すずりんの日記

動物好き&読書好き集まれ~!

妬まずにはいられない症候群。

2024年11月28日 | 本・映画など


友人の成功を喜べない、
他人の不幸な話を心の中では
面白がって聞いてしまう、など、
誰でも多かれ少なかれ、
こうした感情を持っていますよね。

この本では、そんな「妬み」の感情が、
どのような心理メカニズムによって
生じるのか、その要因を分析し、
平易に解説してくれています。

そして、よりよい人間関係を築き、
自信と誇りを持って生きていくために、
嫉妬心の克服法を提案しています。

一度しかない人生を、
妬みの感情にとらわれて、
鬱々として送ってしまうのは、
いかにも残念です。

本書は、妬みの心理を解き明かした
心理学の本であるとともに、
人生を悔いなく、爽やかに生きるための
人生の処方箋となっています。

興味のある方は、ぜひ一読を。





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毎日耳トレ。

2024年11月22日 | 本・映画など


耳トレ」とは、音を聴きながら
耳を鍛えるトレーニングのこと。

私の担当の児童は「聴き方」が弱く、
でも、聴力自体は問題はないんです。

なので、この「耳トレ」が
有効ではないか、と考えました。

耳のゆがみをなおすことで、
聴覚刺激が脳に伝わり、
活性化するとのこと。

そして、「耳を鍛えることは
脳を鍛えること」にもなる。

要は、「集中して聴く」訓練ですね。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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吃音の世界。

2024年11月20日 | 本・映画など


言葉に詰まること=ダメなこと?

自ら吃音に悩み続けてきた医師が綴る、
自分を受け入れ、他者を受け入れる
ヒントの数々が書かれています。

吃音は、最初の語を繰り返す「連発」
(ぼ、ぼ、ぼ、ぼくは)と、
最初の言葉を引き伸ばす「伸発」
(ぼ―――くは)と、
言葉が強制的に発話阻害される「難発」
(………ぼくは)の三種類があります。

吃音症の人は100人に
1人の割合で存在し、
日本では約120万人、
世界では約7000万人いると
言われています。

幼少期から、吃音で
悩み苦しんできた医師が、
吃音の当事者のみならず、
私たちがより多様な社会を生きるための
ヒントを伝えてくれています。

興味のある方は、ぜひ一読を。





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グリム、イソップ、日本昔話 人生に効く寓話。

2024年11月12日 | 本・映画など


佐藤優氏の名前が出ているのが
気になって購入した一冊。

「舌切り雀」には商売の厳しさが、
「浦島太郎」には私たちの定年後が、
「花咲かじじい」には部下の使い方が、
「雪女」には夫婦の現実が、
「すっぱいぶどう」には競争社会の
身の処し方が説かれており、
大人こそ寓話を読み直すべき。

グリム童話、イソップ童話、
日本の民話や寓話など、
長く重い人生を軽やかに
生きるための知恵が詰まっており、
佐藤優氏と池上彰氏の掛け合いも
面白い一冊です。

興味のある方は、ぜひ一読を。




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「音は聞こえているのに聞きとれない」人たち。

2024年11月06日 | 本・映画など


先日、ふと、担当児童がAPDでは?
と思って、購入しました。

なぜ、相手の言っていることが
よくわからないのか。

「雑音の中では話が聞きとれない」、
「口頭の指示は理解しにくい」、
「話を聞きながらメモや
ノートをとるのが苦手」、
「話が長くなると、途中から何を
言っているのかわからなくなる」、など、
「音は聞こえているのに聞きとれない」
という症状を「APD」、
「聴覚情報処理障害」と言います。

APDの原因は、脳損傷の既往の
あるタイプ、発達障害タイプ、
認知的な偏りのあるタイプ、
心理的な問題を抱えるタイプ、の
4つのタイプに分かれることが
わかってきました。

聞きとれずにミスをしたり、
人間関係がこじれたりなど
トラブルを抱えると、「自分はダメだ」と
責めがちですが、APDは、発達障害や
脳の認知機能の問題が関係しており、
本人のせいではないんです。 

APDを、生まれながらの
特性や個性のひとつとしてとらえ、
うまくつきあう方法を考えるためには、
まず、APDについて知り、
正しく理解することが重要です。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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APD/LiDって何!?

2024年10月29日 | 本・映画など


先日、聴覚障害児についての勉強を
していて、APD/LiDについての
記述がありました。

そしてふと、気づいたんですよ。
APD/LiDが、担当の児童に
症状が似てる、って。

それで、APD/LiDを
もっと知りたくて買った本です。

APD/LiDは、耳が
キャッチした音を、言葉として
理解することができない症状で、
具体的には、雑音の中で人の話が
聞き取りにくかったり、
電話の声が聞き取りにくかったりします。
他には、話のスピードが速いと
ついていけない、とか、
大勢で話をするのが苦手、などです。

聴覚障害とAPD/LiDや
発達障害は、症状が似ていて、
しっかりと検査などを
受けてみないと判別が難しいですが、
実際に診断を受けた、作者のきょこさんが
この本で、わかりやすく、
APD/LiDの人の困難さや
生活での工夫などを書いてくれています。

興味のある方は、ぜひ一読を。




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きもちのことばえほん。

2024年10月25日 | 本・映画など



最近の子が、何かにつけて
「死ね」と言うのは、「嫌だ」とか
「やめて」とか「わからない」という
気持ちを表す言葉を知らないから。

ということを知って、
私自身も、「気持ちを表す言葉」
というものを、丁寧に児童に
教えていかなければならない、
と感じるようになりました。

この本は、うれしい・たのしい・
かなしい・すき・こわい、など、
7ジャンル154種類の
「きもちのことば」を、
わかりやすくイラスト化しています。

語彙力、表現力、コミュニケーション力、
思考力がぐんぐん伸びる絵本です。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方。

2024年10月23日 | 本・映画など


学び直したい大人、必読です!
大人には、大人の脳にあった
勉強法があるんです!

勉強したい!、挑戦したい!けど、
のせいで中々覚えたいことが
頭に入らないと実感しているあなた! 

実は私もその1人です。

原因は、脳の使い方のせいだったんですよ。

学生時代の脳と今の大人の脳では
そもそも、仕組みが変わっていて、
記憶力の低下も、もの覚えの悪さも、
加齢による脳の老化が
原因ではないんですって。

むしろ、大人の脳は学生時代より
「いい状態」になっていて、
30代も40代も50代も60代以降も、
脳は伸び盛りで、学生時代よりも
勉強するのに最適な時期らしい。

本書では、脳科学に基づいて、
大人の脳の使い方を紹介しています。

興味のある方は、ぜひ一読を。





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はじめて特別支援学級の担任になったら。

2024年10月17日 | 本・映画など


この本は、マンガ・ストーリー・図解で
特別支援学級担任の仕事の流れや、
子ども・保護者・関係者との
「関わり方」がわかります。

主人公は、特別支援学級の担任に
突然指名された、教師10年目のカケル。

とまどいながらも、先輩教師や同僚、
保護者、そして何より子どもたちとの
関わりを通して、教師として
成長していきます。

「授業の指導計画」や
「個別の指導計画」の立案方法、
特別支援児童の実態把握や
指導方法などの他にも、
わかりやすい基本用語解説付きで、
特別支援学級の担任として
知っておくべき用語を解説し、
一覧にまとめてあります。

あ〜!もっと早くこの本と
出会いたかった!!

興味のある方は、ぜひ一読を。






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トイレの若手さん。

2024年10月15日 | 本・映画など


学校段階を問わず、
先生方の仕事量は増すばかり。
働き方改革が進められているとはいえ、
依然として厳しい労働環境に
あると言います。
そのような中、希望や期待に満ちて
教職に就いたものの、
心身の体調を崩して休職してしまったり、
失意のうちに退職してしまったりする
若手教員は決して少なくありません。

教員不足が叫ばれる今日。
もし、若手教員を窮地から
救い出せなければ、ゆくゆくは
学校教育そのものが
立ちゆかなくなるかもしれません。

こうした状況を打開できる鍵を握るのが、
ミドルリーダーの先生方です。

ただ、そうはいっても、
ミドルリーダーもまた
数多くの業務を抱えています。
そうした状況にありながら、
若手教員が無理なく伸び伸びと
職能成長していけるよう
サポートするには、どうすれば
よいのでしょうか。

この本では、とてもネガティブな
マインドをもった、架空の若手さんの
対応を通じて、どのようにすれば、
若手教員を支え、職能成長を
促していけるか、その考え方と方法を
紹介しています。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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どんどんつながる漢字練習帳。

2024年10月13日 | 本・映画など


私の担当している児童は、
漢字を覚えるのが、ちょっと苦手。

なので、こんな本を買ってみました。

これは、日本語教育用の漢字テキスト。
「雨→雪、電」、「車→連、運」、
「牛→物、特」というように、
同じパーツを持つ漢字の仲間を、
イラストと意味の説明で、
イメージをふくらませて、つなげて
楽しみながら覚えることができます。

「ひたすら書いて覚える」のをやめて、
漢字本来の魅力を味わいながら、
学習者が使える漢字を、どんどん
増やしていくことができます。


元々は、非漢字圏からの学習者が増加し、

漢字の暗記で学習者の意欲が低下したり、

語彙習得にも支障をきたしたりして

困っている、という声があり、

そんな学習者に向けて、楽しく

漢字が覚えられる、と自信と実感を

持ってもらえるテキストになっています。


興味のある方は、ぜひ一読を。






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定期購読始めました。

2024年10月09日 | 本・映画など


教員2年目で、初めて特別支援学級の
担任となり、学ぶことがいっぱいです。

今の自分に必要なことは、
様々な人から、様々な経験を学ぶこと。

その1つが、教育書を読むこと。
でも、自分ではなかなか
毎月同じように読むことはできないので、
定期購読することにしました。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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育てる力。

2024年09月09日 | 本・映画など


北海道日本ハムファイターズの
前監督の栗山英樹さんの本。

栗山さんは監督時代、選手一人一人に
「日本資本主義の父」と呼ばれる
渋沢栄一の著書『論語と算盤』を
渡していたそうですよ。

もちろん、あの、大谷翔平選手も
熟読しているはずです。

「論語は経営に役立つ」
「私心を捨てて組織のために動く」など、
『論語と算盤』の哲学を、
組織を作る上での基礎としていたらしいです。

『論語と算盤』を通じて
「勝てる組織、強い人材」を
作り上げるためにはどうしたらいいのかを、
栗山さん自身の経験を踏まえて
解き明かしていきます。

びっくりしたのは、巻末に、栗山さんと
渋沢栄一の子孫である、渋澤健氏との
対談が特別収録されていて、
渋澤健氏自身も若い頃に『論語と算盤』を
読むように言われて初めて読んだそうですよ。

興味のある方は、ぜひ一読を。





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大衆教育社会のゆくえ。

2024年09月07日 | 本・映画など


学歴主義と平等神話の戦後史」という
副題にあるように、戦後日本の
教育についての分析を行っています。

高い学歴を求める風潮と、
それを可能にした豊かさの一方で、
受験競争や、学歴信仰への批判も
根強くある日本ですが、
成績による序列化を忌避して、
それこそが教育をゆがめる元凶だとして
嫌う心情が、他国においてはユニークだと
みなされている、ということに驚きました。

この本で、日本の教育がこのように
捉えられるようになった経緯を探り、
欧米との比較も交えて、日本の教育が、
社会の形成にどのような影響を
与えたかを考えさせられます。

興味のある方は、ぜひ、一読を。




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ニュートン別冊。

2024年08月30日 | 本・映画など


久しぶりに、科学雑誌を読みました。

若い頃は、生物学や科学の
本や雑誌をよく読みました。

別に、専門家でも何でもないんですけど、
自分が生きてるこの世界には、
まだまだ、自分が知らないことが
満ち溢れている、ということを
感じられて、それを知ることが
楽しいんですよね〜。

内容は全く理解できてないですけどね。

この雑誌も、結局、
宇宙はまだまだ謎に包まれていて
私たちが知らないことがたくさんある、
という結論なんですけど、
解明されたことを追い求める
科学者や専門家の人生の読み物と
して読んでも楽しめました。

内容は、ちんぷんかんぷんでしたけど。

興味のある方は、ぜひ、一読を。





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