文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

社会主義経済という人類の愚行…フェイクに満ちていた生産運動…需要も供給も分からない…文系教授の多くは冷戦の敗残兵 

2019年03月15日 12時07分45秒 | 日記

一昨日の夜NHKBS1で世界のドキュメンタリ「人民と独裁者の夢宮殿」を観た私は、古田博司教授の至言を思っていた。
彼の至言のお陰もあって私は共産主義が如何にダメなものか。
マルクスが人類に対して大損害を与えた、とんでもない馬鹿者であると確信したのである。
古田教授は古代専制国家の特徴は巨大建造物の建立であると解明した。
正に彼の言う通りだった。
ソ連、東欧、全ての共産主義国家が行った事は古代専制国家への回帰以外の何物でもなかったからである。
私は昨日、新聞を読んでいなかった…今日、読書家の友人が、昨日の産経新聞に古田博司教授が寄稿していた事を教えてくれた。
私は又しても物事には呼応と言う現象があると思った次第である。
古田教授は、私や高山正之と同様のユーモアのセンスを持っている…具眼の士は、皆、大笑いしながら以下の論文を読んだはずである。
だが、この論文は戦後の世界で最高の論文の一つである事に思いが至って襟を正したはずである。
この論文は、例えば、完璧な大江健三郎の否定であり、彼に代表されるいわゆる文化人達に対する、これ以上ない見事な否定だからである。
社会主義経済という人類の愚行
古田 博司
筑波大学大学院教授
フェイクに満ちていた生産運動 
1991年11月22日付の『労働新聞』を読んでいた私(当時38歳)は、北朝鮮で新しい生産運動が始まったことを知った。
こうして研究者は一部同業者以外、誰も関心のない論文を書くことになる。
それはむなしい過程なのだが、自己の分野を知見で徹底的に埋めていくことは、将来のために重要なことである。 
その生産運動というのが実にくだらない。
もとは商業部門だった鄭舂実が、50万トンの蚕を生産、1万5干匹のビーバーと300匹の黒銀ぎつねを育て、500㌧の山菜を採取し、労働英雄として表彰された、という。
まず数字は誇張されているので無視する。
以後、北全土に「鄭舂実運動先駆者大会」が拡大していった。 
その頃書いた論文には「該当者は商業部門など、流通の停滞で閑職に追いこまれた幹部がほとんどで、旅館・食堂・商店の閑職が加わっていた。この運動は、仕事のない者、なくなった者を生産や採取に駆り立てるものだった」とあるだけである。
実は書いている本人が、北で何のために党がこのようなことをしているのか、正直分かっていなかったのだ。 
普通、社会主義経済に関心のある研究者は工業化や軍事化ばかり研究する。
工場や農場からの上納金は、これらの部門に集中投下されるからである。だが党機関紙は、くだらない生産運動、「働かない者を働かせる運動」で満ちている。
重工業や軍事は秘密なので出てこない。
発電所の記事は出てくるので、電力からそれを類推する論文は書いたことがある。 
その後2009年、ルーマニア生まれのドイツ人作家ヘルダ・ミュラーが『狙われたキツネ』でチャウシェスク政権下のルーマニア経済社会を描き、ノーベル賞を取った。
その邦訳を読むと直観が電光のように到来した。
ここから分野を埋め尽くしていた知見への逆算が始まる。
「社会主義経済とはフェイクであり、向こう側の経済学的根拠をもたない。ゆえに社会主義経済論は永遠に生まれない」
これが私の結論だった。
需要も供給も分からない 
社会主義経済とは、19世紀の遅れたマルクス経済学を20世紀の経済に応用したものである。
その結果、マーシャル以後の需要・供給の経済学を知らないものだから、ウリは作りすぎて農場の片隅に積まれて腐臭を放ち、鉄鋼は工場の中庭で赤サビの塊と化した。
そもそも需要・供給を知らずに計画経済なんかできるわけがない。
統計局は、工場や農場から上がって来るどんぶり勘定の計画書にバンバン判を押した。
ホラ吹きの中国ではこの水増しが特にひどかった。 
マルクス経済学は「労働価値説」である。
生産労働は価値を生むが、流通は価値を生まないとする。
それで社会主義国では流通がほとんど無視された。
運送がダメだから食料は配給制になりソ連では長い行列ができた。
中国の都市では糧票が配布された。
北朝鮮ではトラックがないので労働新聞を列車で運んで駅でおろした。
ここに鄭舂実運動がつながる。
翌月にソ連が崩壊した。
ソ連からの援助が先細り、北朝鮮では閑職だった流通部門の者を山に駆り立てて、狩猟・採取経済をさせたのである。
これは古代経済であろう。
社会主義経済とは「古代経済のマルクス経済化」ではなかったのか。
作りすぎた消費財は闇市に回り、足りなくなった生産財は専門職がトラックで運んで埋めた。
これをソ連ではトルカーチといい、北朝鮮では資材商社という。
悲しいまでにくだらない。
文系教授の多くは冷戦の敗残兵 
もっとも古代経済らしかったのは、共同農場(中国は人民公社、北朝鮮は協同農場)であった。
もともとはソ連のプレオブラジェンスキーが「社会主義的剰余価値の生産」と言ったものを、スターリンが実践した。
1929年末からソ連では全土に広まる。
国家が農民を直接搾取する機構である。
そこには古代らしく専制支配・身分制(地主出身・貧農出身云々)が色濃く残り、農民は疲弊した。 
今日、社会主義経済は全部崩壊した。
工業・軍事の部門は、核・ミサイルや宇宙開発に突出して残った。
北朝鮮などはもう飛ばせる航空機がない。
だから金正恩はハノイまで列車の長旅をした。
また中国に飛行機を借りるか、そんな屈辱はもうたくさんだろう。 
冷戦期、日本の文系の大学教授のほとんどが社会主義とマルクスが好きだった。
彼らはヘーゲル・マルクスの進歩史観というフェイクで未来を先見した。
そして資本主義陣営の政治や経済の実務家達と時代を二分した。
ソ連崩壊後も20年間、彼らは好きなものを手放さなかった。
結局、何の役にも立たないものとして批判され、2015年からは大学文系改廃へと追い込まれていくのである。
彼らは冷戦の敗残兵だ。 
彼らは冒頭にきまって、著名な西洋人の理念や理論を持ってきて論文を書いたものだ。
だがそんなものにはもう普遍性はないのだ。
その間、私はくだらない論文をたくさん書いて時を埋めた。
(ふるた ひろし)

 

 


彼の至言のお陰もあって私は共産主義が如何にダメなものか。マルクスは人類に対して大損害を与えた、とんでもない馬鹿者であると確信したのである。

2019年03月15日 12時04分35秒 | 日記

一昨日の夜NHKBS1で世界のドキュメンタリー「人民と独裁者の夢宮殿」を観た私は、古田博司教授の至言を思っていた。
彼の至言のお陰もあって私は共産主義が如何にダメなものか。
マルクスは人類に対して大損害を与えた、とんでもない馬鹿者であると確信したのである。
古田教授は古代専制国家の特徴は巨大建造物の建立であると解明した。
正に彼の言う通りだったソ連、東欧、全ての共産主義国家が行った事は古代専制国家への回帰以外の何物でもなかったからである。
私は昨日、新聞を読んでいなかった…今日、読書家の友人が、昨日の産経新聞に古田博司教授が寄稿していた事を教えてくれた。
私は又しても物事には呼応と言う現象があると思った次第である。
古田教授は、私や高山正之と同様のユーモアのセンスを持っている…具眼の士は、皆、大笑いしながら以下の論文を読んだはずである。
だが、この論文は戦後の世界で最高の論文の一つである事に思いが至って襟を正したはずである。
この論文は、例えば、完璧な大江健三郎の否定であり、彼に代表されるいわゆる文化人達に対する、これ以上ない見事な否定だからである。
社会主義経済という人類の愚行
古田 博司
筑波大学大学院教授
フェイクに満ちていた生産運動 
1991年11月22日付の『労働新聞』を読んでいた私(当時38歳)は、北朝鮮で新しい生産運動が始まったことを知った。
こうして研究者は一部同業者以外、誰も関心のない論文を書くことになる。
それはむなしい過程なのだが、自己の分野を知見で徹底的に埋めていくことは、将来のために重要なことである。 
その生産運動というのが実にくだらない。
もとは商業部門だった鄭舂実が、50万トンの蚕を生産、1万5干匹のビーバーと300匹の黒銀ぎつねを育て、500㌧の山菜を採取し、労働英雄として表彰された、という。
まず数字は誇張されているので無視する。
以後、北全土に「鄭舂実運動先駆者大会」が拡大していった。 
その頃書いた論文には「該当者は商業部門など、流通の停滞で閑職に追いこまれた幹部がほとんどで、旅館・食堂・商店の閑職が加わっていた。この運動は、仕事のない者、なくなった者を生産や採取に駆り立てるものだった」とあるだけである。
実は書いている本人が、北で何のために党がこのようなことをしているのか、正直分かっていなかったのだ。 
普通、社会主義経済に関心のある研究者は工業化や軍事化ばかり研究する。
工場や農場からの上納金は、これらの部門に集中投下されるからである。だが党機関紙は、くだらない生産運動、「働かない者を働かせる運動」で満ちている。
重工業や軍事は秘密なので出てこない。
発電所の記事は出てくるので、電力からそれを類推する論文は書いたことがある。 
その後2009年、ルーマニア生まれのドイツ人作家ヘルダ・ミュラーが『狙われたキツネ』でチャウシェスク政権下のルーマニア経済社会を描き、ノーベル賞を取った。
その邦訳を読むと直観が電光のように到来した。
ここから分野を埋め尽くしていた知見への逆算が始まる。
「社会主義経済とはフェイクであり、向こう側の経済学的根拠をもたない。ゆえに社会主義経済論は永遠に生まれない」
これが私の結論だった。
需要も供給も分からない 
社会主義経済とは、19世紀の遅れたマルクス経済学を20世紀の経済に応用したものである。
その結果、マーシャル以後の需要・供給の経済学を知らないものだから、ウリは作りすぎて農場の片隅に積まれて腐臭を放ち、鉄鋼は工場の中庭で赤サビの塊と化した。
そもそも需要・供給を知らずに計画経済なんかできるわけがない。
統計局は、工場や農場から上がって来るどんぶり勘定の計画書にバンバン判を押した。
ホラ吹きの中国ではこの水増しが特にひどかった。 
マルクス経済学は「労働価値説」である。
生産労働は価値を生むが、流通は価値を生まないとする。
それで社会主義国では流通がほとんど無視された。
運送がダメだから食料は配給制になりソ連では長い行列ができた。
中国の都市では糧票が配布された。
北朝鮮ではトラックがないので労働新聞を列車で運んで駅でおろした。
ここに鄭舂実運動がつながる。
翌月にソ連が崩壊した。
ソ連からの援助が先細り、北朝鮮では閑職だった流通部門の者を山に駆り立てて、狩猟・採取経済をさせたのである。
これは古代経済であろう。
社会主義経済とは「古代経済のマルクス経済化」ではなかったのか。
作りすぎた消費財は闇市に回り、足りなくなった生産財は専門職がトラックで運んで埋めた。
これをソ連ではトルカーチといい、北朝鮮では資材商社という。
悲しいまでにくだらない。
文系教授の多くは冷戦の敗残兵 
もっとも古代経済らしかったのは、共同農場(中国は人民公社、北朝鮮は協同農場)であった。
もともとはソ連のプレオブラジェンスキーが「社会主義的剰余価値の生産」と言ったものを、スターリンが実践した。
1929年末からソ連では全土に広まる。
国家が農民を直接搾取する機構である。
そこには古代らしく専制支配・身分制(地主出身・貧農出身云々)が色濃く残り、農民は疲弊した。 
今日、社会主義経済は全部崩壊した。
工業・軍事の部門は、核・ミサイルや宇宙開発に突出して残った。
北朝鮮などはもう飛ばせる航空機がない。
だから金正恩はハノイまで列車の長旅をした。
また中国に飛行機を借りるか、そんな屈辱はもうたくさんだろう。 
冷戦期、日本の文系の大学教授のほとんどが社会主義とマルクスが好きだった。
彼らはヘーゲル・マルクスの進歩史観というフェイクで未来を先見した。
そして資本主義陣営の政治や経済の実務家達と時代を二分した。
ソ連崩壊後も20年間、彼らは好きなものを手放さなかった。
結局、何の役にも立たないものとして批判され、2015年からは大学文系改廃へと追い込まれていくのである。
彼らは冷戦の敗残兵だ。 
彼らは冒頭にきまって、著名な西洋人の理念や理論を持ってきて論文を書いたものだ。
だがそんなものにはもう普遍性はないのだ。
その間、私はくだらない論文をたくさん書いて時を埋めた。
(ふるた ひろし)

 


一昨日の夜NHKBS1で世界のドキュメンタリー「人民と独裁者の夢宮殿」を観た私は、古田博司教授の至言を思っていた。

2019年03月15日 12時02分21秒 | 日記

一昨日の夜NHKBS1で世界のドキュメンタリー「人民と独裁者の夢宮殿」を観た私は、古田博司教授の至言を思っていた。
彼の至言のお陰もあって私は共産主義が如何にダメなものか。
マルクスが人類に対して大損害を与えた、とんでもない馬鹿者であると確信したのである。
古田教授は古代専制国家の特徴は巨大建造物の建立であると解明した。
正に彼の言う通りだったソ連、東欧、全ての共産主義国家が行った事は古代専制国家への回帰以外の何物でもなかったからである。
私は昨日、新聞を読んでいなかった…今日、読書家の友人が、昨日の産経新聞に古田博司教授が寄稿していた事を教えてくれた。
私は又しても物事には呼応と言う現象があると思った次第である。
古田教授は、私や高山正之と同様のユーモアのセンスを持っている…具眼の士は、皆、大笑いしながら以下の論文を読んだはずである。
だが、この論文は戦後の世界で最高の論文の一つである事に思いが至って襟を正したはずである。
この論文は、例えば、完璧な大江健三郎の否定であり、彼に代表されるいわゆる文化人達に対する、これ以上ない見事な否定だからである。
社会主義経済という人類の愚行
古田 博司
筑波大学大学院教授
フェイクに満ちていた生産運動 
1991年11月22日付の『労働新聞』を読んでいた私(当時38歳)は、北朝鮮で新しい生産運動が始まったことを知った。
こうして研究者は一部同業者以外、誰も関心のない論文を書くことになる。
それはむなしい過程なのだが、自己の分野を知見で徹底的に埋めていくことは、将来のために重要なことである。 
その生産運動というのが実にくだらない。
もとは商業部門だった鄭舂実が、50万トンの蚕を生産、1万5干匹のビーバーと300匹の黒銀ぎつねを育て、500㌧の山菜を採取し、労働英雄として表彰された、という。
まず数字は誇張されているので無視する。
以後、北全土に「鄭舂実運動先駆者大会」が拡大していった。 
その頃書いた論文には「該当者は商業部門など、流通の停滞で閑職に追いこまれた幹部がほとんどで、旅館・食堂・商店の閑職が加わっていた。この運動は、仕事のない者、なくなった者を生産や採取に駆り立てるものだった」とあるだけである。
実は書いている本人が、北で何のために党がこのようなことをしているのか、正直分かっていなかったのだ。 
普通、社会主義経済に関心のある研究者は工業化や軍事化ばかり研究する。
工場や農場からの上納金は、これらの部門に集中投下されるからである。だが党機関紙は、くだらない生産運動、「働かない者を働かせる運動」で満ちている。
重工業や軍事は秘密なので出てこない。
発電所の記事は出てくるので、電力からそれを類推する論文は書いたことがある。 
その後2009年、ルーマニア生まれのドイツ人作家ヘルダ・ミュラーが『狙われたキツネ』でチャウシェスク政権下のルーマニア経済社会を描き、ノーベル賞を取った。
その邦訳を読むと直観が電光のように到来した。
ここから分野を埋め尽くしていた知見への逆算が始まる。
「社会主義経済とはフェイクであり、向こう側の経済学的根拠をもたない。ゆえに社会主義経済論は永遠に生まれない」
これが私の結論だった。
需要も供給も分からない 
社会主義経済とは、19世紀の遅れたマルクス経済学を20世紀の経済に応用したものである。
その結果、マーシャル以後の需要・供給の経済学を知らないものだから、ウリは作りすぎて農場の片隅に積まれて腐臭を放ち、鉄鋼は工場の中庭で赤サビの塊と化した。
そもそも需要・供給を知らずに計画経済なんかできるわけがない。
統計局は、工場や農場から上がって来るどんぶり勘定の計画書にバンバン判を押した。
ホラ吹きの中国ではこの水増しが特にひどかった。 
マルクス経済学は「労働価値説」である。
生産労働は価値を生むが、流通は価値を生まないとする。
それで社会主義国では流通がほとんど無視された。
運送がダメだから食料は配給制になりソ連では長い行列ができた。
中国の都市では糧票が配布された。
北朝鮮ではトラックがないので労働新聞を列車で運んで駅でおろした。
ここに鄭舂実運動がつながる。
翌月にソ連が崩壊した。
ソ連からの援助が先細り、北朝鮮では閑職だった流通部門の者を山に駆り立てて、狩猟・採取経済をさせたのである。
これは古代経済であろう。
社会主義経済とは「古代経済のマルクス経済化」ではなかったのか。
作りすぎた消費財は闇市に回り、足りなくなった生産財は専門職がトラックで運んで埋めた。
これをソ連ではトルカーチといい、北朝鮮では資材商社という。
悲しいまでにくだらない。
文系教授の多くは冷戦の敗残兵 
もっとも古代経済らしかったのは、共同農場(中国は人民公社、北朝鮮は協同農場)であった。
もともとはソ連のプレオブラジェンスキーが「社会主義的剰余価値の生産」と言ったものを、スターリンが実践した。
1929年末からソ連では全土に広まる。
国家が農民を直接搾取する機構である。
そこには古代らしく専制支配・身分制(地主出身・貧農出身云々)が色濃く残り、農民は疲弊した。 
今日、社会主義経済は全部崩壊した。
工業・軍事の部門は、核・ミサイルや宇宙開発に突出して残った。
北朝鮮などはもう飛ばせる航空機がない。
だから金正恩はハノイまで列車の長旅をした。
また中国に飛行機を借りるか、そんな屈辱はもうたくさんだろう。 
冷戦期、日本の文系の大学教授のほとんどが社会主義とマルクスが好きだった。
彼らはヘーゲル・マルクスの進歩史観というフェイクで未来を先見した。
そして資本主義陣営の政治や経済の実務家達と時代を二分した。
ソ連崩壊後も20年間、彼らは好きなものを手放さなかった。
結局、何の役にも立たないものとして批判され、2015年からは大学文系改廃へと追い込まれていくのである。
彼らは冷戦の敗残兵だ。 
彼らは冒頭にきまって、著名な西洋人の理念や理論を持ってきて論文を書いたものだ。
だがそんなものにはもう普遍性はないのだ。
その間、私はくだらない論文をたくさん書いて時を埋めた。
(ふるた ひろし)

 

 


その狙いは「首相夫人という虎の中の虎の威を借りた」とする朝日の構図に沿わせることにある。国費を掠めた極悪人でもここまで美しく書けますって、それ自慢になるのか。

2019年03月15日 08時23分23秒 | 日記

読書家の友人が今日は週刊新潮の発売日だと言って買って来てくれた。
5年前の8月以来、朝日新聞の購読は止めたから、今、朝日新聞が、どんなことを書いているのかは全く知らないのだが、今日の、高山正之の変見自在を先ほど読んで大笑いしてしまった。
彼も古田博司教授も5年前の8月以降に知った偉人たちだが、お二人ともユーモアの才も横溢しているのである。
以下は、今日発売された週刊新潮の名物コラム…何しろ私は、これと櫻井よしこさんの連載論文を読むために購読しているのだから…「変見自在」からである。
見出し以外の文中強調は私。
籠池の使い方
およそ詐欺師は目端が利かないといけない。 
この春、横浜市の高齢者宅に「全国銀行協会」名で「5月1日の元号改元による銀行法改正があった」というお知らせが届いた。 
改正に伴って現行のキャッシュカードを「不正防止対策を施したカードに切り替えます」ので「口座番号と暗証番号を記入したうえ古いカードと一緒に下記銀行協会宛に送ってください」とあった。 
改元は目下の話題だ。
カレンダー屋が困っているとか役所の文書もこの際西暦にするとか、テレビも新聞もそんな話を流している。 
今回の詐欺師はその改元騒ぎを巧みについて儲けを企んだ。
実際、騙された人もいたが、ただ計画が杜撰過ぎて捕まった。 
その意味で詐欺師、籠池泰典、淳子夫婦も時流を見る目は持っていた。
夫婦は世の中をつらつら眺めもう左は終わったと見た。
論壇を見たって左は老いた田原総一朗に認知症気味の田中優子くらい。 
少し若い山口二郎も言うことは「韓国の徴用工にカネを払ってやれ」「安倍を叩き切れ」だけ。
それで国から6億円の科研費を貰っている。けじめもない。先行きは暗い。 
これからは日本回帰、保守の時代かもしれない。
で、自分の幼稚園の園児に教育勅語を暗唱させたらすぐ評判になった。 
「保守本流の教育をする寵池」は日教組の偏向教育にうんざりしていた人たちに好感された。 
試しに保守の重鎮の渡部昇一に講演を頼んだら喜んで引き受けてくれた。 
平沼赳夫も明治天皇の玄孫、竹田恒泰も田母神俊雄も駆け付けてくれた。
そうした人脈の先に現総理夫人の安倍昭恵もいた。 
龍池に会った保守人士は誠意の欠片も感じさせない彼の面体と口吻に一様に戸惑った。 
ただ保守の人は共通してヒトを疑わない。
みな性善説派の日本人で昭恵も龍池を善人と信じた。 
詐欺師籠池は思った。
保守はご馳走や。
実際、彼らの名を広告塔に「愛国教育の小学校を建てる」と言ったら労せず4億円もの寄付が集まった。
田原総一朗にはできない芸当だった。 
籠池は以来、国有地払い下げや補助金申請のたびに昭恵らの名を出して大物ぶって見せた。
結果、国や大阪府から1億7000万円も騙し取れた。 
ただ予想外の事態が起きた。
隣の豊中市議に福島瑞穂の元秘書がいて、教育勅語を教える小学校などとんでもないと騒ぎ出した。 
地元の辻元清美も動いた。
籠池夫人が「辻元がまた嫌がらせを」とメールで嘆くほどだった。
そして朝日新聞が出てきた。 
籠池は困った。
別に本気の保守じゃない、ただ食い物にしただけだと言ったが朝日は「国有地払い下げに昭恵が圧力をかけた」構図をすでに作っていた。 
籠池は昭恵と組んだ悪役だった。
捜査が入って公金詐欺もバレれば本意でもない「保守の詐欺師」にされてしまう。 
それは避けたい。
で、籠池は保守の皮を脱ぎ棄てて朝日にすり寄ることにした。
「首相夫人の威光で国有地をこんなに安くしてもらった」と偽りの告発をすることにした。 
その代わり詐欺は大目に見てもらえまいか。 
社民党や共産党どもが籠池の家に入っていったのはその取引のためだった。 
かくて朝日が創作した森友疑惑に生き証人が登場することになった。 
籠池は政府の圧力で詐欺犯に仕立てられた「国策捜査の被害者」という役回りだった。 
籠池の初公判の日、朝日は紙面を総動員して森友疑惑を再上演したが、笑えたのが天声人語だった。 
籠池は法廷で「水を得た魚のように」弁明し、それを被告席から妻淳子がうっとりと見守る。 
「労わりあう夫婦花」と二人を持ち上げる。 
その狙いは「首相夫人という虎の中の虎の威を借りた」とする朝日の構図に沿わせることにある。 
国費を掠めた極悪人でもここまで美しく書けますって、それ自慢になるのか。


籠池は法廷で「水を得た魚のように」弁明し、それを被告席から妻淳子がうっとりと見守る。「労わりあう夫婦花」と二人を持ち上げる。

2019年03月15日 08時22分22秒 | 日記

読書家の友人が今日は週刊新潮の発売日だと言って買って来てくれた。
5年前の8月以来、朝日新聞の購読は止めたから、今、朝日新聞が、どんなことを書いているのかは全く知らないのだが、今日の、高山正之の変見自在を先ほど読んで大笑いしてしまった。
彼も古田博司教授も5年前の8月以降に知った偉人たちだが、お二人ともユーモアの才も横溢しているのである。
以下は、今日発売された週刊新潮の名物コラム…何しろ私は、これと櫻井よしこさんの連載論文を読むために購読しているのだから…「変見自在」からである。
見出し以外の文中強調は私。
籠池の使い方
およそ詐欺師は目端が利かないといけない。 
この春、横浜市の高齢者宅に「全国銀行協会」名で「5月1日の元号改元による銀行法改正があった」というお知らせが届いた。 
改正に伴って現行のキャッシュカードを「不正防止対策を施したカードに切り替えます」ので「口座番号と暗証番号を記入したうえ古いカードと一緒に下記銀行協会宛に送ってください」とあった。 
改元は目下の話題だ。
カレンダー屋が困っているとか役所の文書もこの際西暦にするとか、テレビも新聞もそんな話を流している。 
今回の詐欺師はその改元騒ぎを巧みについて儲けを企んだ。
実際、騙された人もいたが、ただ計画が杜撰過ぎて捕まった。 
その意味で詐欺師、籠池泰典、淳子夫婦も時流を見る目は持っていた。
夫婦は世の中をつらつら眺めもう左は終わったと見た。
論壇を見たって左は老いた田原総一朗に認知症気味の田中優子くらい。 
少し若い山口二郎も言うことは「韓国の徴用工にカネを払ってやれ」「安倍を叩き切れ」だけ。
それで国から6億円の科研費を貰っている。けじめもない。先行きは暗い。 
これからは日本回帰、保守の時代かもしれない。
で、自分の幼稚園の園児に教育勅語を暗唱させたらすぐ評判になった。 
「保守本流の教育をする寵池」は日教組の偏向教育にうんざりしていた人たちに好感された。 
試しに保守の重鎮の渡部昇一に講演を頼んだら喜んで引き受けてくれた。 
平沼赳夫も明治天皇の玄孫、竹田恒泰も田母神俊雄も駆け付けてくれた。
そうした人脈の先に現総理夫人の安倍昭恵もいた。 
龍池に会った保守人士は誠意の欠片も感じさせない彼の面体と口吻に一様に戸惑った。 
ただ保守の人は共通してヒトを疑わない。
みな性善説派の日本人で昭恵も龍池を善人と信じた。 
詐欺師籠池は思った。
保守はご馳走や。
実際、彼らの名を広告塔に「愛国教育の小学校を建てる」と言ったら労せず4億円もの寄付が集まった。
田原総一朗にはできない芸当だった。 
籠池は以来、国有地払い下げや補助金申請のたびに昭恵らの名を出して大物ぶって見せた。
結果、国や大阪府から1億7000万円も騙し取れた。 
ただ予想外の事態が起きた。
隣の豊中市議に福島瑞穂の元秘書がいて、教育勅語を教える小学校などとんでもないと騒ぎ出した。 
地元の辻元清美も動いた。
籠池夫人が「辻元がまた嫌がらせを」とメールで嘆くほどだった。
そして朝日新聞が出てきた。 
籠池は困った。
別に本気の保守じゃない、ただ食い物にしただけだと言ったが朝日は「国有地払い下げに昭恵が圧力をかけた」構図をすでに作っていた。 
籠池は昭恵と組んだ悪役だった。
捜査が入って公金詐欺もバレれば本意でもない「保守の詐欺師」にされてしまう。 
それは避けたい。
で、籠池は保守の皮を脱ぎ棄てて朝日にすり寄ることにした。
「首相夫人の威光で国有地をこんなに安くしてもらった」と偽りの告発をすることにした。 
その代わり詐欺は大目に見てもらえまいか。 
社民党や共産党どもが籠池の家に入っていったのはその取引のためだった。 
かくて朝日が創作した森友疑惑に生き証人が登場することになった。 
籠池は政府の圧力で詐欺犯に仕立てられた「国策捜査の被害者」という役回りだった。 
籠池の初公判の日、朝日は紙面を総動員して森友疑惑を再上演したが、笑えたのが天声人語だった。 
籠池は法廷で「水を得た魚のように」弁明し、それを被告席から妻淳子がうっとりと見守る。 
「労わりあう夫婦花」と二人を持ち上げる。 
その狙いは「首相夫人という虎の中の虎の威を借りた」とする朝日の構図に沿わせることにある。 
国費を掠めた極悪人でもここまで美しく書けますって、それ自慢になるのか。


籠池は政府の圧力で詐欺犯に仕立てられた「国策捜査の被害者」という役回りだった。籠池の初公判の日、朝日は紙面を総動員して森友疑惑を再上演したが、笑えたのが天声人語だった

2019年03月15日 08時21分27秒 | 日記

読書家の友人が今日は週刊新潮の発売日だと言って買って来てくれた。
5年前の8月以来、朝日新聞の購読は止めたから、今、朝日新聞が、どんなことを書いているのかは全く知らないのだが、今日の、高山正之の変見自在を先ほど読んで大笑いしてしまった。
彼も古田博司教授も5年前の8月以降に知った偉人たちだが、お二人ともユーモアの才も横溢しているのである。
以下は、今日発売された週刊新潮の名物コラム…何しろ私は、これと櫻井よしこさんの連載論文を読むために購読しているのだから…「変見自在」からである。
見出し以外の文中強調は私。
籠池の使い方
およそ詐欺師は目端が利かないといけない。 
この春、横浜市の高齢者宅に「全国銀行協会」名で「5月1日の元号改元による銀行法改正があった」というお知らせが届いた。 
改正に伴って現行のキャッシュカードを「不正防止対策を施したカードに切り替えます」ので「口座番号と暗証番号を記入したうえ古いカードと一緒に下記銀行協会宛に送ってください」とあった。 
改元は目下の話題だ。
カレンダー屋が困っているとか役所の文書もこの際西暦にするとか、テレビも新聞もそんな話を流している。 
今回の詐欺師はその改元騒ぎを巧みについて儲けを企んだ。
実際、騙された人もいたが、ただ計画が杜撰過ぎて捕まった。 
その意味で詐欺師、籠池泰典、淳子夫婦も時流を見る目は持っていた。
夫婦は世の中をつらつら眺めもう左は終わったと見た。
論壇を見たって左は老いた田原総一朗に認知症気味の田中優子くらい。 
少し若い山口二郎も言うことは「韓国の徴用工にカネを払ってやれ」「安倍を叩き切れ」だけ。
それで国から6億円の科研費を貰っている。けじめもない。先行きは暗い。 
これからは日本回帰、保守の時代かもしれない。
で、自分の幼稚園の園児に教育勅語を暗唱させたらすぐ評判になった。 
「保守本流の教育をする寵池」は日教組の偏向教育にうんざりしていた人たちに好感された。 
試しに保守の重鎮の渡部昇一に講演を頼んだら喜んで引き受けてくれた。 
平沼赳夫も明治天皇の玄孫、竹田恒泰も田母神俊雄も駆け付けてくれた。
そうした人脈の先に現総理夫人の安倍昭恵もいた。 
龍池に会った保守人士は誠意の欠片も感じさせない彼の面体と口吻に一様に戸惑った。 
ただ保守の人は共通してヒトを疑わない。
みな性善説派の日本人で昭恵も龍池を善人と信じた。 
詐欺師籠池は思った。
保守はご馳走や。
実際、彼らの名を広告塔に「愛国教育の小学校を建てる」と言ったら労せず4億円もの寄付が集まった。
田原総一朗にはできない芸当だった。 
籠池は以来、国有地払い下げや補助金申請のたびに昭恵らの名を出して大物ぶって見せた。
結果、国や大阪府から1億7000万円も騙し取れた。 
ただ予想外の事態が起きた。
隣の豊中市議に福島瑞穂の元秘書がいて、教育勅語を教える小学校などとんでもないと騒ぎ出した。 
地元の辻元清美も動いた。
籠池夫人が「辻元がまた嫌がらせを」とメールで嘆くほどだった。
そして朝日新聞が出てきた。 
籠池は困った。
別に本気の保守じゃない、ただ食い物にしただけだと言ったが朝日は「国有地払い下げに昭恵が圧力をかけた」構図をすでに作っていた。 
籠池は昭恵と組んだ悪役だった。
捜査が入って公金詐欺もバレれば本意でもない「保守の詐欺師」にされてしまう。 
それは避けたい。
で、籠池は保守の皮を脱ぎ棄てて朝日にすり寄ることにした。
「首相夫人の威光で国有地をこんなに安くしてもらった」と偽りの告発をすることにした。 
その代わり詐欺は大目に見てもらえまいか。 
社民党や共産党どもが籠池の家に入っていったのはその取引のためだった。 
かくて朝日が創作した森友疑惑に生き証人が登場することになった。 
籠池は政府の圧力で詐欺犯に仕立てられた「国策捜査の被害者」という役回りだった。 
籠池の初公判の日、朝日は紙面を総動員して森友疑惑を再上演したが、笑えたのが天声人語だった。 
籠池は法廷で「水を得た魚のように」弁明し、それを被告席から妻淳子がうっとりと見守る。 
「労わりあう夫婦花」と二人を持ち上げる。 
その狙いは「首相夫人という虎の中の虎の威を借りた」とする朝日の構図に沿わせることにある。 
国費を掠めた極悪人でもここまで美しく書けますって、それ自慢になるのか。


その代わり詐欺は大目に見てもらえまいか。社民党や共産党どもが籠池の家に入っていったのはその取引のためだった。かくて朝日が創作した森友疑惑に生き証人が登場すること

2019年03月15日 08時20分14秒 | 日記

読書家の友人が今日は週刊新潮の発売日だと言って買って来てくれた。
5年前の8月以来、朝日新聞の購読は止めたから、今、朝日新聞が、どんなことを書いているのかは全く知らないのだが、今日の、高山正之の変見自在を先ほど読んで大笑いしてしまった。
彼も古田博司教授も5年前の8月以降に知った偉人たちだが、お二人ともユーモアの才も横溢しているのである。
以下は、今日発売された週刊新潮の名物コラム…何しろ私は、これと櫻井よしこさんの連載論文を読むために購読しているのだから…「変見自在」からである。
見出し以外の文中強調は私。
籠池の使い方
およそ詐欺師は目端が利かないといけない。 
この春、横浜市の高齢者宅に「全国銀行協会」名で「5月1日の元号改元による銀行法改正があった」というお知らせが届いた。 
改正に伴って現行のキャッシュカードを「不正防止対策を施したカードに切り替えます」ので「口座番号と暗証番号を記入したうえ古いカードと一緒に下記銀行協会宛に送ってください」とあった。 
改元は目下の話題だ。
カレンダー屋が困っているとか役所の文書もこの際西暦にするとか、テレビも新聞もそんな話を流している。 
今回の詐欺師はその改元騒ぎを巧みについて儲けを企んだ。
実際、騙された人もいたが、ただ計画が杜撰過ぎて捕まった。 
その意味で詐欺師、籠池泰典、淳子夫婦も時流を見る目は持っていた。
夫婦は世の中をつらつら眺めもう左は終わったと見た。
論壇を見たって左は老いた田原総一朗に認知症気味の田中優子くらい。 
少し若い山口二郎も言うことは「韓国の徴用工にカネを払ってやれ」「安倍を叩き切れ」だけ。
それで国から6億円の科研費を貰っている。けじめもない。先行きは暗い。 
これからは日本回帰、保守の時代かもしれない。
で、自分の幼稚園の園児に教育勅語を暗唱させたらすぐ評判になった。 
「保守本流の教育をする寵池」は日教組の偏向教育にうんざりしていた人たちに好感された。 
試しに保守の重鎮の渡部昇一に講演を頼んだら喜んで引き受けてくれた。 
平沼赳夫も明治天皇の玄孫、竹田恒泰も田母神俊雄も駆け付けてくれた。
そうした人脈の先に現総理夫人の安倍昭恵もいた。 
龍池に会った保守人士は誠意の欠片も感じさせない彼の面体と口吻に一様に戸惑った。 
ただ保守の人は共通してヒトを疑わない。
みな性善説派の日本人で昭恵も龍池を善人と信じた。 
詐欺師籠池は思った。
保守はご馳走や。
実際、彼らの名を広告塔に「愛国教育の小学校を建てる」と言ったら労せず4億円もの寄付が集まった。
田原総一朗にはできない芸当だった。 
籠池は以来、国有地払い下げや補助金申請のたびに昭恵らの名を出して大物ぶって見せた。
結果、国や大阪府から1億7000万円も騙し取れた。 
ただ予想外の事態が起きた。
隣の豊中市議に福島瑞穂の元秘書がいて、教育勅語を教える小学校などとんでもないと騒ぎ出した。 
地元の辻元清美も動いた。
籠池夫人が「辻元がまた嫌がらせを」とメールで嘆くほどだった。
そして朝日新聞が出てきた。 
籠池は困った。
別に本気の保守じゃない、ただ食い物にしただけだと言ったが朝日は「国有地払い下げに昭恵が圧力をかけた」構図をすでに作っていた。 
籠池は昭恵と組んだ悪役だった。
捜査が入って公金詐欺もバレれば本意でもない「保守の詐欺師」にされてしまう。 
それは避けたい。
で、籠池は保守の皮を脱ぎ棄てて朝日にすり寄ることにした。
「首相夫人の威光で国有地をこんなに安くしてもらった」と偽りの告発をすることにした。 
その代わり詐欺は大目に見てもらえまいか。 
社民党や共産党どもが籠池の家に入っていったのはその取引のためだった。 
かくて朝日が創作した森友疑惑に生き証人が登場することになった。 
籠池は政府の圧力で詐欺犯に仕立てられた「国策捜査の被害者」という役回りだった。 
籠池の初公判の日、朝日は紙面を総動員して森友疑惑を再上演したが、笑えたのが天声人語だった。 
籠池は法廷で「水を得た魚のように」弁明し、それを被告席から妻淳子がうっとりと見守る。 
「労わりあう夫婦花」と二人を持ち上げる。 
その狙いは「首相夫人という虎の中の虎の威を借りた」とする朝日の構図に沿わせることにある。 
国費を掠めた極悪人でもここまで美しく書けますって、それ自慢になるのか。


で、籠池は保守の皮を脱ぎ棄てて朝日にすり寄ることにした。「首相夫人の威光で国有地をこんなに安くしてもらった」と偽りの告発をすることにした。

2019年03月15日 08時18分40秒 | 日記

読書家の友人が今日は週刊新潮の発売日だと言って買って来てくれた。
5年前の8月以来、朝日新聞の購読は止めたから、今、朝日新聞が、どんなことを書いているのかは全く知らないのだが、今日の、高山正之の変見自在を先ほど読んで大笑いしてしまった。
彼も古田博司教授も5年前の8月以降に知った偉人たちだが、お二人ともユーモアの才も横溢しているのである。
以下は、今日発売された週刊新潮の名物コラム…何しろ私は、これと櫻井よしこさんの連載論文を読むために購読しているのだから…「変見自在」からである。
見出し以外の文中強調は私。
籠池の使い方
およそ詐欺師は目端が利かないといけない。 
この春、横浜市の高齢者宅に「全国銀行協会」名で「5月1日の元号改元による銀行法改正があった」というお知らせが届いた。 
改正に伴って現行のキャッシュカードを「不正防止対策を施したカードに切り替えます」ので「口座番号と暗証番号を記入したうえ古いカードと一緒に下記銀行協会宛に送ってください」とあった。 
改元は目下の話題だ。
カレンダー屋が困っているとか役所の文書もこの際西暦にするとか、テレビも新聞もそんな話を流している。 
今回の詐欺師はその改元騒ぎを巧みについて儲けを企んだ。
実際、騙された人もいたが、ただ計画が杜撰過ぎて捕まった。 
その意味で詐欺師、籠池泰典、淳子夫婦も時流を見る目は持っていた。
夫婦は世の中をつらつら眺めもう左は終わったと見た。
論壇を見たって左は老いた田原総一朗に認知症気味の田中優子くらい。 
少し若い山口二郎も言うことは「韓国の徴用工にカネを払ってやれ」「安倍を叩き切れ」だけ。
それで国から6億円の科研費を貰っている。けじめもない。先行きは暗い。 
これからは日本回帰、保守の時代かもしれない。
で、自分の幼稚園の園児に教育勅語を暗唱させたらすぐ評判になった。 
「保守本流の教育をする寵池」は日教組の偏向教育にうんざりしていた人たちに好感された。 
試しに保守の重鎮の渡部昇一に講演を頼んだら喜んで引き受けてくれた。 
平沼赳夫も明治天皇の玄孫、竹田恒泰も田母神俊雄も駆け付けてくれた。
そうした人脈の先に現総理夫人の安倍昭恵もいた。 
龍池に会った保守人士は誠意の欠片も感じさせない彼の面体と口吻に一様に戸惑った。 
ただ保守の人は共通してヒトを疑わない。
みな性善説派の日本人で昭恵も龍池を善人と信じた。 
詐欺師籠池は思った。
保守はご馳走や。
実際、彼らの名を広告塔に「愛国教育の小学校を建てる」と言ったら労せず4億円もの寄付が集まった。
田原総一朗にはできない芸当だった。 
籠池は以来、国有地払い下げや補助金申請のたびに昭恵らの名を出して大物ぶって見せた。
結果、国や大阪府から1億7000万円も騙し取れた。 
ただ予想外の事態が起きた。
隣の豊中市議に福島瑞穂の元秘書がいて、教育勅語を教える小学校などとんでもないと騒ぎ出した。 
地元の辻元清美も動いた。
籠池夫人が「辻元がまた嫌がらせを」とメールで嘆くほどだった。
そして朝日新聞が出てきた。 
籠池は困った。
別に本気の保守じゃない、ただ食い物にしただけだと言ったが朝日は「国有地払い下げに昭恵が圧力をかけた」構図をすでに作っていた。 
籠池は昭恵と組んだ悪役だった。
捜査が入って公金詐欺もバレれば本意でもない「保守の詐欺師」にされてしまう。 
それは避けたい。
で、籠池は保守の皮を脱ぎ棄てて朝日にすり寄ることにした。
「首相夫人の威光で国有地をこんなに安くしてもらった」と偽りの告発をすることにした。 
その代わり詐欺は大目に見てもらえまいか。 
社民党や共産党どもが籠池の家に入っていったのはその取引のためだった。 
かくて朝日が創作した森友疑惑に生き証人が登場することになった。 籠池は政府の圧力で詐欺犯に仕立てられた「国策捜査の被害者」という役回りだった。 
籠池の初公判の日、朝日は紙面を総動員して森友疑惑を再上演したが、笑えたのが天声人語だった。 
籠池は法廷で「水を得た魚のように」弁明し、それを被告席から妻淳子がうっとりと見守る。 
「労わりあう夫婦花」と二人を持ち上げる。 
その狙いは「首相夫人という虎の中の虎の威を借りた」とする朝日の構図に沿わせることにある。 
国費を掠めた極悪人でもここまで美しく書けますって、それ自慢になるのか。


少し若い山口二郎も言うことは「韓国の徴用工にカネを払ってやれ」「安倍を叩き切れ」だけ。それで国から6億円の科研費を貰っている。けじめもない。先行きは暗い。 

2019年03月15日 08時15分52秒 | 日記

読書家の友人が今日は週刊新潮の発売日だと言って買って来てくれた。
5年前の8月以来、朝日新聞の購読は止めたから、今、朝日新聞が、どんなことを書いているのかは全く知らないのだが、今日の、高山正之の変見自在を先ほど読んで大笑いしてしまった。
彼も古田博司教授も5年前の8月以降に知った偉人たちだが、お二人ともユーモアの才も横溢しているのである。
以下は、今日発売された週刊新潮の名物コラム…何しろ私は、これと櫻井よしこさんの連載論文を読むために購読しているのだから…「変見自在」からである。
見出し以外の文中強調は私。
籠池の使い方
およそ詐欺師は目端が利かないといけない。 
この春、横浜市の高齢者宅に「全国銀行協会」名で「5月1日の元号改元による銀行法改正があった」というお知らせが届いた。 
改正に伴って現行のキャッシュカードを「不正防止対策を施したカードに切り替えます」ので「口座番号と暗証番号を記入したうえ古いカードと一緒に下記銀行協会宛に送ってください」とあった。 
改元は目下の話題だ。
カレンダー屋が困っているとか役所の文書もこの際西暦にするとか、テレビも新聞もそんな話を流している。 
今回の詐欺師はその改元騒ぎを巧みについて儲けを企んだ。
実際、騙された人もいたが、ただ計画が杜撰過ぎて捕まった。 
その意味で詐欺師、籠池泰典、淳子夫婦も時流を見る目は持っていた。
夫婦は世の中をつらつら眺めもう左は終わったと見た。
論壇を見たって左は老いた田原総一朗に認知症気味の田中優子くらい。 
少し若い山口二郎も言うことは「韓国の徴用工にカネを払ってやれ」「安倍を叩き切れ」だけ。
それで国から6億円の科研費を貰っている。けじめもない。先行きは暗い。 
これからは日本回帰、保守の時代かもしれない。
で、自分の幼稚園の園児に教育勅語を暗唱させたらすぐ評判になった。 
「保守本流の教育をする寵池」は日教組の偏向教育にうんざりしていた人たちに好感された。 
試しに保守の重鎮の渡部昇一に講演を頼んだら喜んで引き受けてくれた。 
平沼赳夫も明治天皇の玄孫、竹田恒泰も田母神俊雄も駆け付けてくれた。
そうした人脈の先に現総理夫人の安倍昭恵もいた。 
龍池に会った保守人士は誠意の欠片も感じさせない彼の面体と口吻に一様に戸惑った。 
ただ保守の人は共通してヒトを疑わない。
みな性善説派の日本人で昭恵も龍池を善人と信じた。 
詐欺師籠池は思った。
保守はご馳走や。
実際、彼らの名を広告塔に「愛国教育の小学校を建てる」と言ったら労せず4億円もの寄付が集まった。
田原総一朗にはできない芸当だった。 
籠池は以来、国有地払い下げや補助金申請のたびに昭恵らの名を出して大物ぶって見せた。
結果、国や大阪府から1億7000万円も騙し取れた。 
ただ予想外の事態が起きた。
隣の豊中市議に福島瑞穂の元秘書がいて、教育勅語を教える小学校などとんでもないと騒ぎ出した。 
地元の辻元清美も動いた。
籠池夫人が「辻元がまた嫌がらせを」とメールで嘆くほどだった。
そして朝日新聞が出てきた。 
籠池は困った。
別に本気の保守じゃない、ただ食い物にしただけだと言ったが朝日は「国有地払い下げに昭恵が圧力をかけた」構図をすでに作っていた。 
籠池は昭恵と組んだ悪役だった。
捜査が入って公金詐欺もバレれば本意でもない「保守の詐欺師」にされてしまう。 
それは避けたい。
で、籠池は保守の皮を脱ぎ棄てて朝日にすり寄ることにした。
「首相夫人の威光で国有地をこんなに安くしてもらった」と偽りの告発をすることにした。 
その代わり詐欺は大目に見てもらえまいか。 
社民党や共産党どもが籠池の家に入っていったのはその取引のためだった。 
かくて朝日が創作した森友疑惑に生き証人が登場することになった。 籠池は政府の圧力で詐欺犯に仕立てられた「国策捜査の被害者」という役回りだった。 
籠池の初公判の日、朝日は紙面を総動員して森友疑惑を再上演したが、笑えたのが天声人語だった。 
籠池は法廷で「水を得た魚のように」弁明し、それを被告席から妻淳子がうっとりと見守る。 
「労わりあう夫婦花」と二人を持ち上げる。 
その狙いは「首相夫人という虎の中の虎の威を借りた」とする朝日の構図に沿わせることにある。 
国費を掠めた極悪人でもここまで美しく書けますって、それ自慢になるのか。


夫婦は世の中をつらつら眺めもう左は終わったと見た。論壇を見たって左は老いた田原総一朗に認知症気味の田中優子くらい。

2019年03月15日 08時14分47秒 | 日記

読書家の友人が今日は週刊新潮の発売日だと言って買って来てくれた。
5年前の8月以来、朝日新聞の購読は止めたから、今、朝日新聞が、どんなことを書いているのかは全く知らないのだが、今日の、高山正之の変見自在を先ほど読んで大笑いしてしまった。
彼も古田博司教授も5年前の8月以降に知った偉人たちだが、お二人ともユーモアの才も横溢しているのである。
以下は、今日発売された週刊新潮の名物コラム…何しろ私は、これと櫻井よしこさんの連載論文を読むために購読しているのだから…「変見自在」からである。
見出し以外の文中強調は私。
籠池の使い方
およそ詐欺師は目端が利かないといけない。 
この春、横浜市の高齢者宅に「全国銀行協会」名で「5月1日の元号改元による銀行法改正があった」というお知らせが届いた。 
改正に伴って現行のキャッシュカードを「不正防止対策を施したカードに切り替えます」ので「口座番号と暗証番号を記入したうえ古いカードと一緒に下記銀行協会宛に送ってください」とあった。 
改元は目下の話題だ。
カレンダー屋が困っているとか役所の文書もこの際西暦にするとか、テレビも新聞もそんな話を流している。 
今回の詐欺師はその改元騒ぎを巧みについて儲けを企んだ。
実際、騙された人もいたが、ただ計画が杜撰過ぎて捕まった。 
その意味で詐欺師、籠池泰典、淳子夫婦も時流を見る目は持っていた。
夫婦は世の中をつらつら眺めもう左は終わったと見た。
論壇を見たって左は老いた田原総一朗に認知症気味の田中優子くらい。 
少し若い山口二郎も言うことは「韓国の徴用工にカネを払ってやれ」「安倍を叩き切れ」だけ。
それで国から6億円の科研費を貰っている。けじめもない。先行きは暗い。 
これからは日本回帰、保守の時代かもしれない。
で、自分の幼稚園の園児に教育勅語を暗唱させたらすぐ評判になった。 
「保守本流の教育をする寵池」は日教組の偏向教育にうんざりしていた人たちに好感された。 
試しに保守の重鎮の渡部昇一に講演を頼んだら喜んで引き受けてくれた。 
平沼赳夫も明治天皇の玄孫、竹田恒泰も田母神俊雄も駆け付けてくれた。
そうした人脈の先に現総理夫人の安倍昭恵もいた。 
龍池に会った保守人士は誠意の欠片も感じさせない彼の面体と口吻に一様に戸惑った。 
ただ保守の人は共通してヒトを疑わない。
みな性善説派の日本人で昭恵も龍池を善人と信じた。 
詐欺師籠池は思った。
保守はご馳走や。
実際、彼らの名を広告塔に「愛国教育の小学校を建てる」と言ったら労せず4億円もの寄付が集まった。
田原総一朗にはできない芸当だった。 
籠池は以来、国有地払い下げや補助金申請のたびに昭恵らの名を出して大物ぶって見せた。
結果、国や大阪府から1億7000万円も騙し取れた。 
ただ予想外の事態が起きた。
隣の豊中市議に福島瑞穂の元秘書がいて、教育勅語を教える小学校などとんでもないと騒ぎ出した。 
地元の辻元清美も動いた。
籠池夫人が「辻元がまた嫌がらせを」とメールで嘆くほどだった。
そして朝日新聞が出てきた。 
籠池は困った。
別に本気の保守じゃない、ただ食い物にしただけだと言ったが朝日は「国有地払い下げに昭恵が圧力をかけた」構図をすでに作っていた。 
籠池は昭恵と組んだ悪役だった。
捜査が入って公金詐欺もバレれば本意でもない「保守の詐欺師」にされてしまう。 
それは避けたい。
で、籠池は保守の皮を脱ぎ棄てて朝日にすり寄ることにした。
「首相夫人の威光で国有地をこんなに安くしてもらった」と偽りの告発をすることにした。 
その代わり詐欺は大目に見てもらえまいか。 
社民党や共産党どもが籠池の家に入っていったのはその取引のためだった。 
かくて朝日が創作した森友疑惑に生き証人が登場することになった。 籠池は政府の圧力で詐欺犯に仕立てられた「国策捜査の被害者」という役回りだった。 
籠池の初公判の日、朝日は紙面を総動員して森友疑惑を再上演したが、笑えたのが天声人語だった。 
籠池は法廷で「水を得た魚のように」弁明し、それを被告席から妻淳子がうっとりと見守る。 
「労わりあう夫婦花」と二人を持ち上げる。 
その狙いは「首相夫人という虎の中の虎の威を借りた」とする朝日の構図に沿わせることにある。 
国費を掠めた極悪人でもここまで美しく書けますって、それ自慢になるのか。


籠池は困った。別に本気の保守じゃない、ただ食い物にしただけだと言ったが朝日は「国有地払い下げに昭恵が圧力をかけた」構図をすでに作っていた

2019年03月15日 08時06分47秒 | 日記

読書家の友人が今日は週刊新潮の発売日だと言って買って来てくれた。
5年前の8月以来、朝日新聞の購読は止めたから、今、朝日新聞が、どんなことを書いているのかは全く知らないのだが、今日の、高山正之の変見自在を先ほど読んで大笑いしてしまった。
彼も古田博司教授も5年前の8月以降に知った偉人たちだが、お二人ともユーモアの才も横溢しているのである。
以下は、今日発売された週刊新潮の名物コラム…何しろ私は、これと櫻井よしこさんの連載論文を読むために購読しているのだから…「変見自在」からである。
見出し以外の文中強調は私。
籠池の使い方
およそ詐欺師は目端が利かないといけない。 
この春、横浜市の高齢者宅に「全国銀行協会」名で「5月1日の元号改元による銀行法改正があった」というお知らせが届いた。 
改正に伴って現行のキャッシュカードを「不正防止対策を施したカードに切り替えます」ので「口座番号と暗証番号を記入したうえ古いカードと一緒に下記銀行協会宛に送ってください」とあった。 
改元は目下の話題だ。
カレンダー屋が困っているとか役所の文書もこの際西暦にするとか、テレビも新聞もそんな話を流している。 
今回の詐欺師はその改元騒ぎを巧みについて儲けを企んだ。
実際、騙された人もいたが、ただ計画が杜撰過ぎて捕まった。 
その意味で詐欺師、籠池泰典、誇子夫婦も時流を見る目は持っていた。 夫婦は世の中をつらつら眺めもう左は終わったと見た。
論壇を見たって左は老いた田原総一朗に認知症気味の田中優子くらい。 
少し若い山口二郎も言うことは「韓国の徴用工にカネを払ってやれ」「安倍を叩き切れ」だけ。
それで国から6億円の科研費を貰っている。けじめもない。先行きは暗い。 
これからは日本回帰、保守の時代かもしれない。
で、自分の幼稚園の園児に教育勅語を暗唱させたらすぐ評判になった。 
「保守本流の教育をする寵池」は日教組の偏向教育にうんざりしていた人たちに好感された。 
試しに保守の重鎮の渡部昇一に講演を頼んだら喜んで引き受けてくれた。 
平沼赳夫も明治天皇の玄孫、竹田恒泰も田母神俊雄も駆け付けてくれた。
そうした人脈の先に現総理夫人の安倍昭恵もいた。 
龍池に会った保守人士は誠意の欠片も感じさせない彼の面体と口吻に一様に戸惑った。 
ただ保守の人は共通してヒトを疑わない。
みな性善説派の日本人で昭恵も龍池を善人と信じた。 
詐欺師籠池は思った。
保守はご馳走や。
実際、彼らの名を広告塔に「愛国教育の小学校を建てる」と言ったら労せず4億円もの寄付が集まった。
田原総一朗にはできない芸当だった。 
籠池は以来、国有地払い下げや補助金申請のたびに昭恵らの名を出して大物ぶって見せた。
結果、国や大阪府から1億7000万円も騙し取れた。 
ただ予想外の事態が起きた。
隣の豊中市議に福島瑞穂の元秘書がいて、教育勅語を教える小学校などとんでもないと騒ぎ出した。 
地元の辻元清美も動いた。
籠池夫人が「辻元がまた嫌がらせを」とメールで嘆くほどだった。
そして朝日新聞が出てきた。 
籠池は困った。
別に本気の保守じゃない、ただ食い物にしただけだと言ったが朝日は「国有地払い下げに昭恵が圧力をかけた」構図をすでに作っていた。 
籠池は昭恵と組んだ悪役だった。
捜査が入って公金詐欺もバレれば本意でもない「保守の詐欺師」にされてしまう。 
それは避けたい。
で、籠池は保守の皮を脱ぎ棄てて朝日にすり寄ることにした。
「首相夫人の威光で国有地をこんなに安くしてもらった」と偽りの告発をすることにした。 
その代わり詐欺は大目に見てもらえまいか。 
社民党や共産党どもが籠池の家に入っていったのはその取引のためだった。 
かくて朝日が創作した森友疑惑に生き証人が登場することになった。 籠池は政府の圧力で詐欺犯に仕立てられた「国策捜査の被害者」という役回りだった。 
籠池の初公判の日、朝日は紙面を総動員して森友疑惑を再上演したが、笑えたのが天声人語だった。 
籠池は法廷で「水を得た魚のように」弁明し、それを被告席から妻淳子がうっとりと見守る。 
「労わりあう夫婦花」と二人を持ち上げる。 
その狙いは「首相夫人という虎の中の虎の威を借りた」とする朝日の構図に沿わせることにある。 
国費を掠めた極悪人でもここまで美しく書けますって、それ自慢になるのか。


龍池に会った保守人士は誠意の欠片も感じさせない彼の面体と口吻に一様に戸惑った。ただ保守の人は共通してヒトを疑わない。みな性善説派の日本人で昭恵も龍池を善人と信じた

2019年03月15日 08時04分05秒 | 日記

読書家の友人が今日は週刊新潮の発売日だと言って買って来てくれた。
5年前の8月以来、朝日新聞の購読は止めたから、今、朝日新聞が、どんなことを書いているのかは全く知らないのだが、今日の、高山正之の変見自在を先ほど読んで大笑いしてしまった。
彼も古田博司教授も5年前の8月以降に知った偉人たちだが、お二人ともユーモアの才も横溢しているのである。
以下は、今日発売された週刊新潮の名物コラム…何しろ私は、これと櫻井よしこさんの連載論文を読むために購読しているのだから…「変見自在」からである。
見出し以外の文中強調は私。
籠池の使い方
およそ詐欺師は目端が利かないといけない。 
この春、横浜市の高齢者宅に「全国銀行協会」名で「5月1日の元号改元による銀行法改正があった」というお知らせが届いた。 
改正に伴って現行のキャッシュカードを「不正防止対策を施したカードに切り替えます」ので「口座番号と暗証番号を記入したうえ古いカードと一緒に下記銀行協会宛に送ってください」とあった。 
改元は目下の話題だ。
カレンダー屋が困っているとか役所の文書もこの際西暦にするとか、テレビも新聞もそんな話を流している。 
今回の詐欺師はその改元騒ぎを巧みについて儲けを企んだ。
実際、騙された人もいたが、ただ計画が杜撰過ぎて捕まった。 
その意味で詐欺師、籠池泰典、誇子夫婦も時流を見る目は持っていた。 夫婦は世の中をつらつら眺めもう左は終わったと見た。
論壇を見たって左は老いた田原総一朗に認知症気味の田中優子くらい。 
少し若い山口二郎も言うことは「韓国の徴用工にカネを払ってやれ」「安倍を叩き切れ」だけ。
それで国から6億円の科研費を貰っている。けじめもない。先行きは暗い。 
これからは日本回帰、保守の時代かもしれない。
で、自分の幼稚園の園児に教育勅語を暗唱させたらすぐ評判になった。 
「保守本流の教育をする寵池」は日教組の偏向教育にうんざりしていた人たちに好感された。 
試しに保守の重鎮の渡部昇一に講演を頼んだら喜んで引き受けてくれた。 
平沼赳夫も明治天皇の玄孫、竹田恒泰も田母神俊雄も駆け付けてくれた。
そうした人脈の先に現総理夫人の安倍昭恵もいた。 
龍池に会った保守人士は誠意の欠片も感じさせない彼の面体と口吻に一様に戸惑った。 
ただ保守の人は共通してヒトを疑わない。
みな性善説派の日本人で昭恵も龍池を善人と信じた。 
詐欺師籠池は思った。
保守はご馳走や。
実際、彼らの名を広告塔に「愛国教育の小学校を建てる」と言ったら労せず4億円もの寄付が集まった。
田原総一朗にはできない芸当だった。 
籠池は以来、国有地払い下げや補助金申請のたびに昭恵らの名を出して大物ぶって見せた。
結果、国や大阪府から1億7000万円も騙し取れた。 
ただ予想外の事態が起きた。
隣の豊中市議に福島瑞穂の元秘書がいて、教育勅語を教える小学校などとんでもないと騒ぎ出した。 
地元の辻元清美も動いた。
籠池夫人が「辻元がまた嫌がらせを」とメールで嘆くほどだった。
そして朝日新聞が出てきた。 
籠池は困った。
別に本気の保守じゃない、ただ食い物にしただけだと言ったが朝日は「国有地払い下げに昭恵が圧力をかけた」構図をすでに作っていた。 
籠池は昭恵と組んだ悪役だった。
捜査が入って公金詐欺もバレれば本意でもない「保守の詐欺師」にされてしまう。 
それは避けたい。
で、籠池は保守の皮を脱ぎ棄てて朝日にすり寄ることにした。
「首相夫人の威光で国有地をこんなに安くしてもらった」と偽りの告発をすることにした。 
その代わり詐欺は大目に見てもらえまいか。 
社民党や共産党どもが籠池の家に入っていったのはその取引のためだった。 
かくて朝日が創作した森友疑惑に生き証人が登場することになった。 籠池は政府の圧力で詐欺犯に仕立てられた「国策捜査の被害者」という役回りだった。 
籠池の初公判の日、朝日は紙面を総動員して森友疑惑を再上演したが、笑えたのが天声人語だった。 
籠池は法廷で「水を得た魚のように」弁明し、それを被告席から妻淳子がうっとりと見守る。 
「労わりあう夫婦花」と二人を持ち上げる。 
その狙いは「首相夫人という虎の中の虎の威を借りた」とする朝日の構図に沿わせることにある。 
国費を掠めた極悪人でもここまで美しく書けますって、それ自慢になるのか。


「天皇制廃止」を訴える左派団体「反天皇制運動連絡会」(反天連)を主な母体とする「6・3天皇制いらないデモ実行委員会」が3日、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅周辺で

2019年03月15日 07時59分33秒 | 日記

朝鮮人であるだけでなく、女であることはそんなに叩かれやすいのか。辻元清美もそう。福島瑞穂もそう。」と題して2018-04-18と題して発信した章が今gooで検索数ベスト10に入っている。
以下は前章の続きである。
●民進党の辻本清美議員、『天皇制廃止』を主張。
辻本清美の著書『清美するで!!新人類が船を出す!』(第三書館)で以下のように日本国象徴である天皇陛下に対してヘイトスピーチをしている。 
辻元清美や福島瑞穂は典型的な在日朝鮮人の反日思想です。
「生理的に嫌だと思わない?ああいう人達というか、ああいうシステム、ああいう一族が近くで空気を吸いたくない」「人生訓とか、道徳を押し付けたがるし。でも、そういうのって、天皇とあの一族の気持ち悪さに直結してるよね。天皇制ってなくなるかな。」
「憲法について言えば、私はいま『護憲派』と言われているわけですが、本当のことを言えば、1条から8条はいらないと思っています。天皇制を廃止しろとずっと言っています。 天皇制を廃止する、女が総理大臣になる、安保を廃棄する、この3つで日本は大きく舵を切れる」
「(拉致問題の解決よりも優先すべき、)北朝鮮との国交正常化のなかでは、戦後補償が出てくるでしょう… 日本は、かつて朝鮮半島を植民地にして言葉まで奪ったことに対して、北朝鮮には補償を何もしていないのだから、あたりまえの話です。 そのこととセットにせずに、「9人、10人返せ!」ばかり言ってもフェアではない」
https://pbs.twimg.com/media/C3RUdvpUMAEByRa.jpg 
辻元の応援団で、沖縄独立を訴える在日コリアン3世の辛淑玉は自身についての言及の中で、 「朝鮮人であるだけでなく、女であることはそんなに叩かれやすいのか。辻元清美もそう。福島瑞穂もそう。」と辻本清美らも朝鮮人であり女のため叩かれ易いと述べている。
▼吉祥寺で、某団体の天皇制廃止デモで騒然となる。
「天皇制廃止」を訴える左派団体「反天皇制運動連絡会」(反天連)を主な母体とする「6・3天皇制いらないデモ実行委員会」が3日、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅周辺で「帰ってきた天皇制いらないデモ」を行い、 
反天連が動員した百数十人のほかに、数百人の機動隊、警備、公安関係者、デモに抗議する右派団体の関係者らで街は騒然となった。 
http://www.sankei.com/affairs/news/170603/afr1706030016-n1.html
この団体は在日韓国人団体でしょうか? 
王室がある国は歴史ある国として尊敬され、皇室外交が国間の友好に役立っています。 
眞子様もブータンに行き国王らと友好を深め、親日国を増やしているのです。 
多くの韓国人は妬みから日本に天皇がいるのが気に入らないと言います。 
欧州には由緒ある王室が多々ありますが、それでも数百年程度の歴史で、2600年続いている王室は世界になく世界最古の王室としての権威があります。 
王室や貴族などのステータスに拘る欧州人にも認めらる要素となります。
●民進党の白眞勲議員、在日韓国人の地方参政権目指す。
民団中央本部が主宰する第214回記者・市民セミナーが26日、韓国中央会館(東京・港区)で開かれ、民進党の白眞勲国会議員が、韓日友好親善の在り方について講演した。
白議員は朝鮮日報日本支社長を経て、2004年に当時の民主党公認の比例代表で参議院議員に立候補。 
http://www.mindan.org/front/newsDetail.php?category=0&newsid=23308


辻元の応援団で、沖縄独立を訴える在日コリアン3世の辛淑玉は自身についての言及の中で、 「朝鮮人であるだけでなく、女であることはそんなに叩かれやすいのか

2019年03月15日 07時58分03秒 | 日記

朝鮮人であるだけでなく、女であることはそんなに叩かれやすいのか。辻元清美もそう。福島瑞穂もそう。」と題して2018-04-18と題して発信した章が今gooで検索数ベスト10に入っている。
以下は前章の続きである。
●民進党の辻本清美議員、『天皇制廃止』を主張。
辻本清美の著書『清美するで!!新人類が船を出す!』(第三書館)で以下のように日本国象徴である天皇陛下に対してヘイトスピーチをしている。 
辻元清美や福島瑞穂は典型的な在日朝鮮人の反日思想です。
「生理的に嫌だと思わない?ああいう人達というか、ああいうシステム、ああいう一族が近くで空気を吸いたくない」「人生訓とか、道徳を押し付けたがるし。でも、そういうのって、天皇とあの一族の気持ち悪さに直結してるよね。天皇制ってなくなるかな。」
「憲法について言えば、私はいま『護憲派』と言われているわけですが、本当のことを言えば、1条から8条はいらないと思っています。天皇制を廃止しろとずっと言っています。 天皇制を廃止する、女が総理大臣になる、安保を廃棄する、この3つで日本は大きく舵を切れる」
「(拉致問題の解決よりも優先すべき、)北朝鮮との国交正常化のなかでは、戦後補償が出てくるでしょう… 日本は、かつて朝鮮半島を植民地にして言葉まで奪ったことに対して、北朝鮮には補償を何もしていないのだから、あたりまえの話です。 そのこととセットにせずに、「9人、10人返せ!」ばかり言ってもフェアではない」
https://pbs.twimg.com/media/C3RUdvpUMAEByRa.jpg 
辻元の応援団で、沖縄独立を訴える在日コリアン3世の辛淑玉は自身についての言及の中で、 「朝鮮人であるだけでなく、女であることはそんなに叩かれやすいのか。辻元清美もそう。福島瑞穂もそう。」と辻本清美らも朝鮮人であり女のため叩かれ易いと述べている。
▼吉祥寺で、某団体の天皇制廃止デモで騒然となる。
「天皇制廃止」を訴える左派団体「反天皇制運動連絡会」(反天連)を主な母体とする「6・3天皇制いらないデモ実行委員会」が3日、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅周辺で「帰ってきた天皇制いらないデモ」を行い、 
反天連が動員した百数十人のほかに、数百人の機動隊、警備、公安関係者、デモに抗議する右派団体の関係者らで街は騒然となった。 
http://www.sankei.com/affairs/news/170603/afr1706030016-n1.html
この団体は在日韓国人団体でしょうか? 
王室がある国は歴史ある国として尊敬され、皇室外交が国間の友好に役立っています。 
眞子様もブータンに行き国王らと友好を深め、親日国を増やしているのです。 
多くの韓国人は妬みから日本に天皇がいるのが気に入らないと言います。 
欧州には由緒ある王室が多々ありますが、それでも数百年程度の歴史で、2600年続いている王室は世界になく世界最古の王室としての権威があります。 
王室や貴族などのステータスに拘る欧州人にも認めらる要素となります。
●民進党の白眞勲議員、在日韓国人の地方参政権目指す。
民団中央本部が主宰する第214回記者・市民セミナーが26日、韓国中央会館(東京・港区)で開かれ、民進党の白眞勲国会議員が、韓日友好親善の在り方について講演した。
白議員は朝鮮日報日本支社長を経て、2004年に当時の民主党公認の比例代表で参議院議員に立候補。 
http://www.mindan.org/front/newsDetail.php?category=0&newsid=23308


北朝鮮には補償を何もしていないのだから、あたりまえの話です。そのこととセットにせずに、「9人、10人返せ!」ばかり言ってもフェアではない」

2019年03月15日 07時56分44秒 | 日記

朝鮮人であるだけでなく、女であることはそんなに叩かれやすいのか。辻元清美もそう。福島瑞穂もそう。」と題して2018-04-18と題して発信した章が今gooで検索数ベスト10に入っている。
以下は前章の続きである。
●民進党の辻本清美議員、『天皇制廃止』を主張。
辻本清美の著書『清美するで!!新人類が船を出す!』(第三書館)で以下のように日本国象徴である天皇陛下に対してヘイトスピーチをしている。 
辻元清美や福島瑞穂は典型的な在日朝鮮人の反日思想です。
「生理的に嫌だと思わない?ああいう人達というか、ああいうシステム、ああいう一族が近くで空気を吸いたくない」「人生訓とか、道徳を押し付けたがるし。でも、そういうのって、天皇とあの一族の気持ち悪さに直結してるよね。天皇制ってなくなるかな。」
「憲法について言えば、私はいま『護憲派』と言われているわけですが、本当のことを言えば、1条から8条はいらないと思っています。天皇制を廃止しろとずっと言っています。 天皇制を廃止する、女が総理大臣になる、安保を廃棄する、この3つで日本は大きく舵を切れる」
「(拉致問題の解決よりも優先すべき、)北朝鮮との国交正常化のなかでは、戦後補償が出てくるでしょう… 日本は、かつて朝鮮半島を植民地にして言葉まで奪ったことに対して、北朝鮮には補償を何もしていないのだから、あたりまえの話です。 そのこととセットにせずに、「9人、10人返せ!」ばかり言ってもフェアではない」
https://pbs.twimg.com/media/C3RUdvpUMAEByRa.jpg 
辻元の応援団で、沖縄独立を訴える在日コリアン3世の辛淑玉は自身についての言及の中で、 「朝鮮人であるだけでなく、女であることはそんなに叩かれやすいのか。辻元清美もそう。福島瑞穂もそう。」と辻本清美らも朝鮮人であり女のため叩かれ易いと述べている。
▼吉祥寺で、某団体の天皇制廃止デモで騒然となる。
「天皇制廃止」を訴える左派団体「反天皇制運動連絡会」(反天連)を主な母体とする「6・3天皇制いらないデモ実行委員会」が3日、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅周辺で「帰ってきた天皇制いらないデモ」を行い、 
反天連が動員した百数十人のほかに、数百人の機動隊、警備、公安関係者、デモに抗議する右派団体の関係者らで街は騒然となった。 
http://www.sankei.com/affairs/news/170603/afr1706030016-n1.html
この団体は在日韓国人団体でしょうか? 
王室がある国は歴史ある国として尊敬され、皇室外交が国間の友好に役立っています。 
眞子様もブータンに行き国王らと友好を深め、親日国を増やしているのです。 
多くの韓国人は妬みから日本に天皇がいるのが気に入らないと言います。 
欧州には由緒ある王室が多々ありますが、それでも数百年程度の歴史で、2600年続いている王室は世界になく世界最古の王室としての権威があります。 
王室や貴族などのステータスに拘る欧州人にも認めらる要素となります。
●民進党の白眞勲議員、在日韓国人の地方参政権目指す。
民団中央本部が主宰する第214回記者・市民セミナーが26日、韓国中央会館(東京・港区)で開かれ、民進党の白眞勲国会議員が、韓日友好親善の在り方について講演した。
白議員は朝鮮日報日本支社長を経て、2004年に当時の民主党公認の比例代表で参議院議員に立候補。 
http://www.mindan.org/front/newsDetail.php?category=0&newsid=23308