フェミニストのせいで男が女を嫌いになり少子化が加速する」などと、バカ持論を展開した。

朝日新聞が風変わりな選挙をする人たちを紹介するようなシリーズ記事で無批判で河合を紹介したところ批判が殺到し、朝日新聞は謝罪し記事を撤回する事態となった。




東京都知事選を経て、その後はクルド人ヘイトを繰り広げ、蕨や川口で活動。
蕨・川口の隣にあたる戸田で市議会選挙に政治団体「日本保守党」の候補として出馬。
ちなみに河合が所属する政治団体の日本保守党は、百田尚樹氏が代表をつとめる国政政党の日本保守党とは全く別。百田氏の党と勘違いして投票した人も一定数いたかもしれない。

戸田市は有権者11万人だが、投票率が低くいつも50%を割り込むくらい。選挙に行かない人が5万人以上いる計算になる。1000票が当落ボーダーなので政治無関心層の2%程度に刺されば勝てる見込みが出てくる。

過去にもスーパークレージー君を一時的に市議会議員にする(居住実態がないことがバレて当選無効)など、色もの候補が強い風潮はあった。
しかし今回は特定層に刺さったというだけでは説明がつかない。4400票も取ってトップ当選したのだ。

ちょっと調べれば河合がどれだけクソかすぐわかるのに、調べもせず投票した市民、あるいは調べてなお面白がって投票した市民が4400人もいるということに、失望というか絶望しか感じない。日本の政治劣化の末路というか断末魔だ。

戸田市は税金を無駄にする。でもそれも戸田市民の選択である。
かつての市民としてとても悲しい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024 アニメベストテン! | トップ | 2024 ふりかえり登山・トレラ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画と関係ない雑談」カテゴリの最新記事