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映画作りの糧とすべく劇場鑑賞作品中心にネタバレ徹底分析
映画ブロガーら有志23名による「10年代映画ベストテン」発表!

[なんとなく企画]90年代の私的映画ランキング(92~93)

2008-02-08 00:17:13 | 私の映画年間ベスト
90~91篇につづき
ここからは記録があるので、今の感性でなく当時の感性で選んだベストを列挙。
外国映画と日本映画は別々に分けて記載。
1992年山形大学入学
ここから本格的に映画オタクの道へと進み始める
日本映画を観るようになったこと。ミニシアター系映画に興味を持ち出したことで、観賞本数は高校時代より一気に増えた。

1993年 私的ベスト(劇場鑑賞作品)
外国映画ベストテン (劇場新作鑑賞本数 74)
1位 山猫は眠らない (ルイス・ロッサ)
2位 ナイト・アンド・ザ・シティ (アーウィン・ウインクラー)
3位 ジュラシック・パーク (スティーブン・スピルバーグ)
4位 キャプテン・スーパーマーケット (サム・ライミ)
5位 魅せられて四月 (マイク・ニューウェル)
6位 顔のない天使 (メル・ギブソン)
7位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱 (ツイ・ハーク)
8位 フォーリング・ダウン (ジョエル・シューマッカー)
9位 許されざる者 (クリント・イーストウッド)
10位 アラジン (ジョン・マスカー)


日本映画ベスト8 (劇場新作鑑賞本数 24)
1位 病院で死ぬということ (市川準)
2位 学校 (山田洋次)
3位 プロゴルファー織部金次郎 (杉村六郎)
4位 特捜ロボ・ジャンパーソン (小西通雄)
5位 福本耕平かく走りき (久保田傑)
6位 月光の夏 (神山征二郎)
7位 男はつらいよ・寅次郎の縁談 (山田洋次)
8位 まあだだよ (黒澤明)


1992年 私的ベスト(劇場鑑賞作品)
外国映画ベストテン (劇場新作鑑賞本数 21)
0位 ブレード・ランナー最終版 (リドリー・スコット)
1位 JFK (オリバー・ストーン)
2位 ボディガード (ミック・ジャクソン)
3位 ダンシング・ヒーロー (バズ・ラーマン)
4位 1492コロンブス (リドリー・スコット)
5位 フック (スティーブン・スピルバーグ)
6位 プリティ・リーグ (ペニー・マーシャル)
7位 リーサル・ウェポン3 (リチャード・ドナー)
8位 スター・トレック6 新たなる未知へ (ニコラス・メイヤー)
9位 ホワイト・ファング (ランダル・クレイザー)
10位 美女と野獣 (ゲイリー・トゥルースデイル、カーク・ワイズ)


日本映画ベスト5 (劇場新作鑑賞本数 9)
1位 パッチンして!おばあちゃん (辻伸一)
2位 ちびまる子ちゃん・わたしの好きな歌 (須田裕美子、芝山努)
3位 男はつらいよ・寅次郎の青春 (山田洋次)
4位 私を抱いて、そしてキスして (佐藤純彌)
5位 おろしや国酔夢譚 (佐藤純彌)


*****
93年はタランティーノの「レザボア・ドッグス」が公開。僕の周りでもいいよいいよ、と大絶賛だったが、僕はあの映画に全くのれなかった。
それよりもトム・ベレンジャーの山猫は眠らないにドギューンと撃ち抜かれていた。
このころのメルギブはなんて優しい作家だったんだろう。そしてサム・ライミの黄金時代が過ぎようとしていた。市川準と出会い、黒澤の遺作が公開された1993年だった。

悪評高い「フック」であるが、今も個人的には大好きなスピ映画さ。
「ボディガード」ですら、今見ると順位高すぎな気もするが、こないだ久しぶりに観たらやっぱり面白かった。恥ずかしがるこたあない。自信を持って好きだと言えばいいんだ。リドリー・スコットがまだ作家として魅力的だった92年。ブレラン最終版は新作観た様な新鮮な衝撃。ナレーション版だけ観てたころから「生涯ベストワン」と言っていた作品であるだけに別格で1位のさらに上の「0位」とした。

*****
参考
1993
アカデミー賞 「許されざる者」
キネマ旬報日本映画第1位 「月はどっちに出ている」
キネマ旬報外国映画第1位 「許されざる者」

1992
アカデミー賞 「羊たちの沈黙」
キネマ旬報日本映画第1位 「シコふんじゃった」
キネマ旬報外国映画第1位 「美しき諍い女」

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