そんな訳で一昨日金曜はカードゲーム情報誌「カードゲーマー」最新号(Vol.33)の発売日でした。
・「カードゲーマー」公式サイト
COJは次バージョンの情報がいくつか載っていましたが、
それについては時間があればやるということにして、
同誌で行われている「COJオリジナルカード」に投稿したネタを、
当時のメモと共に紹介していきたいと思います。
今回は都合により2つしか投稿できなかったのですが、
そのうち1つが採用されました。
まずは採用分からです。
<<<投稿時メモ>>>
モーコーネン
黄属性 ユニット 珍獣 UC
CP2 BP4000/5000/6000
【神託】
【春眠不覺曉】このユニットに【神託】がある場合、対戦相手の全てのユニットは【呪縛】を持つとともに【不屈】を発動できない。
【花落知多少】あなたのターン開始時、このユニットに【神託】がある場合、対戦相手のトリガーゾーンにあるカードを1枚ランダムで手札に戻す。このユニットの【神託】を取り除く。
「春眠暁を覚えず」で有名な漢詩、
「春暁」の作者「孟浩然」がモデルです。
見た目は《ホーローセン》や《キジムナー》が中国風になった感じで考えています。
相手ユニット全体に【呪縛】を与えた上に、
【呪縛】の弱点の1つである【不屈】も無力化できますが、
【神託】メカニズムを導入しており、
効果は1ターン限りとなっています。
【神託】が取り除かれた時に追加で効果が発動する様になりましたが、
この書式だと相手のトリガーゾーンにカードが無いと、
【神託】がそのまま残ってしまう(効果が持続してしまう)ことになります。
トリガーゾーンのカードを戻させるか、【呪縛】を持続させるかの2択を迫ることも可能ではありますが、
寧ろ【神託】を取り除くだけで何もしない方が良いのかも知れません。
いずれにせよ【神託】はまだ掘り下げるに値するメカニズムだと思います。
<<<メモここまで>>>
低コストで使える《ライトニングドラゴン》のイメージで考えてみました。
余り有効に使われていない印象のある【神託】メカニズムですが、
その掘り下げ手段の一つという意味もあります。
何かの参考になればと思っています。
――
そしてもう一つのネタですが、
こんなのを送りました。
<<<投稿時メモ>>>
沈黙の春
青属性 インターセプト R
CP6
【秘儀】(このカードはあなたのフィールドに青属性のユニットが1体以上か、あなたのトリガーゾーンに他の青属性のカードが1枚以上の時に使用できる。)
あなたのフィールドにユニットが0体以下の場合、このカードのコストを-4する。
あなたのターン開始時、種族を1つ選ぶ。その選ばれた種族を持つ全てのユニットに【沈黙】を与え、破壊する。
[FT]農地に撒かれた薬の効果は絶大だった――それは農地に巣食う雑草を殺し、昆虫を殺し、蛇や鳥を殺し、農夫とその家族を殺し、最終的に大地そのものを腐敗させた。
農薬などの化学物質の危険性を訴えたレイチェル・カーソンの名著「沈黙の春」をもとに考えてみました。
フレーバーテキストもそれを意識したものになっています。
選ぶのはユニットではなく種族で、
カード名の通り【沈黙】をつけつつ破壊する為、
【加護】や【破壊効果耐性】などを無視でき、
破壊された時に発動する効果を持つユニットに対しても強く出られるのが特徴です。
但し破壊された時に発動するトリガーやインターセプトの効果は許してしまうので要注意です。
【秘儀】は属性インターセプトの発動条件を変える効果で、
フィールドに該当する属性のユニットがいなくても、
トリガーゾーンに同色の他のカードがあれば使えるようになっています。
また早いターンに更地にされた時の立て直しの為に、
コスト軽減効果も付けてみました。
かつての《人類再生計画》的な運用が期待できそうです。
<<<メモここまで>>>
環境問題を扱った名著「沈黙の春」がモデルという、
極めてマニアックなネタでした。
メカニズム的には属性インターセプトの弱点である、
「更地にされると撃てない」点を補う要素を導入しています。
汎用性の高い無色カードが増えすぎて、
プレイヤーへの負担が大きくなりすぎるのを、
ある程度緩和できたらと思っています。
――
そんな感じで「カードゲーマー」では毎号お題付きの「オリジナルカード」を募集しています。
今度のお題は「種族支援」で、
締め切りは4月30日とのことなので、
この機会に挑戦してみるのも良いかも知れません。
以上、「オリジナルカード」のお話でした。
――
◎おまけ:M・o・Aちゃんが何か言う
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――
◎宣伝
転生の宴はセガ・インタラクティブサポーターズサイトに登録されています。興味を持たれましたら投票してみるのも良いでしょう。
・「カードゲーマー」公式サイト
COJは次バージョンの情報がいくつか載っていましたが、
それについては時間があればやるということにして、
同誌で行われている「COJオリジナルカード」に投稿したネタを、
当時のメモと共に紹介していきたいと思います。
今回は都合により2つしか投稿できなかったのですが、
そのうち1つが採用されました。
まずは採用分からです。
<<<投稿時メモ>>>
モーコーネン
黄属性 ユニット 珍獣 UC
CP2 BP4000/5000/6000
【神託】
【春眠不覺曉】このユニットに【神託】がある場合、対戦相手の全てのユニットは【呪縛】を持つとともに【不屈】を発動できない。
【花落知多少】あなたのターン開始時、このユニットに【神託】がある場合、対戦相手のトリガーゾーンにあるカードを1枚ランダムで手札に戻す。このユニットの【神託】を取り除く。
「春眠暁を覚えず」で有名な漢詩、
「春暁」の作者「孟浩然」がモデルです。
見た目は《ホーローセン》や《キジムナー》が中国風になった感じで考えています。
相手ユニット全体に【呪縛】を与えた上に、
【呪縛】の弱点の1つである【不屈】も無力化できますが、
【神託】メカニズムを導入しており、
効果は1ターン限りとなっています。
【神託】が取り除かれた時に追加で効果が発動する様になりましたが、
この書式だと相手のトリガーゾーンにカードが無いと、
【神託】がそのまま残ってしまう(効果が持続してしまう)ことになります。
トリガーゾーンのカードを戻させるか、【呪縛】を持続させるかの2択を迫ることも可能ではありますが、
寧ろ【神託】を取り除くだけで何もしない方が良いのかも知れません。
いずれにせよ【神託】はまだ掘り下げるに値するメカニズムだと思います。
<<<メモここまで>>>
低コストで使える《ライトニングドラゴン》のイメージで考えてみました。
余り有効に使われていない印象のある【神託】メカニズムですが、
その掘り下げ手段の一つという意味もあります。
何かの参考になればと思っています。
――
そしてもう一つのネタですが、
こんなのを送りました。
<<<投稿時メモ>>>
沈黙の春
青属性 インターセプト R
CP6
【秘儀】(このカードはあなたのフィールドに青属性のユニットが1体以上か、あなたのトリガーゾーンに他の青属性のカードが1枚以上の時に使用できる。)
あなたのフィールドにユニットが0体以下の場合、このカードのコストを-4する。
あなたのターン開始時、種族を1つ選ぶ。その選ばれた種族を持つ全てのユニットに【沈黙】を与え、破壊する。
[FT]農地に撒かれた薬の効果は絶大だった――それは農地に巣食う雑草を殺し、昆虫を殺し、蛇や鳥を殺し、農夫とその家族を殺し、最終的に大地そのものを腐敗させた。
農薬などの化学物質の危険性を訴えたレイチェル・カーソンの名著「沈黙の春」をもとに考えてみました。
フレーバーテキストもそれを意識したものになっています。
選ぶのはユニットではなく種族で、
カード名の通り【沈黙】をつけつつ破壊する為、
【加護】や【破壊効果耐性】などを無視でき、
破壊された時に発動する効果を持つユニットに対しても強く出られるのが特徴です。
但し破壊された時に発動するトリガーやインターセプトの効果は許してしまうので要注意です。
【秘儀】は属性インターセプトの発動条件を変える効果で、
フィールドに該当する属性のユニットがいなくても、
トリガーゾーンに同色の他のカードがあれば使えるようになっています。
また早いターンに更地にされた時の立て直しの為に、
コスト軽減効果も付けてみました。
かつての《人類再生計画》的な運用が期待できそうです。
<<<メモここまで>>>
環境問題を扱った名著「沈黙の春」がモデルという、
極めてマニアックなネタでした。
メカニズム的には属性インターセプトの弱点である、
「更地にされると撃てない」点を補う要素を導入しています。
汎用性の高い無色カードが増えすぎて、
プレイヤーへの負担が大きくなりすぎるのを、
ある程度緩和できたらと思っています。
――
そんな感じで「カードゲーマー」では毎号お題付きの「オリジナルカード」を募集しています。
今度のお題は「種族支援」で、
締め切りは4月30日とのことなので、
この機会に挑戦してみるのも良いかも知れません。
以上、「オリジナルカード」のお話でした。
――
◎おまけ:M・o・Aちゃんが何か言う
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