最初、この本の題名を見て
衝撃を受けました。
だって、思いやる気持ちがなかったら、
差別なんか、なくならないに
決まってるじゃないの。
でも、この本の筆者が言いたいことは
そういうことじゃなくて。
何でもかんでも「思いやりが大事」と
捉えることで、ジェンダーに
ついてのことが、個々人の心の問題と
言われてしまって、その先の議論に
進めなくなっている。
あるいは、そういう捉え方こそが
その先の議論に進めないように
させている原因ではないのか。
私たちは、普段から
マジョリティの側にいて、
守られた立場でマイノリティを
語っているんだということを
思い知らされました。
興味のある方は、ぜひ一読を。
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